5年ほど前にアップしていました佐渡・尖閣湾に加筆しました。
尖閣湾は、佐渡島の西海岸、南北ほぼ中央付近にある景勝地です。
地名にまず驚きましたが、“尖閣”との名称は、
南の尖閣諸島が先で明治23年、この尖閣湾は昭和8年とのことでした。
やや曇り空の中、見下ろす白波が印象的で、加筆はその白波を強調して修正しました。
【補記】の前に
トランプ氏が再任を果たしました。
バイデン氏側による不正のオンパレードだった4年前の選挙、
その後の暗殺未遂を含めた数々の選挙妨害を跳ねのけてのことで、高揚感が伝わってきました。
アメリカが大きく動きそうで、つくづく、“アメリカは大蛇行方式だなあ”(衛藤瀋吉先生の言葉)と思ったことでした。
注目点は山ほどありますが、とりあえずは次の諸点を述べさせていただきます。
先ずは、就任初日に、「2,021議会占拠事件」の約1,500人(有罪及び訴訟中)に恩赦を与えたことです。
日本のメディアではほとんど報道されていませんでしたが、2,021.1.6トランプ支持者が議会に侵入したとされる事件で、
国家転覆罪などの罪により拘束されていた事件です。
この事件を追っていた[やまたつ] 氏の著書情報(極めて信憑性が高いと自分は思っています)などによれば、
少なくとも私の理解するところ、民主党側が、何と司法とメディアと一緒になって仕組んだでっち上げで、
“アメリカはこんなにもダメになってしまっているのか!!”と驚かされていたテーマの一つでした。
何より、なぜデモが起こったのか、それは民主党側の不正極まりない選挙への怒りの発露であって、
にも拘わらずアメリカのメディアは、その不正のことは一切報道しないという体たらくで、
NHKは勿論、日本のメディアも全く同じムジナでした。
今回のトランプの会見でも“そのほとんどが無実”といっていましたが、その支持者たちへの恩赦です。
おそらくトランプの胸の中では、抑えに抑えていたテーマだと思われます。
これから、大でっち上げ事件の真相が、自由の身となった彼らの口から明らかにされるでしょう。
次にWHO(世界保健機構)からの脱退手続きの大統領令に署名したことです。
これも新聞・テレビでは殆ど扱われず、ネットで垣間見れるくらいの情報しかないテーマです。
しかし実は、WHOそのものが大きく変わろうとしている、ということです。
それもパンデミックなどの緊急事態を利用して(乗じて)のことです。
読売新聞(1.23付)によれば、現在WHOは、病原体の情報やワクチン供給のルールを定めた「パンデミック条約」を策定中とのことで、
これだけ読むと、“トランプは、何でそんな勝手なことを!”と思われるかもしれませんが、
トランプ氏なりの反対の論拠があるようです。
それは、林 千勝氏によれば、この条約の真の狙いが、
WHOの全体的な性格を、単に勧告を行う諮問機関から、法的拘束力をもつ統治機関に変更する
・・・国の権限を大幅にWHOに吸い上げ、WHO自らの統治力を一元化する・・・方向でのようだからです。
たとえば、“緊急事態”をWHOの事務局長が独断で決められるようにしたり、
国が決めた健康対策を、WHOに覆させる権限を与えたり、
WHOが偽情報とみなすものを検閲できる機能を大幅に拡大させたり・・・などです。
いずれも国家としての主権、あるいは国民の基本的人権を著しく犯すものです。
加えて、これらの事業、すなわち“カネ”は多国籍大企業に集中し、かれらの独占・寡占をますます強める内容である、と。
私には、正に“緊急”という“時”を利用しての、健康面からの「世界統一」を図ろうとする、そのモデルを見ているようです。
そこに最大の資金提供国・アメリカの再選大統領が、
それはアメリカ国民を守ることにはならない!、とばかり、問題を提起したということのようです。
なお、バイデン氏も20日、こちらは、コロナ対策を長年指揮し、その不法性が疑われているファウチ氏(バイデン氏の家族らも)に、
通常の(刑罰を取り消す)恩赦とは異なる、何と何との「事前措置としての恩赦」を与えた、と。
