先日、ポリフェノールを多量に含む鳥取産二十世紀梨の葉を使った「梨ポリフェノール茶」の試作品を開発したというニュースが報道されていました(YOIMIURI ONLINE)。梨が持つ病害への抵抗力を研究し、98年に葉が多量のポリフェノール「3,5―ジカフェオイルキナ酸」を含んでいることを発見した。抗酸化力を示す値は、ポリフェノールの一種、カテキンを含む緑茶の約3倍、サツマイモの約20倍、ブロッコリーの約60倍だったそうです。当初、植物の病害を防ぐ農薬に応用する方法を探ったが実現できず、いったん研究を棚上げ。2010年に手軽に摂取できるお茶に加工する道を探ろうと改めて研究を進めたとそうです。梨ポリフェノール茶は、ティーバッグ1個(1・7グラム)に紅茶をベースに梨の葉30%(0・5グラム)とカモミールやルイボスなどを混ぜ、梨の実も入れて爽やかな香りと後味を実現。細胞の老化を防ぐ抗酸化力は緑茶の約3倍ということです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20171104-OYT1T50038.html?from=ycont_top_txt
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