健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

笑わない高齢者、脳卒中1・6倍

2016-03-26 08:30:16 | 研究
日常生活でほとんど笑わない高齢者は、ほぼ毎日笑う高齢者に比べ、脳卒中の経験がある割合が1・6倍、心臓病の割合が1・2倍高いとの調査結果が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。研究では、65歳以上の男女に毎日の笑いの頻度、持病などを調査。回答のあった2万934人を対象に、笑いと脳卒中などの関係を分析。その結果、高血圧などの影響を除いても、ほとんど笑わない女性は毎日笑う女性に比べ、過去に脳卒中になったり闘病中だったりする人の割合が1・95倍、心臓病になっている人が1・41倍高かったそうです。男性では脳卒中が1・47倍、心臓病が1・11倍。月に1~3回笑う人でも、ほぼ毎日笑う人に比べ、脳卒中が1・27倍、心疾患は1・18倍だったそうです。特に笑わない高齢女性の危険が大きかったそうです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする