イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Celek抜擢(と言うか他に居ない

2007-12-22 08:00:18 | イーグルス
 Takeo SpikesのIR入りで空いた53人枠にはWR Michael GaspersonがPSから昇格しました。6-4 220のGaspersonはST/DBコーチのJohn Harbaughの兄でQBのJim HarbaughがSD大のHCをしていた時の教え子です。もうPSで3年間チャンスをうかがい続けていてプレシーズンゲームではそこそこ活躍するのですがファイナルカットでPS入りを続けてきました。今回の昇格はTE陣が壊滅的な状態の為にTEで使うだけの高さが有るGaspersonを昇格させたようで、普段からスカウトチームで長身WRと同時にレシーブ型のTEとしても練習をしてきたようです。ただ、220ポンドですしTEとして試合に出すのは無理でしょう、270ポンド級のDE相手にブロック出来る筈がありません、アクティブメンバーには入らないと思われます。
 L.J Smithは欠場決定、Matt Schobelもダウトフルで欠場濃厚です。ルーキーBlent Celekが唯一のTEになりそうですが、DAL戦で試合開始早々にSchobelが退場した後良いプレイをしたCelekに1試合任せるのは悪い事では有りません。2TEは使えませんが、パスを投げるのならばJason Avantでも入れれば良いでしょうし、ゴールライン前などではWinston JusticieをTEとして使えばなんとかなるでしょう、L.J不在のシーズン序盤は3WRにRB,FBのシステムも多用していました。

 
 他にはReggie BrownとLaJuan Ramseyがクエスチョナブルで金曜の練習も部分的にしか参加して居ません。Brian WestbrookとBrian Dakwinsも練習は軽めの調整ですがこの2人は試合には出て来そうです。

Spikes手術

2007-12-20 07:35:20 | イーグルス
 Pro BowlにBrian WestbrookとShawn Andrewsが選ばれました。Westbrookはランパスのトータルヤードでリーグ1位ですし選ばれるのは当然でしょう、ランではMINのADに若干劣っていますがスターターとして選んであげたかった気がします、怪我人の代理として出場経験が有り2度目の出場になります。
 Andrewsは去年オールプロに選ばれた事でOLにありがちな惰性での選出となりました。今年は足首を痛めて出遅れシーズン中も去年のような破壊力を発揮していません、DAL戦を事実上欠場していますし今年は怪我との戦いになってしまっています。それでもファン投票期間中のNE戦ではVince Wilforkを圧倒するプレイを見せていますし健康ならばリーグトップクラスの選手です。
 残念なのはTrent Coleの落選です、13サック前後で4人が並びColeが弾き出された形のNFC DEですが、選ばれたOsi UmenyioraはWinston Justiceが出た試合で6サックを記録しただけで今年はそれ程良いシーズンを送っているように見えません、常連になりつつあるUmenyioraに知名度で劣っているのかもしれませんがColeが選ばれて欲しかったです。DEの補欠1位なので怪我などが有れば代理出場する事になります。
 他には今年選ばれそうな選手は居ません、Omar Gaitherを選んであげたいとは思うのですが派手な数字を残したわけではないですし仕方が無いでしょう。

 Donovan McNabbがEaglesでプレイするのもあと少しと言ったとか言わないとかでまたトラブルになっています。この手のトラブルはいつもの事なので適当に聞き流せば良いでしょう、トレードするのはJon Bannerが決めるのですから。この手の言いたい事をポロってこぼしてしまうタイプの人は言ってるうちは大丈夫だと私は思っていますのであまり心配はしてないです、単純にあと2試合良いところを見せれば良いのですから。最終戦はKevin Kolbを見たい気もするのですけれど・・・。

 Takeo Spikesが肩の筋肉を切ってIR入りしました、金曜日に手術を行う予定です。肩の背中側の肩甲骨を覆う筋肉と腕を繋ぐ所に有る筋を切ってしまったようです。来シーズンに間に合うのか等はまだ良く分かりません、Gaither,Cris Gocongの若手を率いるリーダーとしてもチームに貢献してくれていただけに今回の怪我は残念です。来シーズンは5ミリオンのベースサラリーになっていますし、怪我が長引くようならば解雇する事になるかもしれません。
 代わりにはルーキーFAで入団し、Matt McCoy解雇時に53人枠に昇格していた Akeem Jordanが務めます。プレシーズンゲームで頭角を現したJordanですが、Spikeが年齢的に長くは無いですしここで良いプレイをすれば長期契約を手に入れる事が出来るかもしれません。3巡指名のStewart Bradleyにもチャンスが与えられるでしょう、SLB,MLB両方の練習をしていますしGaitherをWLBに戻してBradleyがMLBに入れる事が有るかもしれません。個人的にはTEへのマークが出来ないGocongをWLBからのブリッツ要員として使いSS経験の有るBradleyをSLBで使うのが良いと思うのですが、ポジションはともかくルーキーシーズンに使ってもらえるだけでも素晴らしいチャンスと言えるでしょう。

