健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

自衛隊がどこまで持ちこたえられるか心配

2011-03-17 08:21:23 | 日記
まだまだ救援活動が続く東日本大震災。福島第一原子力発電所もいまだ予断を許さない状況が続いていますが、新たな問題があることが指摘されています(MSN産経ニュース)。未曽有の大震災に対して菅総理大臣は、救援・復興支援に自衛隊を2万人投入すると発表しました。その後、5万人、そして13日には10万人投入すると発表しました。この発表に関して、防衛省に事前の打診はなかったそうです。この10万人という数字。被災者や国民にとって、多い方がよいような気がします。しかし、その数字には少し問題が。というのは、自衛隊は陸海空あわせて約24万人の舞台だそうです。その24万人のうち現場に10万人を派遣。これは自衛隊全体の約42%。それ以外に、後方での物資補給にあたる要員が8万人というで、合計18万人の投入ということになるというのです。これは何と自衛隊の75%。この数値は異常であるというのです。確かに前線で身体を張って活動する自衛隊員には休養が必要です。ですので、交代要員が必ず必要となります。でも、18万人投入してしまうと、交代要員が圧倒的に少ないというのです。活動が短期間なら維持できるかもしれませんが、長期間になると・・・・・。自衛隊は必死に活動してくれていると思います。でも、それを使う内閣総理大臣には戦略に基づいた指揮が必要だと思います。有事だからこそ、指揮する立場の人の重要性が増すのです。一刻も早く復興して欲しいと思いますが、新たな心配事が・・・・・。
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