因みにファウチ氏は、今度入閣(議会承認待ち)したロバート・ケネディーjrの著「人類を裏切った男 ANTHONY FAUCI」
(副題 今回のパンデミックはファウチ博士を中心とした世界的機構の悪行と欺瞞によるものだった)の張本人です。
更に、トランプ大統領は、ケネディー元大統領、弟・ケネディー元司法長官、キング牧師の“暗殺関連文書”を機密解除する大統領令にも署名した、と。
ケネディーjrへの配慮があるかもしれませんが、
長年封印されてきていたアメリカの大きな闇が暴かれるかもしれません。
演説では、人種とジェンダー問題についても、その行き過ぎた義務化の撤廃について触れていました。
拙論でも次回以降に触れる予定です。
いずれにせよトランプ再登場により、大きな揺り戻しが起こることでしょう。
その揺り起こされる前の状態・・・もの凄いマグマの塊りとして残存している・・・を、もうしばらく追ってみたいと思います。
本章はブログの字数制限のため、各節2回(計4回)に分けて記します。
【補記】
第5章 目次
第5章 (近代)ショア―等によるユダヤ民族存亡の危機
[ショア―とホロコースト]
第1節 何故ショアーは起きたのか
[悲劇の流れ]
[WWⅠ後のドイツの屈辱的敗戦と過酷な賠償金]
[ドイツにもともとあったゲルマン人優位論]
・・・以下、次回以降・・・
[ヒトラーという人物の登場]
[大衆洗脳の心理学 フロイト及びタヴィストック研究所]
[余話:近衛文麿の野望]
第2節 ショア―後の世界はどうなったか
第1款 ユダヤ:イスラエル建国とアメリカ支配
[二つのメシア論]
[イスラエル建国]
[アメリカの支配]
[フランクフルト学派]
[二つのメシア論]
[イスラエル建国]
[アメリカの支配]
[フランクフルト学派]
第2款 ドイツ:罪からの解放努力
[政治的な流れ概観]
[映画・イベントなど]
[政治的な流れ概観]
[映画・イベントなど]
本章における主要参考文献など
本論に入ります。
第5章 【近代】ショア―等によるユダヤ民族存亡の危機
[ショアーとホロコースト]
今日1月27日は、アウシュビッツ解放の日から80周年だとか、
その当日、拙ブログでこれを扱うのはたまたまのことですが、何かの縁を感じます。
また浅学な自分が扱うにはテーマが深すぎ重すぎセンシティブすぎますが、心して進めたいと思います。
まず、「ショア―」なる用語、一般的に使われている「ホロコースト」と言われているものですが、
ユダヤ研究学者の市川 裕氏は次のように述べておられます。
「WWⅡの終結後、東欧におけるユダヤ人の大虐殺は「ホロコースト」という言葉で、アメリカによって初めて世界に知らされた。
ホロコーストいう言葉は元来、ユダヤ教のなかでも最も神聖な“全燔祭”(すべてを焼き尽くす意)をギリシャ語に翻訳したときの言葉である。
これに第二の意味として“ユダヤ人大虐殺”が加わった。
死後の復活を希求するユダヤ教は土葬を原則とするが、ナチスによって焼かれた過酷な現実を、
まるで聖書の供犠(捧げる生贄)に比するかのような言葉で表現することに違和感を覚える人々もいる。
彼らは、この人類史上稀にみる蛮行に対して、ヘブライ語で破滅を意味する『ショア―』の語を用いている」と。
拙論も、市川氏が仰る、このユダヤ側の言葉を尊重し、本章のタイトルはこの「ショア―」の表現にしています。
ただ、すでに公に、乃至一般的に使われている文書等々の引用は「ホロコースト」を使わせていただきます。
第1節 何故ショア―は起きたのか
[悲劇の流れ]
WWⅡでは、ナチ・ドイツ及び占領下のヨーロッパで、「ユダヤ人」という理由で約600万人が殺され、
他にも障碍者やシンティ―とロマ(「ジプシー」と呼ばれた人たち)も犠牲になったと言われます。
この悲劇は、ソ連・スターリンや中国・毛沢東の自国民の大粛清、
あるいはアメリカによる2つの大戦およびそれ以降の戦争での無辜の一般国民の殺戮、
しかも原爆を使用して・・・これらにも匹敵する狂気の行為でしょう。
なぜ、ドイツでこのようなことが起きたのか、数多の研究がなされています。
もとよりユダヤ教とキリスト教は2,000年近くの宗教上の対立があったとはいえ、
