春霞みのなかの野花畑を描きました。今回も時期がちょっと早くてすみません。これも2,020.4.20付拙ブログ「春霞の中一斉に咲き誇る野花」の描き直しで、柴崎先生のyoutubeデモが大元です。花の描き方としては、不定形の(形をあえて定めない)一花々々を、その周りから“筆で切るがごとくに”攻め、塗り残したところに花の色を入れる、というやりかたです。しかも、柴崎先生のレクでは、 . . . 本文を読む
桜街道をサイクリングする父娘を描きました。昨日(3.20)教室があり、小玉精子先生からご指導をいただきました。上掲の絵は、既アップの作(本記事最後に添付)を修正したものです。先生からは、画面左の桜を大きくすることや、空の下の方の吹き抜けをなだらかに広くすること、桜の影の部分が濃すぎることなどのご指導がありました。(3.21記)以下、3.17付でアップしていたもの(ママ)です。桜街道をサイクリングす . . . 本文を読む
今年も観れてよかったわ!赤いお社をバックにした満開の桜を描きました。これも柴崎春通先生のyoutube動画(お寺の山門を水彩で描く/桜の絵//癒しの水彩画)に刺激をいただき、過去に何回もチャレンジしなかなか納得のいく絵が描けないでいるものです。一昨年にも「赤い山門に桜」(2023.3.27付拙ブログ)でもアップしています(後に描き替えしたもの)が、そこでは桜が少なすぎ、かつ平板的で立体感がだめだな . . . 本文を読む
玉響(たまゆら)の露も泪もとどまらず 亡き人恋ふる宿の秋風 定家季節外れの作品ですみません。何故この作品か、せめてその訳でも。それは単純に「たまゆら」由来であります。まず本歌の意味からまいりましょう。weblio(学研全訳古語辞典)によりますと、何とあの、小倉百人一首を撰じるなど平安時代の代表的歌人・藤原定家の歌で、古今和歌集に収められているとのことです。歌意は、玉のような草木の露も私の涙も、 . . . 本文を読む
先日(2.20)の教室で、ワインボトルなどを描きました。自分のテーマは何といってもそれぞれの質感。中でもボトルのテカテカ感とグラスの透明感がポイントのようです。教室の2時間で、6割がたを描いたと思い、家に持ち帰って手を加え始めました。やれ光の当て方がおかしい、やれ立体感がおかしいだの、修正すること4 時間以上。それも、作画の基本的なことばかり・・・年のせい、目のせいをぼやきながらの作業で . . . 本文を読む
久しぶりの書道で、墨の香につつまれ、筆を手にすると気持ちが安らぎます。何故か、“香”の字は前々から書きたかった字でした。今回はこれに季節の“梅”を添え、お手本なしで書きました。どっしりした梅の木からその香りが四周に広がっている・・・そんなことをチョッピリ意識しながら・・・。[補記]の合間に(グローバル化へひた走ったドイツの惨状 そのドイツは間もなく . . . 本文を読む
先日の教室(1.30)で、節分に因んだ鬼などのお面のうち、私はひょっとこお面を描かせていただきました。何といっても“顔の面白さ”を描きたいのですが、私なりのポイントは二つ。一つは、突き出した口をはじめとする顔のデコボコ感。左右非対称で、どこが出てどこが引っ込んでいるか、観察しながら、そこを誇張しての作業。二つは、やはり目。お面だから空いているのかもしれませんが、それでも普通 . . . 本文を読む
先日(1.16)の教室で、子熊の置物を描かせていただきました。私なりのテーマは三つです。一つは、子熊の可愛らしさ。やはり目の表現には神経を使いました。二つは子熊やボールの白(白っぽさ)をどう出すか。これは、周りを暗くする・・・周りから攻める・・・いつものやり方で行いました。三つ目は、正面やや左上・広域からの光として、モチーフそれぞれの材質に応じた光の当たり方です。とくに模様入りの白いボール(ゴムか . . . 本文を読む
5年ほど前にアップしていました佐渡・尖閣湾に加筆しました。尖閣湾は、佐渡島の西海岸、南北ほぼ中央付近にある景勝地です。地名にまず驚きましたが、“尖閣”との名称は、南の尖閣諸島が先で明治23年、この尖閣湾は昭和8年とのことでした。やや曇り空の中、見下ろす白波が印象的で、加筆はその白波を強調して修正しました。【補記】の前にトランプ氏が再任を果たしました。バイデン氏側による不正の . . . 本文を読む
落ち葉を描きました。今回も教室(12月19日)のモチーフ担当の1人で、近くの公園や路傍で集めたものです。集めていると小学生の子供たちが寄ってきて、松ぼっくりは彼らが木を揺すりながら拾ってくれたものです。教室で6~7割かたを描き、我が家で仕上げました。描き終わった後、落ち葉たちに“ありがとうさん”と礼を言いつつビニール袋に入れ、それを我が家のゴミ箱へ。すると家内からひとこと。 . . . 本文を読む
こりゃ何じゃらほい?と思われた方もいらっしゃると思います。熟れすぎた熟柿を描いたものであります。店で買ってきた普通の柿を、我が家で時間をかけて熟させたものです。熟柿は前にも(2021.11.22付)とり上げていますが、今回はスプーンを入れたら、すぐに崩れ、とろけ出てしまうほど完熟していました。小さな粒粒であったり、白い筋であったり、そのトロトロ感を描きたくての一枚です。描き終わるまで、唾を飲み込み . . . 本文を読む
フクロウの置物を描きました。先日(12.5)の教室で、自分もモチーフ担当の一人でした。数十年前の頂きもので、底部には、“England”なる文字が見え、イギリス製のようです。素材は分かりませんが結構重く、石の類でしょう。ゴツゴツ感を出したく、本体部分は鉛筆画風に描いてみました。番(つが)いでしょうか、右側メスの“わたし しあわせ”感の雰囲気が何とも! . . . 本文を読む
先日、すぐ近くに新しいスーパー がオープンしました。チラシに誘われて初日に行きましたら、さすがに気前よく値引きしていました。その中での目玉商品の一つがウナギのかば焼き、他店の通常値の半分近くで、早速我が家の夕餉に。日頃はめったに買わない(買ってもらえない)ご馳走、スーパー同士の競争原理に、ありがたや!ありがたや!であります。【補記】「ユダヤの行動原理とこれからの日本」を続けております。前回に引き続 . . . 本文を読む
これも柴崎春通先生の「全体感で描く『透明水彩』色・いろ」という教本から学んだものです。そこでは三つの絵具だけの、その比率を変えての混色でサツマイモとジャガイモが描かれていましたが、他の野菜でも出来るかな、と対象を広げ我が家で写生したものです。ホルベイン絵具の、レッドマダー(赤)、イエローオーカー(黄)、コンポーズブルー(青)で、皿状のパレットに、この3種類だけを置いての作業でした。3原色からは無限 . . . 本文を読む
久しぶりにバラを描きました。下の【補記】ではかたい内容が続きますので、ふと花が描きたくなり筆をとった次第です。半開きや蕾などの周辺部分には筆を入れすぎず・・・が自分なりのテーマです。花はどんな花でも華やいだ気分になりますが、やはりバラが一番かと・・・。【補記】「ユダヤの行動原理とこれからの日本」全体の目次:2024.10.28付拙ブログによります第2章目次本章での用語第2章 【中世~近代】キリスト . . . 本文を読む