日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
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沖縄と核

2017-09-11 00:28:26 | Weblog

 日付けが変わったので、昨夜になりますが… ソ連と米国の冷戦時代。日本国民には何も知らされぬまま、沖縄が東アジア最大の核貯蔵庫だったという事実。しかもそこは、沖縄市民から安値で奪った土地! 更に驚いたというより、もう衝撃過ぎて、Jアラートどころの騒ぎじゃない!と怒りが沸いてカッカしたこと!それはキューバ危機の際、核戦争勃発の最前線に立たされていた! GOサインが出ようものなら、沖縄から中国へ向けて(標的はソ連と一体と米国が当時見なしていた中国だった!らしい)発射される準備が整えられていた…

 「世界の終わり、というよりは、沖縄の終わりだと思っていた。沖縄から米国が核を発射させれば、当然、ソ連が最大の核貯蔵庫だった沖縄を核攻撃することになったのは、間違いない。沖縄は核で吹き飛んでしまう。(彼は日本女性と結婚していた)もう、沖縄の家族にも会えないと思った」

そのように語った米国人。核の標的など、TOP SECRETを知っていた、ごく限られた人物。彼は当時、命令を受けていつでも核のボタンを押せるよう24時間体制で任務についていたらしい。

 

 沖縄返還時には、外務省と米国の間で密約が交わされ、「核を日本国内に持ち込まない(ただし沖縄は抑止力の観点から黙認する)」

だから70%もの米軍基地が沖縄に集中することになったんだ… しかも、核が沖縄に配備されることを米国が発表すると、(返還後)外務省トップが

「事前に公表しないでほしい。配備されてから国民が知るところとなれば、ここまで議論にならないのだろうから」などと言ったらしいじゃない! バカにするなって、沖縄県民じゃなくても怒るわ。 核事故も2度、起きており、その内1度目は米兵一人、2度目のときは28歳の沖縄市民(男性)が事故に巻き込まれて死亡している。NHKの取材班が、その男性の娘(当時生後8か月だった)を訪ねたところ、やはり事実は知らされていなかった。戦後、不発弾による事故で父は亡くなったと信じていたらしい。

 

 NHKが2か月に及ぶ交渉の末、米国に保管されたトップシークレットの文書を閲覧させてもらったらしいが、事実が判明した時点で、トップニュースで伝えて欲しいよね。

 戦争は終わった、と信じて疑わなかったのは、自分のような戦後生れで、こともあろうか母国と米国政府の両方に騙されていた人々。日本国民が何も知らされていない中、自分たちの国が核戦争の最前線に立たされる一歩手前まで行っていたのか!? と思うと心中、とても穏やかではいられないわ

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