冒頭から、「ここまで書くの!?」という内容です。
暴露本を出版した女優さんがワイドショーで話題になっているという話。
20代の頃と、40代? ビフォーアフターが、全く同じ髪形、服装。
「まるで動物生体図鑑を見ているかのようでしたね」と、面白がる やくみつるさんのコメントがおもしろかった!とバカウケする マリコ節に、 実際の女優さんの映像も観ていないのに、吹いてしまった
「艶が無くなった髪の毛を20代の頃のように長く伸ばしたままにするのはNG」とのこと。
確か、一緒に働いた先輩職員も、同じ意見だったよなぁ。 だから私も髪は40代前半を最後に、常にショートになったんだっけ? と思い出す。
シャンプーもラクで、頭も軽く、快適だしなぁ。
こんな調子で毒舌エッセイは進んでいくのですが…
最も納得したのは、東大出身の官僚の仕事について。
「東大合格を狙う受験者は、85%の正解率を狙う。なので、いくら時間が余っても、難問には手を出さない。見直しをする。だから、官僚は、自分の時代には、難しい問題(仕事)には手を出さないで、後回し」
また、ある日、マリコさんが福岡が舞台の小説を読んでいると、西南学院大学が憧れの大学として描かれていた。 博多女子は九大ではなく、西南ボーイと付き合いたい!? そんなに有名なの? 西南学院って? と、福岡出身女子に尋ねたらしい。
「そうよ。東京でいえば、東大より慶応ボーイがスマートでお洒落っていうのと似てるかなぁ」
まぁ、そんなことが書かれてあったのですな。一語一句、同じじゃないけれど。大体の内容は、上記のようなこと。(本を実際にお読み下さいませ)
西南学院大学… 確かに昔から、慶応のような位置付けです。自分が受験生だった頃の半分の受験生に対し、大学の数は倍になったというから、驚きですが、時代が変わっても、ここは余り変わっていないような気が… 地方は地方の魅力。 あるあるだなぁ。特に、福岡って、個性派揃いだもんなぁ。
(今年、162冊目。。。面白くて、あっという間に読破。)
西南学院大学は山口県の自分にはなんとなくわかりますよ~
確かになんとなくそんなイメージありますね~
でも山口県以東の人にもわかるかな~(笑)
あ! 山口在住の一年生さんは、お分かりになりますか👍
でも、更に東へいくと、分からないでしょうねぇ。
本では、名古屋大学と、お嬢大学(名前は忘れた!)の例も上がっておりまして…
名古屋で有名な大学は、名古屋大学しか分からない~~💦
そんなものですよねぇ
困ったもんだな~
日本では、政治家が突然、大臣に任命されようが、政権が変わろうが、官僚は変わらないので、実際、何も変わらないような…
確か、米国は政権が変われば官僚も総入れ替えの筈…
以前、林真理子さんの本をあまり読んでいなかった私は「林真理子=恋愛小説」と言うイメージを持っていましたが、過日「下流の宴」での女性目線の的確さと言うか鋭さを強く感じたことがありました。
そして「西郷どん」など時代小説でも「さすが~」と彼女の多才な面を痛感させられましたね。
さすがに直木賞や吉川英治文学賞などの選考委員を務める作家だとあらためて思いました。
このエッセイも林真理子さん特有の細やかな神経で、人間の持つ良いところだけではなく弱さや醜い部分などもリアルな心理描写と巧みな文章で私たちに『う~ん、あるある・・』と思わせるのでしょうか。
自分の意見ははっきりと述べる・・という点や軽妙ではあっても一つ一つの言葉に深い意味があり、何かヒントになるようなものもあるような?・・・
初期のころは、確かに恋愛ものがメインだった気がしますが、その後、ご存知のように歴史小説も多く書かれ…
徳川将軍、慶喜の正妻を描いた上下巻や、浅岡ルリ子さんをモデルに描いた小説も、面白かったですよ。
そして、エッセイですが~
人間観察力が流石!ですね。
セミナーで田中真紀子氏と一緒になり、過去にエッセイでコテンパンに書いたことがあったマリコさんは、隠れていたそうなのですが…
真紀子氏が見つけ、気さくに話しかけてきたのだとか。
「とても話しやすく素敵な人だった」そうです。
テレビで見る印象とは、実際に会って話せば変わることってあるでしょうね。
お姉ちゃん早すぎるよ〜💢
皆、思っていても言えないことを書いてくれるので
癖になるのよねぇ。