飼い犬は人間に似た眉の筋肉を進化させており、それによって人の心をとろけさせるあの悲しげな顔の表情を作れるとする研究論文が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。今回の研究では、死んだ飼い犬を解剖し、飼い犬の祖先である野生のオオカミと比較。飼い犬とオオカミは約3万3000年前に分岐したそうです。今回の研究の別のパートでは、犬と見知らぬ人間との2分間の交流の様子を録画し、眉頭を上げる、目の周りの特定の筋肉がどれくらい使われているかを詳細に記録。さらにオオカミでも同じ実験を行ったそうです。その結果、飼い犬の場合は目の周囲に二つの筋肉が必ず存在し、十分に形成されているが、オオカミではそうではないことが判明。また、人をじっと見詰めている間に眉を激しく動かすのも犬だけであることが分かったそうです。これによって目がより大きく見えるようになり、人間の幼児に似た状態に。そして、世話をしたいという気持ちが引き起こされるということです。
https://www.afpbb.com/articles/-/3230553?cx_part=top_category&cx_position=1
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