閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

修景池の大賀蓮 2

2020-07-11 11:28:16 | 花のある風景

大賀蓮その2

300ミリ望遠で何とか撮れる花を探して色々と撮る。

 

水面の反射、暗いバックとのコントラストの強い情景の中に花を浮かび上がらせる。

右の写真はファンタジックフォーカス処理。

ふんわりと柔らかい雰囲気が心地よい。

開き始めた花と蕾を、生い茂る葉の間に見つけた。

花にスポットライト的に日が当たり、立体感が出た。

垂直に飛び出した花と蕾。

花は綺麗だが、硬い感じで今一情緒に乏しい。

バックに噴水を取り入れて見たが、水滴が少なく面白みに欠けたようだ。

写真に動感を与えようと噴水をぼかして入れて見たが、これもあまり良い出来とは言えなかった。

 

蓮の実と花、開花の状態で一番良い状態の花だ。

右の写真は、ファンタジックフォーカス処理。

蓮の花は一日で一気に咲くのではなく、毎日少しづつ開いては閉じ、開いては閉じしながら数日かけて満開になる。

開花は午前中で、午後遅くにはしぼみ始めると云われている。

二輪の花を取り込んだ。

奥行き感が出ればと思ったが、ピントが合いすぎてあまり遠近感が感じられない。

左の蓮の種と右側の花軸の直線が邪魔で、無いとすっきりした写真になったと思う。

撮影する時に何とか写り込まないような工夫が必要だ。

花と蕾のコラボ?

蕾、開き始めた花、満開の花の三世代と直線的な蕾の花軸と開いた曲線的花の組合わせが面白い。

全くの逆光線に輝く蓮の花。

白い花に露出を合わせ、周囲を暗く落として白い花を際立たたせる。

この場合オートで撮影すると全体的に明るくなり、白い花は白飛びして真っ白になり花の美しさが出なくなってしまう。

この写真も上の写真と撮影の仕方は同じ。

周囲をやや暗く加工して見たもの。

白い花が強調されていい雰囲気の写真になった。

この写真も露出はやや暗めにし、水面を暗く落とす。

バックの岩と蓮の花でバランスを取り、構図を安定させている。

同じような花だが盛りを過ぎた花のようだ。

露出は花に合わせて、バックをやや暗く落とす事で花の美しさを強調している。

同じ写真のファンタジックフォーカス仕上げ。

一寸暗すぎの感じだが、ふんわりとした感じが見た目に和やかさを感じる。

この日は、300ミリ望遠しかなかったがそれに見合う花を見つけて撮影したが、出来れば色々な焦点距離のレンズが欲しかった。

花の撮影は如何にその花を確りと見せるのかと云う事が大切な要素になる。

レンズ選びもさることながら、不要なものは出来るだけ画面から排除する事が基本になるので、確りとその辺を見極めながら撮影したいものだ。

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修景池の大賀蓮 1

2020-07-09 09:42:25 | 花のある風景

修景池の大賀蓮

府中市郷土の森に修景池がある。

その池には初夏に大賀蓮が咲く。

大賀蓮は千葉県の検見川にある東京大学検見川厚生農場内の落合遺跡で、1951年3月、植物学者大賀一郎博士によって、地下6メートルの所から蓮の種3粒が発見され、約2000年前の蓮の種と確認された。

3粒の種の発芽を試みた所、一粒のみ発芽し、見事な花を咲かせた。

その事からこの蓮の花を大賀蓮と呼ばれるようになった。

現在では、日本各地で栽培されるようになった。

修景池には大賀博士の胸像が設置されている。

修景池はさほど大きな池ではなく、周囲300メートルくらいだろうか、池の所々に島?のようになった所に蓮が植えられている。

写真は最も広い場所(島)?で、近くに噴水が勢い良く吹き上がっている。

広い島?では、花は狭い所に密集した感じで咲いているので花一輪のアップを撮るのは望遠レンズを使ってもなかなか難しい。

この日は、時期的に早かったのかも知れないが、小さな島?の花は蕾の状態で、大きな島?の噴水近くの花のみと云った状況だった。

同じ写真をファンタジック仕上げにして見た。

ふわりとした柔らかい描写が心地よい。

ようやく一輪だけアップで撮れる花を見つけた。

この日の撮影は28~300ミリの望遠レンズを使用、大体が300ミリ辺りを使用している。

それでもこの写真の大きさがせいいっぱい。

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国分寺公園の紫陽花 3

2020-07-07 10:03:30 | 花のある風景

アジサイの撮り方色々

今回もアジサイを色々と撮って見た写真の紹介。

あれこれと色々と写して見るが自分でも納得の行く写真はなかなか出来ない。

 

