イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

オフェンスが何点取ってくれるのか

2009-11-01 23:32:00 | イーグルス
 ワールドシリーズと同じNY-PHIの対戦になり、警備やTV放送などの理由で時間変更をして行われる8週目のNYG戦ですがハンデは2点不利とホームを考えれば5点差でチーム力が劣っていると見られています。実際両チーム共にここまでの日程はNO以外は勝てる相手ばかりなのですが、OAK戦落としたりTB.WAS戦で苦戦したのに対し、しっかり弱いチーム相手に大勝してきたNYGが1枚も2枚も上の判断は正しいと思います。

 怪我人はVictor Abiamiri.Kevin Curtis.Dimitri PattersonとWAS戦から連続で欠場が決定しています。他にVictor Harris.Brian Westbrook.Chris Clemonsがクエスチョナブルとなっていますが、Clemonsの代役はJason Babinが務めるでしょうしHarrisの代わりもSean Jonesが居ます。Westbrookの脳震盪は出れるかまだはっきりしませんが、今回は欠場するのではないかと思います。Westbrookの意思で決めて良いのであれば出るでしょうけれど、診断を受けるのであれば止められるでしょう。
 NYG側はChris CantyとAaron RossにMicheal Boleyのスターター候補が3人欠場、Mario Manninghamがクエスチョナブルです。

 ディフェンスが通用するかは五分五分程度だと予想しますが、オフェンスが通用する可能性は2割程度でしょうか。70ヤードドライブしてTDを奪う絵が浮かんできません、ターンオーバーからの得点かロングパスでの一発に頼る事になるのでしょう。
 OLは押せなくても押し潰される事も無いのではないかと考えます。Todd Herremansの復帰で中央3枚は改善されていますし、Jason PetersならOsi Umenyioraでも互角でしょう。Winston JusticeがJustin Tuckの相手が出来るかと考えれば無理なのですが、簡単にサックを奪われる事なく来ています。問題はOL5人でDL4人の相手をするのが精一杯でブリッツが一本でも入るとあっさり漏らしそうな所です。LeSean McCoy.Brent Celekとブロック下手ですしOAK戦ではCelekが2サックを献上、WAS戦ではMcCoyが2サックを許しています。ブリッツを積極的に使ってくるようだとダウンフィールドに出る人数が減って手詰まりになるOAK戦を繰り返すでしょう、ブリッツに対してスクリーンやショートパスで対抗出来れば良いのですが、Donovan McNabbのショートパス精度の悪さは致命的ですからスクリーンを多用する事で切り抜けて欲しいのですが、手詰まりになるとスクリーンを読まれていると考えるのか使わなくなるのがパターンです。

 ランオフェンスが良くなる事も考えにくいです、これまで全く押せなかったのですからOLがいきなり良くなる事は無いでしょう。Westbrookが出るにせよ、McCoyが出るにせよランで100ヤードを超えるのは難しいでしょうね。
 ミドルを投げさせてくれる時間をくれるか、ロングの一発が何度も出る展開になれば良い勝負が出来るかもしれませんが、当然対策は練ってくるでしょう。点の取り合いにはならないと思いますし、ロースコアで時間を潰すようなランオフェンスも持っていません、苦戦するのは確実ですがこの試合を勝つと負けるのではプレイオフへの可能性に大きな違いが出ます。大敗するようだと精神的に収拾が付かない事になるかもしれません。

ランを止めるのは良いのですけれど

2009-11-01 07:40:00 | イーグルス
 8週目は同地区3連戦の2戦目ホームにNYGを迎えます。OAK戦を落としていなければ今のチーム力では負けても仕方が無い、良い試合をしてくれれば十分。と言う方向で見れたのでしょうが、そうも行かなくなりました。

 多士多彩なオフェンスをどう止めるのかをマッチアップで考えると相当難しいですし、実際に上手く歯車が回った時のNYGオフェンスは大量得点を得ています。ただ、先週のARI戦では平均28点取っているオフェンスでは有りませんでしたしとめる事は不可能では無いはずです。
 Brandon JacobsにAhmad Bradshawのランですが、磐石のDT陣を考えると怖いのはBradshawの方でしょう。ホールを潰して止まったと思った所から抜けてくるのが上手く、ギャップコントロールをすると満足してしまうタックル下手な連中がミスタックルを量産してしまうかもしれません。ギャップコントロールを重視するべきJacobsとしっかりタックルする事を意識したいBradshawの対策をしっかり取ってくれる事を期待します。

 一新されたレシーバー陣ですが、Mario Manninghamの競り合いの強さとSteve Smithの隙間に入ってくるルートランは安定していない(良く言えば決めるべき時に決めている)ように見えます。うちのDB陣ならばある程度止めれると考えては居ますが、止めて欲しい所でやられる場面も見る事になるでしょう。投げられ続ける事もないし、シャットアウトも出来ないと予想しています。

 重症に見えたKareem McKenzieは試合に出てくるようです、中央のランストップでは勝てるでしょうがパスラッシュはそう簡単には抜かせてくれないと考えます。Trent Coleが外から一気に襲い掛かると言うよりも、じりじりと押してスクランブルに出ようとする所を捕まえて記録上はサックと言う感じなのは気がかりです。この試合でもとにかくランを止めようとするでしょうし、パスラッシュが掛からずに好きに投げさせる事になる可能性が高そうです。
 ランを止めていればドライブ中にサードダウンロングの場面が出来る、そこでブリッツをかけてパントに追いやる。基本方針として間違っては居ないのですが、ColeやDarren Howardが大きなOLを組み合って居るのは見ていて楽しくは無いです。せめてサードダウンくらいは好きにパスラッシュさせてあげたいのですけれどね。