イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Gaitherシーズンエンド

2009-10-23 03:02:00 | イーグルス
 Omar Gaitherの怪我は右足指付け根の骨折で手術を受ける事になりました、手術をしなければリハビリに掛かる時間ははっきりとは分からないようですが多分シーズンエンドになるだろうと見られています。Will Witherspoonの獲得はGaitherシーズンエンドの情報を隠して速やかに行われたという意味では珍しくフロントが良い動きをしたと言う事になります。
 Kevin Curtisの膝もなかなか良くなりません、専門医の診断を受ける事になりそうです。Hank BaskettをカットしBrandon GibsonをSTLにトレードしている上にCurtisまで怪我で失うとなると開幕時7人もWRを確保してどうするのかと思ったWR陣はDeSean Jackson.Jaremy Maclin.Jason Avant.Reggie Brownの4人だけになってしまいます。Curtisの診断結果によっては補強が必要になります。
 
 PSで2人移動が有りました。WR補強の為に今年SFのルーキーFAとしてキャンプに参加していたDobson CollinsをPSに入れました。10月5日までSFのPSに居たようですが解雇されていました、6-2 178ポンドのサイズを見ると長身細身のWRなのでしょう。Gardner-Webbと言う無名校の出身でドラフト時の40ヤードは4.47らしいです。先日契約したばかりのCB Stoney Woodsonを解雇しています。
 去年の6巡指名Mike GibsonがSEAと契約しました、去年はドラフト前から負っていた肩と肘の怪我でIR入りし、今年はファイナルカットでPSに入っていました。代わりにPSで契約したのはキャンプでCのセカンドチームに入っていたDallas Reynoldsで、本来Jamaal Jackson.Nick Cole.Mike McGlynnに続くCの4番手扱いなのですが怪我でCole.McGlynnがOGに専念した事でチャンスを貰い高評価を得ていました。
 SFはWRのデプスが厚い印象ですし、PS行きになったCollinsですが悪くない選手かもしれません。Reynoldsもキャンプではセカンドチームだったのですから序列的にも補充に入るのは順当です。

シーズン5人目のMLB

2009-10-21 07:17:00 | イーグルス
 トレードのデットライン寸前に補強に動きました、CAR,STLで8年のキャリアが有るWill Witherspoonを獲得しました。来年の5巡指名権とルーキーWR Brandon GibsonをSTLに渡しています。

 Stewart Bradleyの怪我からMLBの補強に走り回る事になり、まずはJoe Maysを後釜に据えましたがプレシーズンゲーム4試合ファーストチームで使った後にスターター失格(+怪我)と判断されOmar GaitherをWLBから戻して開幕を迎えました。磐石のDTコンビのおかげで無難にこなしていたGaitherの何が不満なのか理解出来ないのですが、Jeremiah Trotterを復帰させてスターターを無条件で与えます。しかし、Trotterは往年の動きを取り戻す事が出来ずに(引退前からパスカバー全く出来なかったですけれど)Gaitherのプレイタイムを増やしています。
 そしてOAK戦で足の怪我を負ったGaitherは試合後の記者会見で唯一怪我の程度が明記されなかったのですが重症かもしれません。専門医の診断を受ける事になったようです。プレシーズンゲーム中も膝の怪我で2試合欠場していますし、元々状態が良くなかったのかもしれません。逆にそう言う健康上の問題が有ったから引退していたTrotterにスターターをいきなり与えたのかもしれません。Gaitherの怪我の状態によってはアンダーニースががら空きになるTrotterを使い続けなければなりませんし今回の補強は必要な物でした。

 WitherspoonはWLB/MLB両方で使われて居ます。若干怪我に弱い印象は有りますし、最近はパスカバー能力が低下しているようにも見えますがTrotterよりは全然上でしょう。半年ですがSteve Spagnuoloの指導を受けていますしシステム的にも問題なく使えるはずです。6-1 240ポンドで2002年の3巡でCARに入り、その後2006年に6年33ミリオンの高年俸でSTLに移籍しています。今年が2.5ミリオンで来年・再来年は5ミリオンのベースサラリーのようです。
 
 MLBでTrotterと共に起用される事になります、Gaitherが復帰した時にどちらがWLBに回るのかは今は分かりません。個人的にはGaitherでMLBは問題ないと考えていますが、これまでのGaitherの扱いをみているとコーチ陣の評価が低いようですしWitherspoonが期待通りの動きを見せてくれれば弾き出されるのはGaitherでしょう(要らないのはTrotterなのですけどね・・・・・・)

 Gibsonには期待していましたし、出すならReggie Brownだろうと思うのですがうちの事情に詳しいSTLとのトレードですからReggieよりGibsonを要求されたのかもしれません。まあ、DeSean JacksonにJeremy Maclinで若手WRは居ますから仕方が無いと諦めましょう。Jason Avantが失速気味なのでGibsonにそろそろ出番が来るかと期待していたのですけれどね。
 6巡指名で獲得したGibsonに来年の5巡で致命的弱点のMLBを補強出来たのであれば素晴らしいトレードになるでしょう。SEAの3巡とLito Sheppardで2-4巡が貰えますし5巡を失う事のダメージは小さいです。

