遺伝子操作でアルツハイマーを発症させたマウスに、パーキンソン病の治療薬であるアポモルフィンを週に1回ずつ計5回注射した結果、神経細胞の機能を低下させる脳内たんぱく質であるアミロイドベータが減少したということが発表されました(YOMIURI ONLINE)。マウスを泳がせる実験では、ゴールまでの到達時間が6~7秒短縮されるなど、記憶障害も回復したそうです。これは、アポモルフィンがアミロイドβを分解する酵素を活性化させたためという実験結果も示されているようです。アルツハイマーによる記憶障害を回復させる薬。多くの人が注目しているでしょう。
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