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他所はもっと苦しいですけれどね

2015-02-05 09:33:00 | イーグルス
 サラリーキャップの話がしたくなったので調べてみました。

 現在NFL本部、NFL選手会からの情報を見ると2015年のサラリーキャップは140ミリオン前後になるようです(142ミリオンで決まりそうと言う話も出ています)Eaglesの選手で2015年契約の有る選手のトップ51人のトータルは144ミリオン。すでに超過していますが、前年使い切れて居ない分を繰り越しできるようになりました。その繰り越し分が15ミリオンあるので、Eaglesは157ミリオンがキャップ上限となるようです(繰越15ミリオンはNFLで3番目に多いらしい)
 157ミリオンから144ミリオンを引けば13ミリオンを補強に使えると言う計算になり、ドラフト順位(トレードしなければ)から推定されるルーキー割り当てが5ミリオン強、8ミリオン程度をFAで使えると言う事になります。
 これだと、Jeremy Maclinにタグ貼るなりプロボウル級WRと入れ替えたら終わりです。5年50ミリオンでも初年度のキャップヒットは抑えられるから実際はもう少し何とかなるでしょうが、高給取りの処分が必要でしょうね。

 キャップヒットが大きいと言う点でTrent Coleをカットすれば8ミリオン節約になります。同等の大看板を手に入れるためには同じ程度の金額は必要になるのですが、1年目はキャップヒット抑える事が出来ますし入れ替え候補の筆頭になります。
 仕事量と金額が釣り合わないと言う点でJames Caseyの4ミリオンもキャップ枠の犠牲候補でしょう。DeMeco Ryansの7ミリオンやCary Williamsの6.5ミリオン、Todd Herremans2,8ミリオン、Brent Celekの4.8ミリオン。中堅・ベテラン勢でキャップを節約できる選手はこの辺りになります。

 ColeとCaseyを放出して12ミリオン枠を増やして合計25ミリオン、ドラフトのルーキーに5ミリオン使って20ミリオン補強に使えるとすれば(使い切った事無いですけどね)OLBとWRはプロボウル級の補強必須ですし、CBとSSは何とかやりくりして欲しい。と言う感じでしょうか。
 放送権料の再構築でキャップ枠が跳ね上がるはずが、現実的にどれほど増えていない為にどこのチームもキャップは苦しいオフが続いています。他にも、Mychal KendricksやFletcher Cox、Nick Folesの契約延長と言った話も有るでしょうし、苦しいオフになるかもしれません。