日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

北九州市で浸水被害など相次ぐ

2013-07-03 18:26:29 | Weblog

北九州市で浸水被害など相次ぐ(NHKニュース&スポーツ) - goo ニュース

 本来であれば、本日、福岡ヤフオクドームへ行く予定でした。

しかしお天気は大荒れ。

大雨は 止みそうにありません。

ギリギリまで迷って、話し合ったのですが。意見が割れ…

生協の商品受け取りが終わったあと、一旦は 「折角だから 行こう!」ということになり、準備しようとしていた、その時。

ニュースでは 大雨に加え、竜巻情報まで出ている!

しかも 更に激しく降りだした

母は行かない!! 

「こういう時は、行かない勇気も必要」

確かに。

チケットは 得々回数券8枚つづりの内の 残り3枚。

家族3名分ですが、明日も対象試合なため、今日、行かなくとも、明日でも良い訳です。

「私は諦めるから、(明日、夕方は英会話講師の仕事があるため) 明日、日ハムのル―キ―、大谷選手が投げるし、二人で明日の試合に行ったら?」

と、提案。

では、そういうことにしよう~ 

しかし、「じゃあ、チケットが一枚、余ることになる!」

と、父はあっという間に一人で出かけてしまいました…

経った今、パソコンを開いてみると、トップのニュースには、北九州市戸畑区で県道が冠水し、自動車が水に浸かって動けなくなったって!!

今も雨は降っている…

道中、大丈夫なんだろうか。

野球の行方よりも、そちらの方が気になる。

 

野球観戦して気分転換&ドキドキしよう~思っていたオフの日。

全く予想もしなかった、再び違う種類のドキドキを体験することとなったのでした

皆さま、お気をつけ下さいませ。

 

Comments (2)
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1:29:300の法則

2013-07-03 01:34:12 | Weblog

 昨夜は毎月恒例の業務会議。翌日はオフ。しかし、前日の会議の内容が頭から離れず、動悸がしたまま一日を過ごすことに。 会議中、先輩職員の話を聴きながら思い出していたのは、この業界に入職して間もない頃に私個人が体験したことでした。 それに関しては、過去記事に詳しく書いてありますので、興味がある方、或いは最近、このブログを訪問されるようになった方は 2010年9月30日の記事、『1分、1秒、、、』 をご覧下さいませ。(左のカレンダーから探せます。リンクせず、御免なさい)

 昨夜のテーマの一つは 『リスク・マネージメント』 

 リスクには、1 : 29 : 300 の法則、というものがあります。これは具体的に何かというと、↓↓ (以下、『中央法規出版からの引用文)

『1930年代、米国のハインリッヒ(Heinrich, H.W.)が発表したハインリッヒの法則 (1:29:300)の法則)は、労働災害の調査から見出された事故の重大性と発生頻度の関係を示したもの。 1件の重大事故の背景に29件の軽傷を伴う事故と、300件のヒヤリ・ハットする体験があるという法則。 さらに、ヒヤリ・ハットの背景には数千の安全とはいえない行動や状態が存在するとされる。

 転倒事故は、転倒のリスクの有無・程度をアセスメントすることで予見することができる。また、アセスメントすることで介護サービス計画の作成のなかで、転倒を回避するためのサービス内容が記載されることになる。 このようにケアマネジメントを行うことが、リスクマネジメントにつながる。』

 過剰な介助、例えば 杖で歩行する利用者さんの片手を繋ぐ、腕を組む等は、利用者の身体機能の低下を招く。 自宅で出来ていることが、介助者が手を出しすぎることで、後退させてしまうことにもなりかねない、ということ。

 「鈴木さん(私)には これまでに何度も言ってきたよね」

はい。頭では分かっています、でも、怖い…のです。この職場で働き始めた当初、伝え歩きがやっとできる利用者さんがいました。 前職のグループホームであれば、歩行は間違いなく手引き介助をしている状態だったため、利用者の身体を支える必要はないと言われても、「膝折れしませんか?」と、思わず聞いてしまったのです。

 過剰な介助は身体能力の低下を招く。 しかし、その一方で、転倒するリスクも消えない。 あの日から(2010年9月30日) 3年近くが経過し、未だに転倒事故の恐ろしさ、特に介助者が歩行中の利用者のすぐ傍に居るにもかかわらず、転倒しそうになることの恐怖感、動悸は ずっと続きます

 送迎車出迎える→ 利用者さんの隣を歩いている → (混雑した朝の)洗面所で手洗いうがいを見守る → お席へ案内しつつ、隣を歩く → 着席する

 特に 杖は持っているものの、起きて間もない時間帯の朝、歩行も不安定な時間帯で、しかも 転倒したとしたら、じわ~っと尻持ちを突くタイプではなく、バタッと勢いよく転倒するタイプの歩き方の利用者さんの場合は、無事に着席した後も しばらく動悸がおさまりません。

 流石に私も最近は、転倒してほしくないから 「ガッチリと腕を組む」 ということはしません。 空中に浮かせた感じで自分の腕を回すか、いざという時は がちっと捕まえられるよう、空気のように背後からついていきます。 

 例えば、いつもは歩行器を使用する利用者さんが、 歩行器を使わず 左右に大きく揺れながら歩きだしたら…。 これまでに3度、歩行途中、右側に倒れかかりました。 何故だか、「みなさん、お先に~」と言いながら、向かって左側のソファに座っている人達に挨拶をしているのだから、当然 顔も身体半分も左側を向いているのに、右に傾いたのです。 そうですね… 元々左右に大きく揺れながら歩く方なので、左に体重がかかった次には 右へ重心が移動するため、勢い余って次の瞬間には右へ倒れそうになったのか? 何はともあれ、決まって右に倒れそうになったので、その時も右に意識がありました。 お陰で転倒は防げ、御本人もケロッとしていました。 しかし 私の心拍数は間違いなく上がり、胸の動悸も収まりません!! 

