約1万年前に絶滅したとされる「ホラアナライオン」の全身が、シベリアの永久凍土から見つかったそうです(読売新聞オンライン)。筋肉や内臓が残るなど保存状態が良く、生態についての研究が進むことが期待されるそうです。このホラアナライオンは昨年7月、シベリア北東部のサハ共和国で見つかったそうです。体長約40センチ、体重約800グラムで、生まれたばかりのメスの赤ちゃんとみられるそうです。年代測定の結果、生息していたのは約3万年前で、コンピューター断層撮影装置(CT)での分析から、筋肉のほか、脳や肺、心臓などの臓器も残っていることがわかったそうです。研究チームは、2015年と17年にも、シベリアで計3頭のホラアナライオンを発見しているそうで、今回の個体はさらに保存状態が良く、臓器まではっきり確認できたのは初めてということです。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20190603-OYT1T50241/
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