リコーGX200 24ミリ相当
しばらく行くと遊歩道の上に覆いかぶさるように桜の大木が横たわっていました。
散歩する人に比べて木の大きさを強調するために、24ミリと言う広角レンズを使っています。
広角レンズを使うポイントは主要な被写体に出来るだけ接近することです。
接近することで遠近感が誇張され、なおかつ手前と奥との被写体の大きさに極端な差が出来、大小も誇張されます。
ニコンD200 100ミリ相当
桜の幹から直接?花が咲いているのを良く見かけます。桜の木にあたる光の具合によって、写真の感じが違ってきます。
写真は半逆光気味で幹に対してはあまり日が当たらず、花に対しては逆光の日が部分的に当たっている、と言った状況です。
幹に日が当たっていないため暗く描写され、花には日が当たり明るく描写され、花が引き立って見えます。写真にメリハリが出来て光の美しさが強調されています。
但しこの場合露出は花に合わせる事がポイントです。
準光線では全体が明るく描写されメリハリの無い写真になってしまいますので、光の扱い方には注意が必要です。