バックの整理を重点的に行う。

バックが煩雑になると主役の花が沈み込んでしまい、主役不在の写真になってしまう。

今回の場合は、バックはぼかすか、暗く落とすことをやって見た。

 

左の写真は、黄色とブルーの前ボケを使う。

右の写真は、ブルーの前ボケと赤とグリーンを使った後ボケ。

右の写真の右上の花は無かった方がすっきりと纏まったと思う。

用水路の脇の咲いたアジサイ。

用水路をバックに、手前に別の植物を取り込み花の咲いている場所の雰囲気を出して見た。

全く違う花の写真だが木立の間から遠くの風景がぼけて見える。

一種のトンネル構図になっている。

写真に遠近感が生まれ、主役の花が引き立っている。

写真撮影で一番気を遣う所が主役に対するバックの処理の仕方だ。

バックの処理如何でその写真の良し悪しが決まってしまうので、バックには十分注意を払うようにしたいものだ。

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国分寺公園の紫陽花 2

2020-07-05 09:15:54 | 花のある風景

アジサイを色々と写す

アジサイは梅雨時の花なので、理想的には雨の日に写すのがベストだと思う。

この日は雨は無いが梅雨空のどんよりっと曇った日で、アジサイの撮影日和と云ったところだった。

アジサイの花の写真写りが良いのは、ガクアジサイだ。

 

 

主役の花を強調する意味でバックは出来るだけ暗く落とし、バックのボケを上手く利用する事に気を配る。

 

ガクアジサイのガクに当たる部分のアップ。

ガクには品種によって八重だったり一重だったりする。

最近は八重咲の花を多く見かける。

 

前ボケとか後ボケを利用する事で主役の花の強調と、写真の中に梅雨時の雰囲気を盛り込む事が出来ればとあれこれと試行錯誤。

前ボケ後ボケを使いガクアジサイを横から見てみた。

アジサイとは違った花に見える所が面白い。

色々と変わったフレーミングの写真を撮りたいと思うとやはり交換レンズが色々と欲しくなる。

出来れば開放絞がF1.8 のレンズや焦点距離150ミリ以上のレンズが欲しくなる。

平均的な標準ズームレンズでは表現に限界がある。

余裕があれば各種レンズを取り揃えたいものだ。

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国分寺公園の紫陽花 1

2020-07-03 09:42:31 | 花のある風景

国分寺公園の花たち

外出自粛解除後も相変わらず家に引きこもりが続くが、梅雨の雨上がり国分寺公園に散歩に出る。

最初に目についたのが、ノウゼンカズラの花だ。

公園にはノウゼンカズラの棚?があり、一面に花が咲き乱れている。

沢山の花の中から絵になる花を見つけるのだが、花数が多すぎてこれまた難しい。

何とか絵になる花を見つけてて撮る。

大池の人工の滝の上には鴨が2羽。

夫婦だろうか。

 

池の東端にはアジサイの群落がり、池の風景に趣を添えている。

池の端に咲く紫陽花の花影が水面に反映して美しい。

アジサイが咲く池の端。

毎年美しい花を見せてくれるアジサイの群落。

遠目に見るガクアジサイ。

葉の中に埋もれるような感じの清楚な佇まいが美しい。

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ドクダミの花

2020-07-01 09:38:00 | 

ドクダミ

ドクダミの花は度々登場するが、群生して咲いているのは白いジュータンを敷き詰めたようでなかなか捨てがたい風景だ。

いつの頃からか至る所でこのドクダミの花を見るようになった。

一輪一輪見ると可愛らしい花だ。

このドクダミは生の葉をちぎると顔をそむけるような特有の悪臭があり、花が綺麗だからと云ってちぎると大変なことになる。

しかしこのドクダミは薬草として古来より漢方薬として用いられてきた。

最近ではドクダミ茶などとして健康飲料としても発売されている。

しかしこのドクダミは庭に植えてはいけない植物のナンバーワンと云われている。

理由は繁殖力が強く短期間で庭一面に広がってしまうからだ。

繁殖は地下茎で広がり、しかも地下茎は地下1メートル以上の深い所に広がり、除草剤も届かないとの事だ。

写真のようになってしまっては手遅れで、根絶するのは難しいようだ。

庭に咲いているのを発見したらすぐに抜き取るのが最善策のようだ。

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