特殊表現
緊急事態宣言延期に伴いまたまた外出し難くなった。
そこで、最近アップしたチューリップの写真を特殊加工して絵画的表現をして楽しんでいる。
ブリーチバイパスと云う表現方法。
モノクロ的表現の中にカラーが混在すると云う一寸クラシックな感じがする表現。
何となく夢の中の世界を連想する。
リーニュクレールと言う表現方法。
水彩画的な表現になっている。
トイフォトと云う表現方法。
画面四隅が暗く落ち、主役の被写体に目線を集中させる効果がある。
この四隅が暗くなる現象はカメラの発達段階で見られた現象で、昔のレンズは性能が悪く、普通に写しても四隅の光量不足で四隅が暗くなってしまった。
それが改善されたのは昭和の中頃の事だ。
トイフォトと云うのはその現象を逆手に取った表現方法なのだ。
リーニュクレール表現。
実写写真とは全く次元の異なる写真になっている。
絵画的表現に最も近い。
同じリーニュクレール処理でも被写体によって表現方法が変わって来るところが面白い。
これらの表現方法は、オリンパスカメラの専用現像ソフトのRAW現像の中に入っている。
撮影時にRAW撮影をして置くことが条件になる。
RAW撮影以外ではこの効果は得られない。
老骨は常にRAWとJPGの両方で撮影している。
特殊効果はこれらの他にまだ15種類ほどあるが、あまりにも現実離れをした表現方法なので、滅多に使う事は無い。