この本を読んでいると初めて友達から聞いた頃、児童と関わる仕事をしていて、現実と小説がリンクするのは避けたいという心境だった。
「僕たちには社会が求める、 ”施設で育った可哀想な子供”というニーズがあるんだ」
という台詞がグサッと心に刺さる。
遂、自分の子供時代、或は大人になって子供と関わった実話を書いてしまいそうで、この本に触れることは無いだろうな、と読み始めた時は考えていた…のだが...
想像以上だった。
かなり現場を忠実に再現されたような。
最後に当事者が収容人数200名のホールで発表する、という形で語らせるラストシーンも良かった。
思うことは沢山あるが、表には書けない感想も当然ある。
なので、敢えて一つだけ。
暴力の連鎖、というものがある。
更に弱い者に暴力をふるうことだったり。
暴力を受けて育った子供がやがて大人となり、自分もわが子に暴力を...となること等...
ここに親から暴行を受けて育った兄弟がいる。
やがて二人は大人となり親となった。
兄は親と同じようにわが子にも暴行をふるうようになった。
しかし弟はそうはならなかった。いわゆる反面教師。
全く同じ環境で育ちながら、二人の違いは何だったのか。
...
兄は全く読書せず。
弟は本を読む習慣があった。
一人の人生は一度きり。
だけど読書体験を重ねることで、幾人もの人生を体験することができる。
ここで育つのは、想像力。
そして理解力。
自分とは違う他の誰かを理解しようと努めること。
だから。
まだ字も読めない、単語は「ねーなん」(ねーちゃん)しか言えない内から📚の読み聞かせをしたし、関わった子供たちにも本の読み聞かせをしてきた。高校生以上になれば、読んで欲しい本を勧めたり。
人の話を聴こうとしない子供でも、意外と本の読み聞かせには耳を傾けるものだ。
あ、これ以上は書けない。個人情報保護法で。
何も子供に限ったことではなく、
人生、いつからでも 本は読み始められる。(老眼になると辛いけれど...💦)
最近あまり本を読まなくなった自分ですが
若いころはかなり読んでた時期がありました。
今は読書がYouTubeに変わった感じかも?
でも使う脳のどこかが違うんでしょうね~
文章を読解する能力が少なくなったような気がします。
若いころ読んだ本を,年齢とともに読み直すのも
良いですね~同じ本でも印象が変わったり
昔と同じ気持ちがよみがえったり。
って聞いたな~
ドラマも見てたけどこれも読みました。
おはようございます。
阪急沿線、三匹のおっさん、県庁おもてなし課、植物図鑑くらいでしょうか、読んだ本。
有川 ヒロさん、男性だとばかり思っていました。笑ってしまいますよね。
結構気楽に読める本ばかりで、昔よく読みました。
暴力の連鎖、間違いなくあります。
親が子に暴力をふるうと、ほとんどその子は友達に暴力をふるっています。
その連鎖を断ち切るにはと考えたこともありました。
読書の力に納得です!
