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FAリスト

2008-01-02 20:41:24 | イーグルス
 調べる前の段階でもL.J Smithくらいしかスターター級のFAは出ないとは思っていましたが、オフィシャルHPの情報を見ても今年は本当に離脱者が少ない事が分かります。

 UFAになるスターターはL.JとFB Thomas Tapehの2人だけ、他のUFAはCB William James,Remo Mahe,Kimo von Oelhoffen。RFAなのがJoelio Hansen,J.R Reedになっています。手薄なDBのバックアップとして再契約が必要と思われていたHansenとReedがRFA扱いで最悪でも1年契約で確保できる(オファーしてくる相手は居ないでしょう)のはDBユニットの補強を楽にしてくれます。JamesとOelhoffenは放出確実ですし、MaheもFA戦線開始時に再契約する必要は有りません、リターナー候補を獲得するのは間違いありませんし今年のような非常事態になってから契約すれば十分です。
 結局のところ、L.JとTapehの2人だけ再契約するかを考えれば良いわけです。L.Jに関しては戦線離脱した事でレッドゾーンでの得点力不足に悩む事になりました、ブロッカーとしても成長していますし是非再契約をして欲しいのですが5年30ミリオンが最低ラインと考えているのではないかと言う情報が気になります。プロボウル出場が無く怪我の多いL.Jが同世代でプロボウル出場が有るTEよりも高額を要求した場合にそれを出すのかと言うと難しいかもしれません。ルーキーBrent Celekが成長しているとは言えスターターとしてフルシーズンやれるのかと言う点では不安が残ります、Matt Schobelは3番手が精一杯でしょうからCelekが成長すると考えていたとしても1-2年の間を繋ぐスターターTEが必要です。
 Tapehに関しては3WRセットと多用する事も有りあまり出番を貰えて居ません、好ブロックもしますが全く貢献できない事も多いパワー不足のTapehはどうしても確保したい人材には思えないのですが、FBはFA市場に余っている代わりに一流と言われるFBは常に不足しています。そう言う意味で単年契約としても確保しておきたい人材では有ります、個人的にはIR、PSと2年出番を待っているJason Davisにチャンスを与えて欲しいのですがDavisとTapehをキャンプで競わせるのが良いのではないかと思っています、出来るならば再契約して欲しいと思います。
 UFA,RFAになるメンバーを抜いた来年も契約が有る選手のサラリー合計と来年もキャップ(予定)を比べると15ミリオン前後残るようです(出来高払いを計算する必要は有ります)。ドラフトは1巡19位に決まりましたし、4-5ミリオンでルーキーとの契約を済ませる事は出来るでしょう。残りの10ミリオンでFA補強と再契約をする事になります。Javon Kearseの放出は確定的です、8年契約で16ミリオンのサインボーナスがあと10ミリオン残っていますが、3,1カットでも来年に分配できるルールを活用すれば2008シーズンに2ミリオン、2009シーズンに8ミリオンと言う形でゴーストサラリーを分配できます。そう考えれば来年6ミリオン程度のベースだったと思いますから4ミリオン程度更にキャップを増やす事も出来るでしょうし、一度に償却して4ミリオンほどキャップを減らす事にしても良いでしょう。どちらにせよ、プロボウル級の選手に手を出すだけのキャップは残しているという事です。L.Jの再契約が最優先になりますが、DBなどの補強を進める事ができるでしょう。

 予想以上にFA離脱選手が少ないですし、L.Jさえ確保できれば戦力ダウンは全く無いと言っても良いでしょう。Jeff Garcia,Micheal Lewis,Donte Stallworth(実質1年契約ですが建前6年30ミリオンの大型契約です)Roderick Hoodまでの4人は何らかの形でドラフト権を増やしてくれる筈です。ドラフト権も沢山有りますし補強は簡単に進むのではないかと期待してしまいます。