全身の筋肉が衰える神経難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」で、病気を引き起こすとされる異常なたんぱく質を除去する手法を開発したとする論文が、Sientific Reportsに発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)ALSは、運動神経が徐々に死滅し、歩行や呼吸が困難になる難病。有効な治療法はなく、国内の患者数は約9500人とされているようです。研究では、患者の神経細胞で、ALS発症の一因とされる異常なたんぱく質が蓄積していることに着目し、このたんぱく質を分解する「抗体」を開発。ただし、大きすぎて細胞に直接入らないため、抗体をつくる遺伝子を、“運び役”となる小さな物質に組み込んで入れる手法を考案。。根治が難しいALSの治療法につながる可能性があるとのことです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180602-OYT1T50064.html
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