午後は黄砂で曇りそうですね、
その中にPM2.5と言う化学物質が混じるのが
とても怖いです、
人と言うのは強烈な恐怖は脳裏に焼き付き
それは、認知症の人でも忘れないみたいです
夫婦喧嘩が行き過ぎ暴力になると、DVは、
妻だけでなく、夫が例え子供に暴力をしてなくても
見ているだけで、子供もDVになります
つまり犠牲者です、
親が離婚しても、成長し大人になり結婚すると
その脳裏に焼き付きついた物が現れるそうです
親は子の鏡です、持ってる遺伝子は取れません、
親が離婚すると、2人いる子供のどちらかは
大抵離婚します、負の連鎖、
大抵は上の子の方が犠牲者になりますねえ、
なんでも、生物の先生が高校の時話していたのが
古い❗スイマセン、
初めての子供は特に父親の遺伝子を多く受け継ぎ、
同時に良い所も最初の子供は受け継ぐ、と
言われてました、
ごめんなさい、私も長くなりそうで、ここまでで。
すずさんの心の叫びのようなものが聞こえてくるようです。
すずさんは現場を知っているだけに私達が時折、何かの機会を得て知る浅薄な知識や情報の何倍、何十倍もの悲しみや痛みもわかるのだと思います。
昔から親が子供に本を読んで聞かせる・・という場面を多くの人達が見聞きしてきましたね。
子供が寝る前に母親から本を読んでもらって眠りに入る・・・というのも精神的にはいいのかもしれませんね。
すずさんの言葉・・
『一人の人生は一度きり。
だけど読書体験を重ねることで、幾人もの人生を体験することができる。
ここで育つのは、想像力。
そして理解力。
自分とは違う他の誰かを理解しようとつとめること。』・・は
本当にそうだと思います。
無理や強制することなく本に親しめるように優しくきちんと誘導(?)したいものですね。
読書は難しいものでも辛いものでもないと言うことが分かれば楽しくもなりますからね。
日々が忙しいだけではなく大変な仕事・・
自分よりも他者のことを考え優先する仕事・・
計算高いひとからみると全く割に合わない仕事・・
すずさんは無意識のうちにも心は天職と感じているのでは・・・・
ネットは目が疲れますよね。
紙の本の方が目にはやさしい気がします。
テレビを観る時間が減って、その分、パソコンに向かう時間が増えたかな~とも思います。
やはり学生時代が最も本を読む時期ですよね!
最近は老眼で、読むスピードも落ちてきました😢
あ~やっぱり、そうだったんですね。
小説の中で、そのような記述があったので、
「有名な作家さんに頼んで養護施設のことを書いてもらおう」
というのは、有川浩さんじゃ???
と思っていました。
せしおさんは、本もドラマもご覧になられたのですね👍
実は、私も、有川浩さんは、男性作家だと信じ込んでいました。
『ストーリーテラー』という本の後書きで、
「旦那が...」という記述があったのです!
「え??? 旦那?ってことは、有川浩さんは妻? ってことは、つまり女性?」
まさか、fukurouさんも!
上げて頂いた彼女の本は、私も読みましたよ!
植物図鑑は、fukurouさんにぴったりですね。
私は図書館戦争シリーズや「空の中」が一番好きかな~
有川浩さんの本を最初に勧めてくれたのは、アヒルノヒカリさんでした👍
暴力・暴言があるお子さんは、ほぼ身内の被害者ですね...
「エピソードも個人情報」という研修で、何も書けませんが。
黄砂、今日は日本にも大量に飛んできましたね。
スギもヒノキもアレルギーだと分かってから数か月なので、いつも以上に怖いです。
PM2.5も、あらゆるものが混じると余計に悪さをしますよねぇ。
そうそう!
高齢者も!
以前、救急隊員さんが二人でやってきた際、
「ロスケ(ロシア人)が来た!」
とわめきながら、暴れた入居者様がいました。
祖母も北朝鮮から引き揚げたので、その女性がどのような目にあったか、想像出来ました...
ふとした時に、フラッシュバックのようによみがえってしまうようで。
これも書いてはいけなかったのでしょうが、その方は明治生まれで...
普段はとても温和で可愛らしいおばあちゃまでした。💕
長男の方が父親の遺伝子を受け継ぎやすいとは!
興味深いお話ですね。
男じゃなくてよかったな~ (なんて。しーっ🤐)
読書をする意義は、違う人生を生きられるから。
しかも何度でも...とずっと思ってきました。
『明日の子供たち』の中では、施設長が暴力を受けて育った兄弟について、話して聞かせるシーンがあります。
本を読んだ弟と、読まなかった兄。
記事内に書いた通りですが、ここの部分は是非とも紹介しなければ~と思いました。
自分の読書体験からも、もう~間違いがないと。
本の中で描かれる細かなシーンが、自分の実体験と酷似していたり、辛く感じるところもあるには、あったのですが...
それよりも、多くの人に「かわいそうではない」子供たちのこと「も」広く知ってもらうには良い本だと思います。
ここには希望と光があります。
ただ...
恥ずかしながら、私は3年でバーンアウト...でした...💦
冒頭に登場する、3年で突然辞めた職員みたいだな...と自己嫌悪も...