健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

アジアのプラスチックごみ問題

2018-06-21 08:30:54 | 研究
毎年、世界の海洋に約800万トンのプラスチックごみが流れ込んでいるそうです(AFPBB NEWS)。これは、毎日毎秒ごみ収集車1台分のプラスチックが捨てられているのに等しいそうです。海洋保護団体オーシャン・コンサーバンシー(Ocean Conservancy)の2015年の報告書によると、ごみの半数以上はアジアの5か国――中国、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナムから排出されているというということです。これらの国々は世界最大のプラスチック生産国、消費国、廃棄国。アジアの中で経済が急速に発展している国々でもあるが、廃棄物が適切に処理されていない国がほとんどで、処理されていたとしても不完全だそうです。プラスチック汚染は、美観的な問題だけではないそうです。プラスチックは海洋生物を殺しているそうです。マイクロプラスチックは、大きなプラスチックが壊れて細かくなった微小のプラスチックのかけらで、有害物質を吸収しやすいそうです。このマイクロプラスチックが水道水、地下水、アジアの何百万もの人々が毎日食べる魚の体内から発見されているというのです。ただ、このマイクロプラスチックの摂取が健康にどのような影響を与えるのか、まだ完全には理解できていないそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3177545?cx_part=search&cx_position=15
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