弱くは無いのですが・・・

2007-12-18 12:08:01 | イーグルス
 NFC首位を走る@DAL戦は10-6で守り勝ちました。ドラフトを考えればもう勝たなくて良い試合なのですが、首位に勝つ事でチームの停滞感を吹き飛ばすと考えれば勝って良いのでしょう。

 勝因はなんと言ってもディフェンスです、前回暴れまわったT.Oを2キャッチ37ヤードに押さえました。Lito SheppardのシングルカバーとSを付けたダブルチームを適度に入れ替えた事で対処に成功しています。右手の指を怪我したTony Romoのコントロール・球威は落ちていましたしすっぽ抜けのファンブルも有りました、なによりRomoの売りのランニングスローが出せなかった事でオフェンスを制限されていた事が6点に押さえた一因です。そしてランディフェンスでもOmar Gaitherが再三ノーゲインに押さえる素晴らしい突進を見せました、RB2人で14キャリー37ヤードに押さえ込んでいます。
 ランディフェンスは良いもののパスラッシュが物足りなかったDTコンビが1サックづつ記録しています、Trent Coleをダブルチームされない為にもインサイドからのラッシュが必要です、2人ともまだまだ成長するでしょうしランパス両面で後見できるようになってくれるでしょう。
 ランをしっかり止めて、投げさせてミスを誘う2007年型のディフェンスが形になりました。特に2年目3年目の若手が揃うフロント7が形になった事は來シーズンに大きな期待が持てます、CBもスターターは安泰と考えればDBのデプス補充だけでディフェンスの補強は完了できるでしょう。ディフェンスはスターターにFA選手は出ません。

 オフェンスは課題を持ち続けます、試合開始早々にShawn Andrewsが退場しMax Gean-Gillesに入れ替わりました。普段アクティブにならないGillesを入れていた時点でAndrewsの膝の具合は良くなかったと言う事です、Gillesはランブロックは普通(Andrewsと比べればかなり落ちます)だったのですが、パスプロテクトで再三抜かれました、Winston Justiceのデビューに比べれば全然良かったのですがスターターとして使うレベルではないです、若手OLの成長は遅れています。
 Donovan McNabbは41回投げて23回成功208ヤードの1TDと数字だけ見れば無難にまとめているのですが、ロングパスのコントロールの悪さが目立ちます。フリーになるかどうかのタイミングで放るのは良いと思うのですが、結果的に全くフリーになっていない事が多すぎます。Todd Pinkston,Donte Stallworthのような縦に走るだけなら超一流のスピードを今のスターターは持って居ません、その分抜けるかどうかの判断はシビアに行う必要がありますが成長していないようです。5ヤードのスラントのようなルートを織り交ぜてきた事は評価しますが、フリーでもタイトカバーされていても全力で投げ込むだけでレシーバーに取り易いパスを投げようとしない点は変わりません。
 Brian Westbrookはこの試合も1人奮闘しました、それでもアジャストされているのが見て取れる場面が何度も有りました。外に逃げ1対1を作って抜き去るスタイルでロングゲインを重ねてきましたが、同時に2人3人とタックルする事で逃げるスペースを消してきています。リードブロッカーが消してくれれば良いのでしょうが、リードを付けずに個人技に期待するプレイですしもう少し工夫が必要になってきています。
 この試合最大の収穫はルーキーTE Brent Celekの成長です。3キャッチ50ヤードと頑張りました、最後のロングゲインは苦しいサードダウンをクリアし勝利を決定付ける物でした、このまま成長を続ける事を期待します。

 ただ単にDALが悪すぎただけの試合で内容が良かったとは言い難いのですが、それでもNFC首位相手に勝利した事は評価して良いでしょう。全勝のNEに3点差、リターナーのファンブルが相次いだNFC同率首位のGBも3点差、そしてDALとは1勝1敗、決して弱いチームではないのです、ちょっとした噛み合わせが合わないだけなのですから來シーズンの為にあと2試合全力で戦って欲しいものです。

結果よりも内容重視

2007-12-17 06:48:20 | イーグルス
 NFC首位を走る@DAL戦です、すでに8敗しているチーム状況を考えれば苦戦は必至でしょう。
 ハンデは10点不利
 USA Today 0-8
 ESPN 0-8
 TSN 0-10
 当然ですが圧倒的不利です。

