数日間、如何せんネット接続不可能、と相成ってしまい、泣くに泣けない状態が続いておりました。回線仕様をしている、あちこちに連絡を取るものの、相手の言っていることが理解できずで、仕方なくテレビをDVD専用に切り替えたり、読書に勤しんでおりました。何時もの方が来宅で解決。
然し、ものの10分もしない内です。画面を次々に切り替えて、作業を済ませて完了。こういう離れ業、というか神技というのは、どうすれば出来るのかが不明です。わたくしには不可能な選択です。勤務先に居たので、お礼も受け取らずで。奇特な方でもあり感謝に堪えません。感動しました。
更新が出来なかった間は、樹木希林さんが行った、有名人との対談を読み、とても懐かしくその頃を思い出す。この幅広い人脈、ご自身の事も普通に話されていて、とても興味深い。飾らないことを意識するでもなしで、さり気ない言葉に、やさしさが見えるのが楽しい。面白みも多く含んで。
そんなこんなで、退屈する暇もなく、有意義ではあったが、何分更新の出来ない心もとさが、日増しに大きくなって、ちょっとしたストレスになっていた。毎日していることが出来ない、或いはしたくても不可能、という状態は、心への負担が大きい。それでも直接に影響のあることでもない。
DVDも堪能できると思いきや、電源の基本的な操作に手間取る。一日経つと、最初に戻るらしく、面倒くさいことこの上ない。それでも、画面がでかいので、迫力満点の効果が大きい。風邪が今一つ治り切らないのも、頭痛の種である。歳を重ねてくると、こんなに体力の消耗が激しいのか。
枇杷の袋掛けができない。気持ちは充分にあるのだが、身体が拒んでしまう。休日の日には、自宅待機にしているのに、中々改善されないのも困ってしまう。のんびりとし過ぎなのだろうか。どうにも急を要することにも思えず、ついだらけてさぼる。そうしてずるずると惰性的になっていく。
パソコンでは観られなかった、アガサ・クリスティーの、そして誰もいなくなった。ロードショーで観た時は、怖くて眠れなかった。帰宅途上で事故があり、少し遅く出たため、遭遇せずであったが、千差一隅の偶然かもしれない。自分の運気にも由るが、死は何時も身近に存在するものだ。
桔梗の根は、詳しくは知らないが薬草である。古人らは、植物の何処を、どうしたら薬になるか知っていた。