ロシア北極圏の永久凍土から、約3万2000年前に死んだ成体のオオカミの頭部が、ほぼ完全な状態で見つかったそうです(AFPBB NEWS)。厚い毛皮に覆われた頭部は、シベリア地方ヤクチア(Yakutia)を流れるチレフチャフ(Tirekhtyakh)川の土手で昨夏、地元住民が発見。頭部の長さは41.5センチで、良い保存状態で脳や軟部組織、力強い歯もそろっているそうです。調査の結果、このオオカミは約3万2000年前、氷河時代の更新世に死んだことが示され、当時2~4歳だったとみられるということです。
https://www.afpbb.com/articles/-/3230220
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