 前回の試合で後半まったく手が出なくなったのはBrian Westbrookのランを押さえられた事が原因でしょう。特にGreg EllisとL.J Smithのマッチアップで完全に負けた事でオープンへのランが出なくなりました。この試合ではl。Jが欠場する見込みですしさらに不利なマッチアップになります。連続出場を続けているJon Runyanも多分出てくるとは思うのですが欠場するようだとランプレイのパワーポイントである右サイドが機能しなくなるでしょう。
 ランが機能しなくなるとパスも苦労することになるでしょう、先週Sが2人ともバックアップだったのにロングパスをまったく出す事が出来ませんでした、言うまでも無くショートからミドルのパスで繋ぐ事は期待しないほうがいいでしょう、思い切りの良いロングパスで打開して欲しいのですし、良い形か悪い形かはともかく積極的に投げ込んでいく形を作って欲しい物です。

 ディフェンスではMarion Barberへのスクリーンが前の試合で効いていました、この試合で繰り返してはいけません。またT.Oに対するディフェンスも1対1では難しいですからバランスを取る事よりもダブルチームをするしないのメリハリを効かせて混乱を誘う事が重要です。
 4-3の4メンラッシュをベースにCris Gocongのブリッツを混ぜ、ブリッツを入れる時にはOmar GaitherをBarberに付けるようなディフェンスをフロント7で引き、Jason Wittenに対する警戒を弱めるのはギャンブルになるかもしれませんがT.Oをダブルチームするような駆け引きをして欲しいです。ただ、Jim Johnsonはカードの切り方が上手くないですし、駆け引き勝負で1試合乗り切るのは難しいでしょうけれど・・・。

 勝敗というよりも、NFC首位のDAL相手に良い試合をする、負け越すようなチームでないことを示して2008シーズンに繋げる戦いをする事が必要になります。みっともない試合をするようならばチームが崩壊しかねません、消化試合ですが大事な一戦です。


 チームの負けが続いている事は全く関係ないのですが、多忙に付き更新速度が落ちています、この状態はもう少し続くかもしれません。

Huntの出番

2007-12-13 08:14:33 | イーグルス
 消化試合になった残り3戦、怪我人を休ませつつ若手を試す試合にして欲しい気持ちも有りますし、来シーズンに向けて全力で良い試合をして欲しい気持ちも有ります。残り3戦はNFC首位のDALにプレイオフ当落線上のNO,BUFですから厳しい相手になります、実力と言う点で劣っているとは思いませんし、プレイオフチームに勝利してシーズンを終える事が出来ればチームの停滞感を払拭してオフシーズンに向かう事が出来るでしょう。

 3巡指名ルーキーのTony Huntにチャンスが回ってきそうです、RB2番手のCorrell Buckhalterが脳震盪でNYG戦退場しています。RBとして使ってもらえないのはいつもの事なので怪我をしているとは思っていなかったのですが、言われてみればリターナーが毎回違っていました、DAL戦に出れない場合にはHuntがアクティブになるはずです。これまで3rd&1でしかボールを持たせてもらっていないHuntですが、そろそろまともな場面で使えるのかどうかを試しても良いでしょう。個人的にHuntはハズレだと思っているのですが、Buckhalter、Ryan Moats、Reno Maheが契約切れになりますし来シーズン契約が残っているのはBrian WestbrookとHuntの2人だけです。Huntが使えるのかどうかを試しておくのは重要ですし、使えないと判断するならばFA・ドラフトの重要補強ポイントになるでしょう。
 1ヤード要員として起用されているのだけを見れば、スピードが無く密集をこじ開けるパワーも無い選手と言う印象なのですが、これはばればれのインサイドプレイでしか使っていませんしカットバック能力などを見せては居ません。Westbrookのキャリーを減らす為に今Buckhalterが担っているような仕事が出来るのかは見てみたいです。カレッジのハイライトフィルムを見る限り(ロングゲイン中心でハイライト作るので当然なのですが)案外ホールを探してカットしていくのが上手い印象も有ります。スピードが平凡でも別のところで光るものがあれば良いわけですし、色々な起用法を試すべきです。

 他に練習を休んでいるのはJon Runyan,Reggie Brownが膝、L.J Smithが膝と肋骨、Brian Dawkinsが背中の怪我です。足首を捻挫したMike Pattersonと万年膝痛のWestbrookは別メニューで調整しました。DAL戦で膝を捻挫したShawn Andrewsですが練習に参加していて軽症のようです、ただMCLですし無理はさせたくありません。