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2007シーズンを振り返る DT

2008-01-26 11:00:17 | イーグルス
 ドラフトで重要視されるシニアボウルの練習が続いていますが、Eaglesのスタッフが面接した選手のリスト(不完全な物で実際の半分以下程度ですが)を見ているとほぼ全てのポジションの選手に偏りなく声をかけてるようです。L.J Smithが抜けそうなTE以外にスターターのFA流出が無いですしどこを取るのかがまだはっきりしません。


 スターターDarwin Walkerをトレードで放出、Sam RayburnをカットしてMonte ReagorとIan Scottを加える大幅な入れ替えを行いました。しかし、Scottは怪我で何もしないままIR入りしましたし、ReagorもINDを解雇される要因になった膝の怪我の為に調整は遅れました。2年目Brodrick Bunkleyは20ポンド落としてミニキャンプに現れてスピードを取り戻しています。

 3年目を迎えるMike Pattersonはダブルチームされた時の弱さを除けばランストッパーとしての成長目覚しいシーズンになりました。1対1で押される事が減り、DTとしては出色のスピードを併せ持ちRBを後ろから追いかけてタックルする場面も多く見られました。
 ホールドアウトによる調整の遅れから何も出来ずにルーキーシーズンを終えたBunkleyですが、減量した事で出足の良さを取り戻しました。体重を落とした事でランディフェンスへの影響が心配されましたが、スピードを増した事で有利な体勢を作る事が出来るようになり押されても潰されない粘りを見せています。
 LaJuan Ramseyはスピードもパワーもスターターレベルには程遠く、スターターを休ませる事が出来ませんでした。キャンプでの怪我で調整が遅れたのも原因ではあると思いますが、成長を感じないシーズンでした。
 交通事故で膝を骨折したReagorはその影響からかパスラッシュにスピードを失っています。ベテランですしテクニックは有るのですが足が付いてきません、シーズン後半はDarren Howardに役割を奪われました。
 DT陣の相次ぐ怪我で急遽契約したKimo von Oelhoffenですがほとんどプレイタイムをもらえないままシーズンを終えました。

 Patterson、Bunkleyのスターターコンビは順調に成長を続けています。Pattersonは5-11のサイズを考えてもこれ以上の上積みは期待できませんが、重心の低さはランストップの要であり続けるでしょう。
 Bunkleyはもっとパスラッシュでチームに貢献する必要が有ります、ハンドテクニックがまだ未熟で簡単にホールドされてしまうように見えますし技術面はもっと良くなるはずです。
 Ramseyはパワーアップよりもスピードアップを狙った方が良いとは思うのですが、サードダウンではDEのDT起用が増えていますしパワー重視する事が生き残りに必要なのかもしれません。
 Reagorは怪我の影響なのかフットワークに見る所がありません、3年契約ですが1年で解雇の可能性が有ります。
 Scottは他所のチームと契約しても良い形のIRに入れておきましたがどこからもオファーはありませんでした。1年契約ですしUFAになります。
 
 Mike Patterson 16試合出場 16試合先発 67タックル 4サック
 Brodrick Bunkley 15試合出場 15試合先発 31タックル 3サック
 LaJuan Ramsey 9試合出場 1タックル
 Monte Reagor 7試合出場 2タックル 1サック
 Kimo von Oelhoffen 8試合出場 1試合先発 2タックル