Chip Kellyが自ら率いるオフェンスは新生Eaglesの目指すところが見えてきました。対照的にBilly Davisが率いるディフェンスはまだ形が出来ていません。SF,ARIで4年間DC経験を持つDavisですし、4-3と3-4の入れ替えは下手じゃないはずなのですけれどねえ。
NT スターター Issac Sopoaga
バックアップ Bennie Logan
SFからFAで引っ張ってきたSopoagaをNTに据えました。ダブルチームを受け止める絶対的なパワーをDavisのNTには必要としないのでしょうか。
30歳を超えたSopoagaですが、DavisとはSF時代4年間一緒でした。プレシーズンゲーム見て崩される場面が見えるのは気になります。出足が落ちているのかもしれません。
4-3DTで3-4だとDE向きに見られていたルーキーLoganがNTのバックアップに入りました。セカンドチームでも圧倒的パワーと言うわけに行きません。パスラッシュNTシステムだと面白そうですけど、今のところそういうシステムには見えません。
DE スターター Fletcher Cox Cedrick Thornton
バックアップ Clifton Geathers Damion Square Vinny Curry
サイズとしては4-3DTが多くランストップ型に見えるのですが、実際は2ギャップコントロールよりも1ギャップを割るパスラッシャーが揃います。悪い事ではないですが、ダブルチームを受け止める腰の強さが必要です。
REのスターターCoxは無難にDEコンバートに成功しました。サックを取るような加速は無いですけれど、ランをタックルし、OLを割ってQBを追いかけ、ダブルチームを潰れて受け止める。なんでも平均点以上にやる選手になってくれそうです。
LEのスターターはThornton、カレッジ時代3-4DEだったので慣れたポジションに戻ります。フットワークが良く、QBにまで届く足を持ちますが、310ポンドの割りに線が細くダブルチームでは崩されます。
LEのバックアップGeathers、6-8の巨漢なのですが、筋力が低いのかいつも引きずられている印象です。出足が有ればサイズで圧倒出来るのでしょうけれど・・・
ルーキーFAから生き残ったSquareはサイズが無い代わりに重心が低いイメージです。サードチームではNTでしたし、バルクアップした時にNTとして機能する可能性を感じます。
20ポンドくらい増やしたらしいCurry、元々押し込み型だったのですけれど、さらにじりじり押すスタイルになりました。4-3パスラッシュDTとして面白い仕事をしてくれるでしょう。
OLB スターター Trent Cole Conner Barwin
バックアップ Brandon Graham
4-3DEからのコンバートを3人揃えました(BarwinはHOU時代にコンバート)ARI時代のDavisもDEを並べています(SF時代はTEカバーのスペシャリストJulian Petersonが元々チームに居ました)
必死にパスカバーに下がる姿が涙を誘う重鎮Cole、どう考えてもパスラッシュで使うべき人材、ポジションです。プレシーズンはカバーも出来るアピールしてるだけで本番は前を向くはず。
HOUから来たBarwinはラッシュとカバー両方出来るところを見せています。DBが良くなってTEのカバーから外してあげれるともっと良いプレイを見せてくれるはずなのですが・・・
3年目でやっとスターターに昇格した元1巡Grahamですが、またバックアップに降格となりました。4-3DEで良いプレイを見せていただけにシステム変更は残念です。プレシーズン見ていて体調管理を怠っているように見えます、腐っても良い事ないのに。
ILB スターター DeMeco Ryans Mychel Kendricks
バックアップ Najee Goode Jake Knott Casey Matthews
本来やや大きいDeMecoが前で潰れてKendricksが動き回るコンビなのでしょうけれど、出足の良いKendricksが前に居る時も有り、システムとしてコンビが組めていません。DLががっしり受け止める感じではないですからランディフェンスは苦戦するでしょう。
HOU時代3-4経験が有るRyansですが、小型のKendricksを組むと潰れる方になります。HOU時代もこれで失敗していますし、高価な潰れ役は勿体無いです。
Kendricksはカレッジ時代のポジションに戻って楽しそうに動いています。ちょっと自由に動きすぎにも見えますが、インサイドブリッツの名手と言われるようになる可能性が見えます。
TBをカットされてやってきたGoode、某所のデータだとカットされたLBでベストの数値(タックル数やタックルに対する喪失ヤードなど)を出したようです。4週目のWAS-TB見ました、動きは軽くILBとしてブリッツもパスカバーもランストップも出来そうです。悪くない選手だと思います。
ルーキーFAのKnottですが、怪我がなければドラフトされてもおかしくない評価でした。3-4ILB向きの体格ですし、ランストップで仕事が出来ると期待します。
ニッケルLBを担うはずのMatthewsですが、RBとの間合いの取り方が下手過ぎて見てられません。飛び込めばカットされる、待てば飲み込まれる、センスとか感覚的な結果があるような気がします。
CB スターター Bradley Fletcher Cary Williams Brandon Boykin
バックアップ Brandon Hughes Shaun Praler Jordan Poyer
ほぼ全員入れ替えのCB陣、ゾーン主体かと思われましたが、結構マンカバーで付いてますね。エースと対峙するFletcherの能力不足が気がかりです。
LCBを任されるFletcherはSTL時代ACLやる前にスターターだった事が有りますが、去年はCB4番手。いきなりスターター抜擢はギャンブルが過ぎた印象のプレシーズンでした。
RCBはBALでもスターターだったCary、短気なお馬鹿パワー型CBです。ぴったりマークするよりも、取られても抜かせない系でしょう。その割にソーンカバーでルーズだったり良く分からない選手です。
ニッケルに落ち着いたBoykinsですが、Fletcherの出来次第ではスターター昇格があるかもしれません。基本的にはニッケルに置いておきたいです、小柄な割りに横への動きがそれほど良くないのが気になります。
消去法でダイムバックのHughes、STエース候補です。CBとしては手の使い過ぎとカットに付いていく反応の悪さが致命的でしょう。40ヤード4.46は一体なんだったのか・・・
CINをカットされたPrater、動画見ていないのでなんとも言えないのですけれど、CINのCB陣で4番手5番手争いに負けた選手と見ると大きな期待は出来ませんね。
7巡ルーキーPoyer、3巡候補だったのが7巡までスリップしましたが、スカウト達の目は間違っていなかったようです。スピード不足で去年INT8回でオールアメリカンに選ばれたような良い部分が全部消えています。
S スターター Nate Allen Patrick Chung
バックアップ Earl Wolff Colt Anderson Kurt Coleman
NYGから引っ張ったKenny Phillipsが怪我でカット、Allenがスターターとなりました。SSとFSは右か左かの違いで、左右関係なくランサポートに上がっています。
スターターをキープしたAllenですが、成長したと言う感じではないですね。プレイアクションに引っかからなければ運動能力が活きるのですけれど・・・
NEから来たChungは3-4経験豊富なところを見せています。ランストップ型なのでFSからBOXに上がるランサポートも良いですし、NE時代狙われているイメージが有ったパスカバーも無難にこなしています。
5巡ルーキーWolffがAllenの背後まで迫っています。正直足が速くて前への飛込みが良いだけで判断力に疑問を持つのですけれど、身体能力の高さは見えました。今年1年は経験を積む年でスターターにするには少し早いと思います。
スペシャルチームエースのColtはプレシーズンでもまずいプレイが有りましたしST専用でしょう。それでも53人に残すだけの能力を持つファイターです。
カットぎりぎりを生き残ったColeman、去年までチームで最も安定したSだったのが身体能力の低さからなのか5番手扱いになっています。3-4によくあるスリーディープではスピード不足なのでしょう。
3-4に変えるには4-3向きの人材が多く、今年は試運転で来年更なる選手の入れ替えを予感させます。しかし、NFLで捨てて良いシーズンは有りません(責任者が解雇されます)DavisはSFとARIで4-3から3-4への転換をしてきましたし、両方を上手く使い分ける事で3-4への移行期間である2013シーズンを乗り越える事が求められています。
DBの安定でOLBをパスラッシュに使うこと、DBが無理ならILBがせめてTEのカバーを担当することが必要です。そして、ILBをTEに付ける為にはDLがランディフェンスを頑張る事が必要になるでしょう。一個良くなれば劇的改善の可能性もありますけれど、今のDB陣が期待に沿うことはないでしょうねえ・・・
ST K Alex Henery
P Donnie Jones
LS Jon Dorenbos
長距離は苦手のHeneryですが、安定感が落ちている印象です。衰えるには10年早いです。
プロボウルは無いのにオールプロセカンドチーム2回のJones、長い間安定しなかったPに大物が入りました。
脳震盪で心配されたDorenbosですけれど、開幕にまにあいました。
PS RB Matthew Tucker
キャンプ開始時の身体検査に落ちましたが、プレシーズンではまずまずの動きを見せました。
WR Greg Salas
NEのPSから引き抜き、今年は53人枠に残ると見ていたのですが惜しくもカット。実力はあります。
OL Michael Bamiro
6-8 330ポンドの巨漢、未完の大器枠
OL Isaac Remington
この間までDL、Oregon大出身
DL Brandon Bair
OAKをカットされて加入、Oregon大出身
LB Travis Long
高校時代TEのLB
S Keelan Johnson
MIAをカットされて加入
S Trenton Robinson
SFをカットされて加入
NT スターター Issac Sopoaga
バックアップ Bennie Logan
SFからFAで引っ張ってきたSopoagaをNTに据えました。ダブルチームを受け止める絶対的なパワーをDavisのNTには必要としないのでしょうか。
30歳を超えたSopoagaですが、DavisとはSF時代4年間一緒でした。プレシーズンゲーム見て崩される場面が見えるのは気になります。出足が落ちているのかもしれません。
4-3DTで3-4だとDE向きに見られていたルーキーLoganがNTのバックアップに入りました。セカンドチームでも圧倒的パワーと言うわけに行きません。パスラッシュNTシステムだと面白そうですけど、今のところそういうシステムには見えません。
DE スターター Fletcher Cox Cedrick Thornton
バックアップ Clifton Geathers Damion Square Vinny Curry
サイズとしては4-3DTが多くランストップ型に見えるのですが、実際は2ギャップコントロールよりも1ギャップを割るパスラッシャーが揃います。悪い事ではないですが、ダブルチームを受け止める腰の強さが必要です。
REのスターターCoxは無難にDEコンバートに成功しました。サックを取るような加速は無いですけれど、ランをタックルし、OLを割ってQBを追いかけ、ダブルチームを潰れて受け止める。なんでも平均点以上にやる選手になってくれそうです。
LEのスターターはThornton、カレッジ時代3-4DEだったので慣れたポジションに戻ります。フットワークが良く、QBにまで届く足を持ちますが、310ポンドの割りに線が細くダブルチームでは崩されます。
LEのバックアップGeathers、6-8の巨漢なのですが、筋力が低いのかいつも引きずられている印象です。出足が有ればサイズで圧倒出来るのでしょうけれど・・・
ルーキーFAから生き残ったSquareはサイズが無い代わりに重心が低いイメージです。サードチームではNTでしたし、バルクアップした時にNTとして機能する可能性を感じます。
20ポンドくらい増やしたらしいCurry、元々押し込み型だったのですけれど、さらにじりじり押すスタイルになりました。4-3パスラッシュDTとして面白い仕事をしてくれるでしょう。
OLB スターター Trent Cole Conner Barwin
バックアップ Brandon Graham
4-3DEからのコンバートを3人揃えました(BarwinはHOU時代にコンバート)ARI時代のDavisもDEを並べています(SF時代はTEカバーのスペシャリストJulian Petersonが元々チームに居ました)
必死にパスカバーに下がる姿が涙を誘う重鎮Cole、どう考えてもパスラッシュで使うべき人材、ポジションです。プレシーズンはカバーも出来るアピールしてるだけで本番は前を向くはず。
HOUから来たBarwinはラッシュとカバー両方出来るところを見せています。DBが良くなってTEのカバーから外してあげれるともっと良いプレイを見せてくれるはずなのですが・・・
3年目でやっとスターターに昇格した元1巡Grahamですが、またバックアップに降格となりました。4-3DEで良いプレイを見せていただけにシステム変更は残念です。プレシーズン見ていて体調管理を怠っているように見えます、腐っても良い事ないのに。
ILB スターター DeMeco Ryans Mychel Kendricks
バックアップ Najee Goode Jake Knott Casey Matthews
本来やや大きいDeMecoが前で潰れてKendricksが動き回るコンビなのでしょうけれど、出足の良いKendricksが前に居る時も有り、システムとしてコンビが組めていません。DLががっしり受け止める感じではないですからランディフェンスは苦戦するでしょう。
HOU時代3-4経験が有るRyansですが、小型のKendricksを組むと潰れる方になります。HOU時代もこれで失敗していますし、高価な潰れ役は勿体無いです。
Kendricksはカレッジ時代のポジションに戻って楽しそうに動いています。ちょっと自由に動きすぎにも見えますが、インサイドブリッツの名手と言われるようになる可能性が見えます。
TBをカットされてやってきたGoode、某所のデータだとカットされたLBでベストの数値(タックル数やタックルに対する喪失ヤードなど)を出したようです。4週目のWAS-TB見ました、動きは軽くILBとしてブリッツもパスカバーもランストップも出来そうです。悪くない選手だと思います。
ルーキーFAのKnottですが、怪我がなければドラフトされてもおかしくない評価でした。3-4ILB向きの体格ですし、ランストップで仕事が出来ると期待します。
ニッケルLBを担うはずのMatthewsですが、RBとの間合いの取り方が下手過ぎて見てられません。飛び込めばカットされる、待てば飲み込まれる、センスとか感覚的な結果があるような気がします。
CB スターター Bradley Fletcher Cary Williams Brandon Boykin
バックアップ Brandon Hughes Shaun Praler Jordan Poyer
ほぼ全員入れ替えのCB陣、ゾーン主体かと思われましたが、結構マンカバーで付いてますね。エースと対峙するFletcherの能力不足が気がかりです。
LCBを任されるFletcherはSTL時代ACLやる前にスターターだった事が有りますが、去年はCB4番手。いきなりスターター抜擢はギャンブルが過ぎた印象のプレシーズンでした。
RCBはBALでもスターターだったCary、短気なお馬鹿パワー型CBです。ぴったりマークするよりも、取られても抜かせない系でしょう。その割にソーンカバーでルーズだったり良く分からない選手です。
ニッケルに落ち着いたBoykinsですが、Fletcherの出来次第ではスターター昇格があるかもしれません。基本的にはニッケルに置いておきたいです、小柄な割りに横への動きがそれほど良くないのが気になります。
消去法でダイムバックのHughes、STエース候補です。CBとしては手の使い過ぎとカットに付いていく反応の悪さが致命的でしょう。40ヤード4.46は一体なんだったのか・・・
CINをカットされたPrater、動画見ていないのでなんとも言えないのですけれど、CINのCB陣で4番手5番手争いに負けた選手と見ると大きな期待は出来ませんね。
7巡ルーキーPoyer、3巡候補だったのが7巡までスリップしましたが、スカウト達の目は間違っていなかったようです。スピード不足で去年INT8回でオールアメリカンに選ばれたような良い部分が全部消えています。
S スターター Nate Allen Patrick Chung
バックアップ Earl Wolff Colt Anderson Kurt Coleman
NYGから引っ張ったKenny Phillipsが怪我でカット、Allenがスターターとなりました。SSとFSは右か左かの違いで、左右関係なくランサポートに上がっています。
スターターをキープしたAllenですが、成長したと言う感じではないですね。プレイアクションに引っかからなければ運動能力が活きるのですけれど・・・
NEから来たChungは3-4経験豊富なところを見せています。ランストップ型なのでFSからBOXに上がるランサポートも良いですし、NE時代狙われているイメージが有ったパスカバーも無難にこなしています。
5巡ルーキーWolffがAllenの背後まで迫っています。正直足が速くて前への飛込みが良いだけで判断力に疑問を持つのですけれど、身体能力の高さは見えました。今年1年は経験を積む年でスターターにするには少し早いと思います。
スペシャルチームエースのColtはプレシーズンでもまずいプレイが有りましたしST専用でしょう。それでも53人に残すだけの能力を持つファイターです。
カットぎりぎりを生き残ったColeman、去年までチームで最も安定したSだったのが身体能力の低さからなのか5番手扱いになっています。3-4によくあるスリーディープではスピード不足なのでしょう。
3-4に変えるには4-3向きの人材が多く、今年は試運転で来年更なる選手の入れ替えを予感させます。しかし、NFLで捨てて良いシーズンは有りません(責任者が解雇されます)DavisはSFとARIで4-3から3-4への転換をしてきましたし、両方を上手く使い分ける事で3-4への移行期間である2013シーズンを乗り越える事が求められています。
DBの安定でOLBをパスラッシュに使うこと、DBが無理ならILBがせめてTEのカバーを担当することが必要です。そして、ILBをTEに付ける為にはDLがランディフェンスを頑張る事が必要になるでしょう。一個良くなれば劇的改善の可能性もありますけれど、今のDB陣が期待に沿うことはないでしょうねえ・・・
ST K Alex Henery
P Donnie Jones
LS Jon Dorenbos
長距離は苦手のHeneryですが、安定感が落ちている印象です。衰えるには10年早いです。
プロボウルは無いのにオールプロセカンドチーム2回のJones、長い間安定しなかったPに大物が入りました。
脳震盪で心配されたDorenbosですけれど、開幕にまにあいました。
PS RB Matthew Tucker
キャンプ開始時の身体検査に落ちましたが、プレシーズンではまずまずの動きを見せました。
WR Greg Salas
NEのPSから引き抜き、今年は53人枠に残ると見ていたのですが惜しくもカット。実力はあります。
OL Michael Bamiro
6-8 330ポンドの巨漢、未完の大器枠
OL Isaac Remington
この間までDL、Oregon大出身
DL Brandon Bair
OAKをカットされて加入、Oregon大出身
LB Travis Long
高校時代TEのLB
S Keelan Johnson
MIAをカットされて加入
S Trenton Robinson
SFをカットされて加入