インドネシアのスマトラ島に生息するオランウータンの集団が新種だったとする研究成果が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。新種は生息地の地名にちなみ、タパヌリオランウータンと名付けられたそうです。生息数は800頭以下とみられ、チームは「絶滅の恐れが大きい」として保護を求めているそうです。大型類人猿はこれまでオランウータン2種、ゴリラ2種、チンパンジー、ボノボの計6種だったが、7種に増えることになるもよう。インドネシア・スマトラ島北部にすみ、1990年代に生息が確認されたオランウータンの集団の遺伝的な特徴を、既存のボルネオオランウータン、スマトラオランウータンと比較。その結果、タパヌリの系統から約340万年前にスマトラが分岐し、その後、約70万年前にボルネオが枝分かれしたと推定されたそうです。タパヌリの体毛は、スマトラより縮れ、ボルネオよりシナモン色が濃いということです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20171105-OYT1T50013.html?from=ycont_top_txt
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