枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

無農薬栽培

2008年10月04日 | Weblog
  

 図書館を利用するのも、情報が必要な事とと、ゆっくり読みたいからである。
 以前は、児童書が多かったのだが、最近は自然の恵みや、生死にひどく惹かれてその関係の著作が多い。

 砂漠に木を植えれば植えるほど、砂漠化するという皮肉にも満ちた言い方にも納得できる。
 雨を降らす元は、地上に緑がなくてはならない、というのも星の一生を知っていればわかることなんだよ。

 人間が住みよくするために、便利にはなったけれども、住み難くなっていることでもあるんだものね。

 今年、赤鉈豆の豆が手に入って植えた。赤といっても、ピンクのようなのや、赤紫のようなのもある。これはほとんどを手作りの味噌に漬ける。ニキビ、吹き出物や、痰のからみ、喘息、歯槽膿漏と多々ある。

 乾燥させるには素早くできないと黴が生える。それはそれで微生物の発生を促すから好都合なんですが、青い鞘のまま味噌に入れるのが手っ取り早い。後は、焼酎浸け。無農薬ですから安心して勧められる。
 商品化すると、やっぱり農薬をかけざるを得ないらしい。

 夏限定の旬の食べ物です。素揚げや、かき揚げ、また散らし鮨の上にはると、緑がきれいです。キヌサヤやインゲンの代わりですね。これらと違う鉈豆の使用方法は、湯がいた後の湯を捨てない事です。薄めて飲みます。お茶ですね。塩で湯がきますから、そのままでは辛いと思います。少量にするか或いは薄めるのです。

 一昨日、実家の近くの大阪から越してこられた方に、田んぼで枇杷を植えておられるのでアドバイスをしたけれど、まったくの無農薬でするには準備がそれなりに必要なことだと痛感した。土の状態や、そこだけの気温の変化や、日当たり等、よく視ながら、何をすべきかやっていかなければ、ただ闇雲に、無農薬というだけでは無駄だと思うなぁ。

 百姓という仕事は、自然との対話から始まるンです。体が、空気や風が、太陽の動きや、月の満ち欠けを熟知できないと、何をしても無駄であろう。

 それなら初めから、何もしない方が却ってよい。
 聴こえるのは神の声のみであるんだけれども・・・。
 ああ、人間の中に居るとひどく疲れるよ。

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