ここまで大規模に尖鋭化したことはなかったようです。
特にドイツとユダヤは、この悲劇が起こる前の19世紀後半から20世紀初頭にかけて共に強力な国家・民族として台頭し、
頭脳明晰で知的好奇心に富む両者は、お互いに協力し助け合っていた、とされています。
アインシュタインやフロイトもこの時代の人たちです。
当時、ユダヤにとってのドイツは住み心地のいい地であり、
不倶戴天の敵はホグロム(1,881年ロシアでのユダヤ人大虐殺)を受けたロシアで、
ドイツ人によるユダヤ人の大量殺戮は、ある意味、「尊属殺人」に等しい行為とする者(ジョン・ポール氏)もいるぐらいです。
田中英道氏は、ユダヤの血を引くマルクスですら、
当時の市民社会を支配していた“汚い商売”、“私利私欲”、“貨幣崇拝”を
“ユダヤ的なもの”と呼ぶようななか、
WWⅠ前後に出た偽書“シオン長老の議定者”が、ユダヤ人による世界制覇の陰謀を伝えるものとして出され、折からのロシア革命がその一環である、と考えたりした。
革命の推進役ボルシェビキもその大半がユダヤ人であることが、それを裏付け、またユダヤ金融資本が莫大な資金提供をしていたことなど、
これらを使った反ユダヤ主義のプロパガンダが功を奏し、ナチの登場となった、とされています。
とにもかくにも、ユダヤ人を受容していたドイツ社会がWW1でドイツが敗戦後、急変することになる。
ワイマール憲法の個人・自由主義の時代からからヒトラー・ナチの民族・全体主義へと急旋回したとき『ショア―』が起きた。
1,932年ヒトラーが総統に就任後のの反ユダヤの措置は凄まじい。
ユダヤ人を公職及び報道の場からの追放、そして「断種法」(1933年)、
ニュールンベルグ諸法令(「帝国市民法」(ドイツ市民はアーリア人の血統のみ)
及び「ドイツ人の血と名誉を守るための法律」(ユダヤ人との混合婚の禁止)(1,935年)などなどである。
市川 裕氏によれば、「WWⅠ後のヒトラー・ナチスの最終目標は、ドイツによる世界の新秩序建設で、
その第一段階は、東欧にドイツ人の生存権を確保し、併合した隣接地域など浄化し、ドイツ農民を移住させることであった。
その障害となるのがポーランドに居た350万人のユダヤ人で、当初から殺戮の対象とされていた。
新秩序建設の第二段階がユダヤ人絶滅計画、いわゆるユダヤ人問題の「最終計画」で、1,942年から実行に移され、その象徴がアウシュヴィッツである」と。
ではなぜこの悲劇は起きたのか。
多くの方が研究されご所論を述べておられるが、未だに謎が多いというか、理解不能というかのテーマではありますが、
それらを自分(筆者)なりに纏めると次のようになるのではないか、と。
「WWⅠ後のドイツの屈辱的敗戦と過酷な賠償金」
「ドイツにもともとあったゲルマン人優位論」
「ヒトラーという人物の登場」
(それにしても何故あそこまでの悲劇が?)
「大衆洗脳の心理学」(フロイト及びタヴィストック研究所)
以下、項目別にみていきます。
[WWⅠ後のドイツの屈辱的敗戦と過酷な賠償金]
1,919年連合国側とドイツの間に結ばれたヴェルサイユ条約の最大の問題点は、
世界を主導する地位になったアメリカと新生共産国家ソ連が入っていないことのほか、
戦争責任はあげてドイツに擦りつけられたことである。
ドイツにとっての敗戦は、以下のような諸問題があった。
まず誇りについては、ドイツとしては国力が充実し自信満々で開戦に臨んだのに負けてしまった、
しかも夥しい犠牲者を出してのことである。ドイツの誇りはズタズタで、誰かに敗北の責任を求めないではいられなかった。
その矛先がユダヤ人で、敗戦直後はドイツ国内のユダヤ人が左翼運動家(共産主義者)として標的にされ、
やがては人種差別の地獄へと突き落とされることになる。
ドイツは全ての海外植民地と権益を放棄させられた。
海外植民地だった山東半島は日本へ。また金銀ダイヤ、石油などの権益も没収された。
領土の割譲も余儀なくされた。アルザス・ローレンヌ(旧ドイツ西側)はフランスへ、東側ポーランド回廊はポーランドへなどである。
賠償金の支払い義務も課せられた。
総額1,320億金マルクで、現在の日本円で約200兆円、当時のドイツ国家予算の数十年分に相当するという。
ドイツは支払えず、アメリカ金融界が救済名目でのドイツ経済へ介入を始めることとなる。
インフレに陥ったドイツの窮状を見てアメリカは、「ドーズ案」(銀行家・ドーズの提案1,924年)に沿って動き出すが、
賠償金の総額が決まっていなかったことやドイツの債務が累積するなどのため、
総額を減額して明示した、「ヤング案」(実業家・ヤングの提案1,929年)に変更。
しかし、1,929年の世界恐慌により賠償支払いは実質的に不可能になり、
1,932年にはナチ政権、翌33年にはヴェルサイユ条約破棄を宣言し、ご破算になる。
ライブドア―ブログ「無敵の太陽」(黒木頼景)様というブログがあります。
よく拝見させていただいていますが、世界情勢や歴史の見方の深さ、鋭さは舌を巻くばかりです。
そのブログにあった、当時のドイツ経済などにつき、次の二つを紹介させていただきます。
○ひとつは、このWWⅠを挟んで国際金融資本筋が考えていたことについてです。
ロシア革命をその資金面で主導したユダヤ資本にとっては、レーニンからすんなり彼らの息のかかったトロッキーにと思っていたところ、スターリンが就いてしまった。
国際金融資本家たちにとって、彼らのいうことを聞かないスターリンの登場は大番狂わせで、彼スターリンを制御するために政敵としてヒトラーを担ぎあげた、とされる。
何と、ロンドンやウォール街を牙城とする大物ビジネスマンは、関連現地企業を通してヒトラーに活動資金を渡していたとのこと。
フーバー研究所で、ウォール街とボルシェビキの関係を明らかにしたアンソニー・サットン教授によれば、
例えば、アメリカのGE社はドイツのAGE社と提携し、ヒトラー支援のスポンサーになっていた、と。
上述のようにアメリカはヴェルサイユ体制で痛めたドイツ経済の復興のため、「ドーズ案」や「ヤング案」が計画され、賠償方式となる。
ドーズ氏も銀行家であるが、ヤング氏はGEの会長で、彼は復興支援を模索する傍らドイツの電器産業を束ねる計画、即ちカルテルを結成しようと目論んでいたとのこと。
彼ヤングGE会長ほかGE関連企業の経営者は「モルガン商会」の代理人であった、と。
○もう一つは、ヒトラーが自国の通貨を発行していたことについてです。
ヒトラーは、膨大な賠償金でハイパーインフレになるなか、学者の意見も取り入れながら、「自国通貨の政府発行」という手に出る。
当時のドイツ中央銀行は、利子付きの外国通貨や借金及び外国人に支配されていたが、
ヒトラーは、国際金融のカラクリと民間銀行による借金漬けに気づき、債務地獄に陥らないよう、
外国からの資金を借りずに独自の「特別マルク」(一般用、投機用、旅行用など)を発行し、ドイツ経済の恢復を図った。
信用はドイツ国家であり国民の技術的才能と国民の勤勉さであった。
かってアメリカの南北戦争でリンカーンが同戦争を乗り切るために発行した「グリーンバッグ」(緑色の政府紙幣)と同じである。
ヴェルサイユ条約で課せられた賠償金は、戦争で被害を受けた財産の賠償だけでなく、当初条約になかったイギリスやフランスの「戦費」まで含まれていた、とされ、
さすがにドイツ側も怒り、ナチス綱領に“ヴェルサイユ条約の破棄”が含まれていたとも。
ドイツの独自通貨による“自給自足経済”は、イギリス、アメリカの国際金融資本家を怒らせ、ドイツ総統は抹消すべき対象となった、と。
[ドイツにもともとあったゲルマン人優位論]
ドイツではヒトラーやナチ以前から「北方種族」乃至「北欧神話」への崇拝があった。
古代においてキリスト教という新興宗教がローマ帝国で急速に広がり、国教にまでなり、
カール大帝のときの強引な布教でゲルマン人もキリスト教になったが、
時代を経てビスマルクの国家統一に際しての理想は、キリストに改宗される以前の「古代ゲルマニア人」であった、と。
ヒトラーは「世界首都ゲルマニア」を計画し実行に移していたくらいです。
