部屋中のどこでも、コンセントを使わずにワイヤレスで充電できる基礎技術が開発されたそうです(読売新聞オンライン)。実用化すれば、電池の残量を気にせずに、スマートフォンやタブレットを持ち運んで使い続けられるそうです。この技術では、コイルによって電気と磁気が互いに変換される仕組みを利用。電源につないだコイルから発生した磁気が室内に行き渡るように設計された特殊な部屋(3メートル四方、高さ2メートル)を設置。磁気を電気に変換する装置が付いたスマホはコンセントがなくても充電を行うことができ、照明も点灯。ただ、コンセントから直接充電するよりも効率が悪く、電気代が割高になる可能性が高いそうです。磁気を行き渡らせるために壁や天井、床に金属板を入れる必要もあるなど課題は多いとも。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20190617-OYT1T50172/
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