大日堂に向かって
大日堂方面に向かって歩く。
五重塔の先に大師堂がある。
その大師堂の階段前の紫陽花。
大師堂と階段の一部を入れながら、紫陽花を写す。
この日は、出来るだけ紫陽花の咲いている周りの雰囲気を入れながらと云う撮影をすることにした。
ここの日のお供のカメラは、雨天を想定し、デジイチは持たず、コンデジのフジフイルムX30だ。
大師堂近辺のガク紫陽花。
道とその奥に咲くアジサイを入れ奥行き感を出した。
今日の写真のほとんどは梅雨時の暗いイメージで、やや暗い仕上がりにしている。
同じような場所だが、小さな水路沿いに咲く紫陽花。
左の写真は、水路脇の石積みを奥まで入れる事で奥行き感を出す。
画面真ん中の黒い所が水路だが、暗い場所なので黒く写っている。
右の写真は、同じ花だが水路の上に花を置いたもの。
水路が見えるが暗くて良く分からない。
水路が暗くなる理由は、梅雨時のイメージと、花の白色が真っ白に飛ばないよう、ブルーの色を出すような露出を与えているために、水路が暗くなってしまった。
花の色を重視すると写真のような感じになる。
花だけが浮き上がり葉の色は暗く沈んでしまう。
花が白く飛んでしまっても周りの葉の色も出したい場合は、普通の適正と思われる露出を与える。
この写真のような表現は見る人によって評価が分かれる所だろう。