ヘメロカリス
リコーデジタル GⅢ
撮り方は色々あるが、一つの被写体に出会ったとき、その撮り方は、アングル、ポジション、レンズの三つの要素があると思う。
① 先ず被写体の全体像を分かりやすく説明的に撮る。② 次いで自分が最も興味を覚えた所を抜き出す。
① ついては、多分広角から標準レンズを使用するのが普通だと思うが、時には望遠系のレンズを使う場合もある。上の写真は被写体全体と場所の説明をしている。アングルはこの場合高い所から俯瞰気味に撮影。レンズは広角レンズを使用している。
ソニーサイバーショット HX5V
こちらはポジションが全く反対側になり、しゃがんだ位置で目線が花の位置近くにある。またやや長めの焦点距離のレンズを使用している。これだけでも2枚の写真は相当な違いが感じられる。
この場合バックを見てみると、上の写真は他の植物や、奥には石灯篭などあり、庭の環境が良く分かる。
下の写真はバックの整理が不十分でごちゃ付いた感じであまり綺麗ではない。
同じ環境を説明するにもアングル、ポジションの選択とバックの取りこみ方によって写真の良し悪しが決まってしまう。