メスだけで繁殖でき、世界各地に分布を広げる外来種の観賞用ザリガニ「ミステリークレイフィッシュ」が国内の水辺で見つかっているそうです(YOMIURI ONLINE)。爆発的な繁殖力があり、農漁業や生態系に被害が出るおそれがあるため、環境省は「特定外来生物」に指定する方針だそうです。同省などによると、ミステリークレイフィッシュは、日本各地にいるアメリカザリガニと外見が似ているが、異なるのは繁殖方法だそうです。メスだけで卵を産む「単為生殖」を行うそうです。繁殖力が強く、「ザリガニペスト」と呼ばれる菌などを媒介し、エビやカニの養殖に深刻な被害をもたらすおそれもあるとのこと。世界では既に猛威をふるっているそうで、1990年代にドイツで見つかり、その後、欧州各国で確認されたそうです。アフリカの島国マダガスカルでは、池や水田などで大量に増えて、漁業などに被害が出ているということです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180518-OYT1T50101.html
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