枇杷葉の葉を、寒中に採って、小さく切った葉を、市販のお茶パックに詰め、紙袋に入れてか、ダンボール箱での保管をする。本来は、冷凍庫での保管が望ましいが、収納力での問題が生じることもある。風通しの良い場所での保管でよい。
枇杷葉が、苗の場合には、葉は収穫できない。せめて3年程からしたい。その場合には、飲む都度で採り、葉が増えて、硬くなってからがよい。何本か植えておき、その年に収穫する木を決める。5年経過すると、可なりの大きさに育つ。できれば硬くてごわごわしたのがいい。
南側に植えると、低木になる。北側だと背高のっぽになる。東側は生育がよいが、実付きは然程ではない。西側だとひ弱になり芳しくない。然し、どちらの方角でも、それなりには育つ。枇杷葉の葉は、大きくて硬い物を選び、軸と葉先を切って、焼酎に漬け、湿布に用いる。
枇杷葉エキスの出た物は、切り傷を始めとする、あらゆることに対応できる。蜂、百足刺されにも威力を発揮する。焼酎に浸かった枇杷葉は、腰痛予防や解熱に効果がみられ、特に火傷には、傷跡を残さず完治させる。生葉にも効果がある。
眼病、結膜炎にも、エキスで拭き取ると、数回で目脂が治る。めばちこ(ものもらい)も同様に効き目がある。膀胱炎や切れ痔、いぼ痔等、ガーゼに浸して患部に当てる。その都度、ガーゼは取り替える。下着が枇杷葉エキスで染まるのでナプキンを使用する。
中耳炎には、綿棒で傷つけないようエキスを入れ、完治するまで繰り返す。扁桃腺には、タオルか手拭での手当てをする。これもエキスが付くと、元に戻らないので、専用の物に決めてする。焼酎は35℃のホワイトリカーを使う。氷砂糖は入れない。
枇杷は夏の物です。実を食べた後は、種をきれいに洗っておきます。花芽は、中々採れません。貴重品です。枇杷葉だけでも、アミグダリンの威力は素晴しく、癌細胞に立ち向かっていく。枇杷葉茶を飲みながら、枇杷葉温圧療法をされるのもいい。
これには生葉と蒟蒻での治療法だが、根気と持続力が求められ、施行する者の自愛の心が求められる。親に、連れ合いに、子や孫に、健康で居られることを感謝して、枇杷葉茶を飲用されることを薦めます。自然治癒能力は、相乗効果を発揮します。
先日の土砂振りの後、黄昏にかかった虹。二重になっていて、綺麗でした。
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