先日の教室(小玉精子先生)でのモチ―フです。
桜の季節らしく、それはそれは華やかなお人形さんでした。
私はおよそ、お人形さんとは縁遠い環境で育ちました。
妹はいるものの、戦後のこととて、このような高級なものは身近にはなく、
自分の子供も、孫も男の子ばかり・・・。
したがって(と いうほどのことではありませんが)、モチーフを前にすると、
何となく、面映ゆいというか、苦手というか、そんな気持ちになりました。
昨年9月に、初めて実物の女性のモデルさんを描いた、あの時の感覚の縮小版みたいなものです。
(70半ば過ぎの爺さんが何をバカ言っているんだと、と笑われそうですが)
ところでこのお人形のタイトルをつける時、フト迷いました。
かっては、このような人形は、“青い目の人形”(野口雨情作詞)の童謡に代表されるように、
“フランス人形”とか“西洋人形”とか呼んでいたと思い、そのようなタイトルにしようかと。
でも、モデルのお人形さんは、髪の色も、そして目の色も、かなり黒っぽく見え、日本人なのでは、とも。
むしろ近頃の日本の若い女性の間では、髪は勿論、目まで色を変えたり大きくしたり・・・、
逆に日本女性が発信元の“カワイイ”文化が各国の共通語として世界に広まったりしています。
このように境がなくなること、これはこれで結構なことではありますが、
当面の、このお人形さんをどう呼ぶのか・・・ささやかなことではありますが・・・分からなくなりました。
結局、標記のタイトルに。
[補記]
“青い目の人形”との関連で、野口雨情のことをネットで調べましたら、
“赤い靴”も彼の作であり、他の童謡では“十五夜お月さん”“七つの子”“シャボン玉”“こがね虫”“あの町この町”、
それに“波浮(はぶ)の港”(磯の鵜の鳥や日暮れにや帰る・・・)、“船頭小唄”(俺は河原の枯れすすき・・・)も彼の作詞だとか。
凄い作詞家だったんだと、あらためて感心!
桜の季節らしく、それはそれは華やかなお人形さんでした。
私はおよそ、お人形さんとは縁遠い環境で育ちました。
妹はいるものの、戦後のこととて、このような高級なものは身近にはなく、
自分の子供も、孫も男の子ばかり・・・。
したがって(と いうほどのことではありませんが)、モチーフを前にすると、
何となく、面映ゆいというか、苦手というか、そんな気持ちになりました。
昨年9月に、初めて実物の女性のモデルさんを描いた、あの時の感覚の縮小版みたいなものです。
(70半ば過ぎの爺さんが何をバカ言っているんだと、と笑われそうですが)
ところでこのお人形のタイトルをつける時、フト迷いました。
かっては、このような人形は、“青い目の人形”(野口雨情作詞)の童謡に代表されるように、
“フランス人形”とか“西洋人形”とか呼んでいたと思い、そのようなタイトルにしようかと。
でも、モデルのお人形さんは、髪の色も、そして目の色も、かなり黒っぽく見え、日本人なのでは、とも。
むしろ近頃の日本の若い女性の間では、髪は勿論、目まで色を変えたり大きくしたり・・・、
逆に日本女性が発信元の“カワイイ”文化が各国の共通語として世界に広まったりしています。
このように境がなくなること、これはこれで結構なことではありますが、
当面の、このお人形さんをどう呼ぶのか・・・ささやかなことではありますが・・・分からなくなりました。
結局、標記のタイトルに。
[補記]
“青い目の人形”との関連で、野口雨情のことをネットで調べましたら、
“赤い靴”も彼の作であり、他の童謡では“十五夜お月さん”“七つの子”“シャボン玉”“こがね虫”“あの町この町”、
それに“波浮(はぶ)の港”(磯の鵜の鳥や日暮れにや帰る・・・)、“船頭小唄”(俺は河原の枯れすすき・・・)も彼の作詞だとか。
凄い作詞家だったんだと、あらためて感心!