禁煙を支援するスマートフォン用アプリを使ったニコチン依存症治療の臨床試験を、ベンチャー企業「キュア・アップ」が慶応大学病院やさいたま市立病院などと始めたそうです(YOMIURI ONLINE)。患者が自宅などで禁煙に取り組む間、継続のための助言を医師に代わってアプリで行うものだそうです。2年後の製品化と、保険適用を目指しているそうです。禁煙治療は、たばこをやめたい人が外来で診察を受け、吸えないでイライラする症状を和らげる薬などを使用。しかし、通院は2~4週間隔のため、たばこを見たり飲酒したりした際に吸いたくなり、禁煙に失敗する人も少なくないと。アプリでは、利用者が体調や薬の使用状況を入力。コンピューターに送信された内容から、学会の指針や論文に基づき、禁煙のための助言がアプリに自動で表示されるそうです。例えば「ガムをかみましょう」などと、たばこを吸いたい気持ちを抑える言葉で禁煙の継続を後押しするそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20171030-OYT1T50036.html?from=ytop_ylist
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