古代ローマの歴史家タキトゥス(55頃~120頃)がその著「ゲルマニア」で記した、ゲルマン諸民族の素朴で力強い風俗、習慣が源流のようです。
以下、「アーリア神話」(レオン・ポリアコフ著)を紹介したweb記事「松崎正剛の千夜千冊」様から引用させていただきますと、
ヒトラー以前の膨大な前史に触れたうえで、
その後、これが大虐殺の流れになっていったのはラガルド(ドイツの新約聖書学者1,827~1,891年)あたりからで、
彼のキリスト教批判と民族主義が結びつき、“ユダヤ人がユダヤ人をやめるのは、われわれがドイツ人になるのにつれてのことだ”と言って、
ユダヤ人虐殺の先鋒を切った、と。
このラガルドの言説がチェンバレン(イギリス生まれのドイツの政治哲学者1,855~1,927年)に継がれ、
彼は、「19世紀の基礎」「アーリア人の世界観」などでアーリア人種(ゲルマン人種)の優越性を唱え啓蒙書として普及し、
これがヒトラーの代理人ともよばれたローゼンバーグ(ゲルマン神秘学者 政治家)の手による「二十世紀の神話」としてヒトラーに献上された、と。
ポリアコフ氏は、次のようにいっていると。
ヒトラーやムッソリーニは新たな神話を捏造したのではない。
1,500年にわたってヨーロッパを動いてきたアーリア・ゲルマン神話を、
「神曲」やルターの聖書注釈のようにまっとうに援用したのである。
むしろルネサンスの人文主義者や啓蒙時代の思想家たちが、この流れを一度も食い止めることができなかったことが、
アーリア神話をヒトラーの手に委ねさせることになったのだ、と。
○ワイマール憲法とユダヤ人(馬淵睦夫氏ご所論)
WWⅠ後のワイマール憲法の下でのドイツ共和国(1,919年~1,933年)は、
当時最も優れた民主主義国のように言われているが、実態はユダヤ人が握っていたドイツだった。
人口比で1%だったユダヤ人が政府の官僚、メデイア、映画界等の要所を握っていた。
この共和国時代に、アインシュタインのノーベル賞受賞(1,921年)やフロイト(精神分析学者)やカフカ(作家)などの世界的な活躍があるなか、
ワイマール憲法もユダヤ人・プロイスの起草によった。
この憲法では虐げられた国民の権利を守ることが書かれてあり、
当時その代表はユダヤ人で、少数派の彼らだけをことさらに擁護するための憲法だったと。
日本国憲法を起草したGHQ民生局ケーデイス大佐もユダヤ系でこのワイマール憲法を模倣した、と。
例えば、当時のワイマール共和国ではLGBTがメデイア、映画、舞台などで進出したが、この現象もポリティカル・コレクトネスと同じ軌をなすものである、と。
ヒトラーは、このユダヤ人に支配されたドイツを、ドイツ人のドイツに戻そうとした、と。
・・・以下、次回以降にて・・・
トランプ政権誕生で色々な変化が考えられますが、アメリカ代表としての遠慮のない本音の発言が多く、米国内もさることながら相手の国も対応せざるを得なくなるのではと思っています。特に我が国に影響のある中国、ロシアの対応に関心を持っています。
ユダヤの大虐殺、長い歴史の流れの中でも特筆すべきような大きな事案でした。その背景に民族の誇り、自立、宗教、排他的思想等があると思いますが、これほどまでに排斥されたユダヤの今後の展開を楽しみにしています。
作品の尖閣湾の白波など可愛いもの!?・・・でも迫力ある構図と筆致に敬意を表したいです。
トランプ大統領の満を持した再任、常識の復活、行き過ぎた脱炭素や多様性社会の方向修正、戦争しないためのスーパー最強軍隊の整備、などなど、目を見開いて見守りたいです。
ユダヤの歴史は、表面的なものしか学んでいないので、本ブログから多くの疑問を解き明かしてもらっています。
80年以上たって振り返る冷静な評価も大切ですが、当時の状況、狂気の指導者を熱狂的に支持した追い詰められた国民と裏で蠢く大きな陰謀?など、多面的な考察が求められるのでしょう。
トランプの米国、北朝鮮が絡んだロシアウクライナ戦争、休戦を模索するイスラエル、戒厳令に揺れる隣国・・・。
「慎重な議論」ばかりの我が国は、世界の暴風に国益を守り通せるのか、不安だらけの新年です。