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比較的軽い方の2年生たち

2007-05-28 08:20:58 | イーグルス
 ルーキーキャンプの前半が終わり、普通ならばルーキーが良かった悪かったと言う話になるのですが、今年の場合ルーキーよりも2年目の選手についての情報が多いです。5巡指名のOmar Gaither以外ほとんど働いていないので2年目の今年にどれだけ成長したのか皆着になるのでしょうし、今年だめなら・・・と言うのもあるでしょう。

 ドラフト後のミニキャンプでも好評だったJeremy Bloomですが、去年の春のミニキャンプで腿の筋肉を傷めてIRリスト入りした事は、スキーからNFLへの準備が終わっていなかった事を考えると結果として良かった。とインタビューに答えています。技術的な練習より身体改造に専念できた事でフットボールをする体を作る事ができたのがキャンプでの好調に繋がっているようです。去年の写真を見ると、爪楊枝と言われたTodd Pinkstonよりも細く見えましたし、最もハードヒットされる危険なポジションであるKRで耐えれるとは思えませんでした。あの体のまま実践投入されていたならばキャリアエンドの怪我をしていたかもしれません、1年じっくり体を作った事は怪我の功名となるのではなと期待します。2度のキャンプで100回以上のパントをキャッチする練習をしているそうで、4年前の感覚を取り戻しつつあるようです、リターナーのライバルがチームを離れていますしBloomの成長がリターンチームの鍵を握ります。

 Sam Rayburnのカットで5番手のDT争いに勝った形になっているLaJuan Ramseyは6-2 285ポンドだった去年前半5試合に出場して出足の鋭さを評価されたもののその後パワー不足とランストップ強化の為に控えにまわされました。母校USCの施設でウエイトトレーニングに重点を置いて鍛えた結果、かなりパワーアップしてキャンプにやってきたようです。良くも悪くも5番手確定と言う現状ですが、Montae Reagorが顔の骨折ではなく膝を傷めてキャンプを欠席していますし(次のミニキャンプには参加予定)Brodrick Bunkleyも成長しているのかどうか良く分かりません。Bunkleyが5番手でプレイ出来ないのは困るのですが、Ramseyからすれば頑張ればプレイタイムを貰える状況です。出足を残したままパワーアップ出来ればJim Johnson好みのDTとして使ってもらう可能性は増えます。ただ、小柄なスピードタイプにバルクアップさせ、その結果足が負担に耐えられなくなり短命に終わるのが最近多いです、使い捨てのような形にならなければいいのですが。

 注目の2年生達の中で、全く目立たないのがJason Avantです。Donte StallworthとKevin Curtisの入れ替えは有りましたが、3番手4番手のHank Baskett、Greg Lewisは健在ですし余程アピールしないとプレイタイムは貰えないのですが、これと言って成長したと言うレポートが見つかりません。今の時期褒めてもらえないと言う事は成長していないと考えて良いでしょう、スピードアップに取り組むと言っていたのですが上手く行かなかったのでしょうか。Bloomがリターナーでポジションを確保すれば5番手のWRとしても起用されるでしょう、その分WRの枠を減らして他のポジションを厚くする可能性が高いですしAvantはカットされる危険性も有りそうです。