こちらはお庭にある お子さんを抱いた八田技師の奥さまの像です。
八田技師が亡くなったことを知らされた八田婦人は、自分の夫が建設したダムに身を投げたそうです。
何というか…哀しい最後…
でも こうしてお庭にたたずむ銅像を見ると、八田技師のみならず奥様も台湾の人々に愛され続けていることが良く分かります。
八田技師ご婦人の銅像に手を合わせた後、自宅の周りを歩いてみました。
こちらは倉庫のようですね。
お庭には日本庭園も・・・
角度を変えて・・・
八田さんご夫婦が暮らした家の前の道路には、なんと 「八田路」Hatta Rd.と名付けられています!
この広い道がそうです!
八田技師の写真も資料館にありました。温厚な雰囲気ですよね。
ダム建設についての歴史についても説明がありました。
着工から完成まで、なんと10年の歳月をかけての大プロジェクトだったのですね。
そうですよね…あれだけのことを当時、1920年というと、第二次世界大戦が終わる25年も前…
ここまで台湾と日本の歴史的関連のある場所を訪ねてきました。
この後、台湾の人々にとってリゾート地である人気スポットへ向かいました。(つづく)
奥様は、ダムに身投げされて亡くなられたのですか!?
お子さんはどうされたのでしょう
何ともやりきれない話ですね
ガイドさんからダムの前で、奥様の話を聞いた時、
すごくショックで…
やりきれないですよね。
・・・知りませんでした。
八田與一技師のこと。
太平洋戦争で、亡くなられたのですね。
後を追うほど
奥様は、
技師のことを、尊敬されてたのですね。
私が八田技師のことを初めてしったのは、オーストラリアに留学中のことでした。
お友達が「台湾論」という著書を貸してくれたのが きっかけでした。
帰国したら、もっと調べてみようと決意させてくれた本と友達でした。
夫が命をかけて建設にかかわったダムに身を投げた奥様… 銅像をみると とても芯があり優しそうな方でした。