古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

あおきの実のグラデーション

2011-02-03 07:02:24 | 風景(全体)
あおきの実が、今年もまた色づき始めました。
実は去年、初めてあおきの実のことを知り、拙ブログ(10.3.8)にアップしました。
また、そのとき、その赤とと緑などは補色関係にあるということも初めて知り、
実と葉の、両色の対比の美しさを教えられたことでした。

もうひとつ、私なりのテーマがありました。
それは、あおきの実自身がもつ、赤と緑の色のグラデーション(混じりあい、融合)をどう表現するか、です。
絵具の段階で、赤と緑をを混ぜたら、きれいな色になると思いきや、まったくそうではなく、
濁ったグレーの色になるということを知ったのもこの時でした。


そして今回。
グラーデーションに絞っての再チャレンジ(というほどのことではありませんが)です。
今回は混ぜるのではなく、それぞれの色を、別個に濃淡をつけながら紙に乗せててみました。
グレーの色にはならなくてすんだようです。よくよくみれば、白っぽいところや黄色も入っていました。

また、普通は葉の陰に隠れるように実をつけていますが、今回は舞台に上がっての顔見世興業です。

グラデーションという言葉には、色や明暗が“段階的に変化する”という“時間”のニュアンスが入るようです。

あおきの実一粒一粒も、今現在の、自分の命の色を輝き放っているのでしょう。

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2 コメント

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Unknown (mori)
2011-02-03 09:02:42
先日散歩をしていましたら、以前の絵が記憶にありあおきをみたのですが、まだほんの一部しか赤くなっていませんでした。これからですかね。このあおきは実と言い葉と言いしっかりと旬を迎えた様子がよく表現されていると思います。
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Unknown (キンジ)
2011-02-03 21:30:07
はてな? アオキとは。 Webで調べてわかったヨ。花は小さく実はグミの固いようなものですかねー。ちょっと描かれた絵は葉がニギヤカですね。 ハッハハ ごめんな。次回を楽しみにしていますよ。 今日は国会中継を見るのをやめてパシフィコ横浜に地元の工業技術展を見に行きました。 帰途は横浜駅まで歩きました。
立春、春近し。 火山・新燃山 大変だな。
お年寄りばかり・・・。 そういえば毎日火事でなくなる方は高齢者ばかりだなー。
住宅保険に入っているのだろうか。 少し離れたら空家が一杯あるだろうに・・・。 
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