寒いのである。暖房の室温を上げての、居場所に今朝のすばる。実によく知っており賢い。ストーブの前から動かないし、餌を平らげたら、素早くこっちに移動する。飼い主も寒さに弱いので、すばるのためでもないが、何時もの場所で気持ちよさそうにしている。春は遠のくばかり、桜は散り始め。
昨夜、思い立って片付けをする。旧型のパソコンは使えなくなったので、買っただけのテレビを、DVDとCDを観聴き出来るようにするのだ。電気屋が来てからでは慌てるので、早目に準備をしておく。取敢えずは、洗濯をしようと敷き布を外したが、何年も敷きっ放しで汚れている。漬けておこう。
今朝は、その洗濯に大わらわで、やっと済ませた。風邪の後遺症か、背中が疼きしんどい。食欲もないが、仕事に行くには、と無理矢理口にする。大根の酢味噌が咽喉を濾す。白味噌で作ったので、さっぱりしていて美味しい。耳の後ろも痛く、雑音が聴こえるのだが、余り休むと気力も衰えるので。
年齢に見合った働き方が可能であればいいが、介護の仕事にはない。可と言って、新しい仕事には慣れず、それだけで体力の消耗が起きる。政府の財政は赤字で破綻、それなのに戦闘機を買ったり、核の輸出を図ったりで、庶民の暮しには向き合わない者ばかり。人間が戦わないのだからいいのか?
激務を終え帰宅。花冷えどころじゃない!暖房の傍に寄っていく。っていうか、着替えもセーターにする。これ程に冷え込むとは・・・桜も二分散りくらいで、まだまだ花は見えるが、この寒さに猫も居ない。リエさんから、荷物が着いた連絡がある。そんなに悦んでもらえるとは、よかったです。
何かね、根本のところが違うのよ。光瀬龍原作・竹宮惠子画、アンドロメダ・ストーリを思い出す。これはアニメにもなったようだが、機械に支配されるには、その前に人類が居たのだ。宇宙に関心を持ち、遠く遥かな世界を招くにもいいが、地球に棲む生き物にも、無関心ではいられない筈だが。
天変地異の起きる予兆にも、機械で知ることは不可能だ。神の意志でも、憑依されるのでもなく、それは降臨されてくる。太古の時代から、知らされる者だけに伝わって来た。妲己やジャンヌダルクがそうであろう。神の名に於いて、そういう真実をまやかしに仕上げ、制裁してきた異常者達がいた。
月は、季節にも年月にも、変わることなく天に懸かる。人々の心には、どんな姿で観えるのか。