 また、他の利用者さんの場合、「ここに腰掛けて下さいね」と声をかければ 椅子に座って靴を脱いで浴室へ行って下さる。 かけなければ、帰りは立ったまま、杖で靴を引きよせ 当然 ふらっと不安定になりながら足を片方 靴にいれようとされていた…。 (思わず腕を掴みましたが)

 利用者さんの 腕や身体に 触れそうで 触れない。 いざというとき、転倒しそうになった場合などは ぱっと腕を掴める位置で態勢を整える!! 

 それでも 無意識に つい やってしまう過剰な介助。 すべては怖さが原因。 腕を回すことで 自分が安心したいのです。 転倒防止しやすいから。

 

 そして もう一つのテーマ。 「二人の利用者さんがいる。 優先順位は?」 これこそ3年前に体験したこと。 これが最善だ、と思った判断が 結果的に そうならなかった。 よろけて こけそうになっている入居者さんが やってくる…だれでも こちらへ飛んで行くと思う。 ただ、転倒しなかった、良かった、薬の塗布は もう一人のトイレ中の女性が終わってからにしましょう、となっていれば、防げたな。 3年前の自分の分析は、「立たない、という思い込みが招いたミス」とあるが、今の私であれば、一旦、ソファに座って頂いて、トイレへ向かったかな、とも思う。

 実は会議中、ずっと この場面がフラッシュ・バックされ、胸がズキズキと痛み出しました。短編小説のモデルにもなって下さった利用者のお二人。(この件についてでは、勿論ありません) 御自分の祖父母との思い出とリンクさせ、心に沁みる感想を個人的にお寄せ下さった読者の方々。あらゆる意味で 無くてはならない出会いであったな、と思います。そういえば、もう一年以上、短編一つ書いていません。 これはどうしたことか…

 

 この日は 更にもう一つ、話し合いのテーマが与えられました。『脳損傷型コミュニケーション障害に対する送迎時の介助方法について』でした。 時間も遅くなったので、以下に参考資料から抜粋し、今回の記事は閉じようと思います。

 脳損傷型コミュニケーション障害に対する対応の基本

対応の基本① 脳損傷に起因するコミュニケーション障害は、各感覚受容器官は正常に近いことが多く、障害は理解面や企画面にみられるため、訓練による効果はあまり期待できない場合も多い。 残存機能を活用してコミュニケーションを実践する。

対応の基本② 脳損傷の利用者は、基本的に高次脳機能障害を抱えるため、学習力や知識の運用能力は十分ではない。生きがいを見つけにくく、コミュニケーションは成立しにくい場合が多い。 したがって、残存機能を活かしたレクリエーションの導入などが望ましい。

(カレンダー作りに関して上司から意見が出され、「利用者一人ひとり残存機能は違う。折り紙が両手で折れる人もいれば、出来ない人も。しかし片手で ぬり絵が出来る人、シールは貼れる等、様々。 皆、同じ方法で作る必要はない」 目から鱗でした。体操も英会話も 全員が出来ることを探していた)

対応の基本③ 失語症は言語障害の代表的症状であるが、話すだけでなく、聞いて理解すること(聴覚理解)や読み書き(書字、読解)も障害されるため、非言語的手段を活用したコミュニケーションが望ましい。

対応の基本④ (省略) 失語症に関すること

対応の基本⑤ 認知症の利用者は、記憶障害を主症状に複数の高次脳機能障害を合併するため、自立した日常生活が難しい。 コミュニケーション能力も進行度合いや体調などにより不安定で、混乱状態に陥りやすいため、生活支援の実践そのものを意思疎通の機会に活用することが必要である。 利用者の意向を汲んだ介護実践が望まれる。

(確かに体調などにより不安定で、混乱状態に陥りやすい。立ち上がる、歩きだす、といった生活動作そのものを行おうとする時、意思疎通が上手くいかなければ、更に混乱させてしまうことになる)

対応の基本⑥ 認知症の利用者は、不安や恐怖に対する感じ方が通常とは異なるため、利用者の表情などから判断し、無理強いせず、好むことを通じて意思疎通を図る。

(「恐ろしい…」が口癖。 何処にいるのか、介助者が誰なのか、高次脳障害の影響で目が見えない等、不安や恐怖に対する感じ方が異なる)

応の基本⑦ 認知症の利用者は、判断や理解に支障がみられるため、利用者の意向を優先しにくい場合がある。 確認も難しいため、コミュニケーションの実践は、なじみがある生活の場を活かし、感性(好き/嫌い、快/不快、危険/安全など)や生命維持機能(排泄、食事、睡眠、呼吸、性欲、攻撃性など)を手がかりとする。

資料: 介護福祉士養成講座編集委員会編 『新・介護福祉士養成講座⑤ コミュニケーション技術』 中央法規出版、2009年、136ページを一部改変。(紫の文字部分が引用文)

  最後に 転倒事故の可能性は誰にでもある。健常者も。勿論、高齢者は尚更のこと。 だから観察→ 予見→ 筋力アップ→ 必要最低限の介助というサイクルになるということか。

 もうすぐ七夕ですね。 この世には いろいろな種類のドキドキがあるけれど、日付けが変わったので今日は、いつもとは違うドキドキ感を味わってきます。気分転換も必要だから。 That's all for tonight

 

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