リーダー不在の影響

2009-10-20 07:42:00 | イーグルス
 OAK戦で負傷した選手の怪我は皆軽症のようで、来週のWAS戦には出場可能のようです。Jason Petersは膝と足首を痛めましたが骨折ではなく捻挫だそうで、WAS戦に出れないと判断した場合には復帰するTodd HerremansをLTのバックアップに回す予定になっています。OAK戦のOLで酷かったのはKing DunlapよりもMax Jean-GillesとWinston Justiceの右側の印象が有ります(OAK戦を2度見る忍耐力は無いので検証はしません)押せないのがまず問題で、ブリッツが入った時には極あっさりと抜かれてしまい、外から抜かれる分には逃げようがあるのに内側から入られていました。同様に良くなかったNick ColeをRGに回してHerremansをLGに入れ、Gillesは下げた方が良いでしょう。そしてそのGilles以下と評価されてしまったStacy AndrewsはHerremansの復帰でOGとしての仕事を失うでしょうからRTに戻すのではないかと期待します、パワー特化型では無いですしRGよりもRTの方が向いていると私は考えています。
 
 Victor Abamiriの膝の捻挫も手術が必要のような物ではないようです、Jason Babinが控えていますしJaqua Parkerも居ますから1-2試合欠場してもダメージは大きくありません。
 Bradrick Bunkleyは試合中に復帰していました、肋骨を痛めたそうですが骨折では無さそうですしWAS戦にも出場する予定です。去年の2巡指名Trevor LawsとWASのFAルーキーでファイナルカット後拾ったAntonio Dixonの関係はLawsが上と見ていたのですが、Bunkleyが下がっていた時にはDixonの方が目立っている印象です。多分、Dixonが良いのではなくLawsが良くないのでしょう・・・
 Omar Gaitherの動きが良くなかったですし、足を引きずるようなサイドラインへの下がり方を何度かしていたのですが、怪我ならJeremiah Trotterを出すだろうから重傷では無いと思っていました。足の怪我で診断結果はまだ出ていないようです、試合には最後まで出ていたので重症ではないのでしょうし、全員WAS戦に出る予定なのですから大丈夫だと思います。


 Donovan McNabbが、若い選手が多く、良い経験になった。若手が浮き足立ったのを沈めるので手一杯だった。と言う内容のコメントを試合後したようです。
 1番動揺していたのはMcNabb自身だったと思うのですが、負けを認めないで責任転嫁するような事を言ってしまうのはTRAやJon RunyanにBrian Dawkinsが抜けた今では非常によろしくない言動でしょう。リーダーとして若手は頑張ったがベテランがフォロー出来なかった、責任は自分に有る。位の事を言えば良いのに・・・・・・
 久しぶりに地面に突き刺さるパスや上に抜けるパスも見られました。先週良かったとは言えまだ肋骨は完治していませんし、スパイクが合わないのか足元を気にしていたりスクランブルの切れも全く有りませんでした。悪条件が重なりましたが、TOが無い状態(Reidが外から勝手に取ったのを1個忘れていたのだとは思いますが)でTOを取ろうとしてBrian WestbrookにTO無いって指摘されたりしました、平常心を失っていたのでしょう。
 (Trotterが復帰しましたが)生え抜き最古参のベテランとしてリーダーにならなければいけない立場になったのですから惨敗後にこう言うコメントを残してはいけません。RunyanやDawkinsにリーダーの仕事を負わせて、好き勝手やっているように見えた(外から見ているだけの印象ですが)McNabbもいい加減こう言うときの対処をマスコミ向けの上辺だけでも憶える必要が有ります。

 去年のBAL戦で沈み込む選手達に声を掛けて回っていたDawkinsはもう居ません、意味不明のオフェンスのプレイ選択もReidがやっている限り治る事はありません。劣勢を立て直す要素がなくなってしまったのだとすればこのような試合を今後も何度か見ることになるのでしょう。

これで勝てるほど甘くは無い

2009-10-19 09:39:00 | イーグルス
 レギュラーシーズン6週目の@OAK戦は6-13で負け3勝2敗になりました。良い所が何一つ無いひどい試合でした、去年のCIN戦引き分けからBAL戦の惨敗を繰り返すような事になるかもしれません。

 NYG-NO戦を見終わり、食事でもと少し離れて戻るとJason Petersが倒れてました。前半終了前にユニフォーム姿でサイドラインに戻ってきたので致命傷では無いとは思いますが、後半復帰しませんでしたから数試合欠場するかもしれません。
 代役はKing Dunlapはレギュラーシーズン初出場(記録上は出てますが多分STだけでOLに入るのは初めてだと思います)でRichard Seymourが相手と言うのは厳しいと思いましたが、2サックを浴びましたがDonovan McNabbの判断の遅さが原因だったりブリッツで3人を相手にする場面もありました、合格とは言えませんが6サックを献上した彼よりはずっとましなデビュー戦でした。
 負ける時はこう言う負け方をする典型的な形になりました。ランが出ず、スクリーンが出ず、ディープが出ず、精神的に追い詰められたMcNabbが切れてしまう、Andy Reidは単調なコールを繰り返しでは3&OUTを積み上げました。ランが出ないのは全くOLが穴を開けられないのですから仕方がありません、Brian Westbrookも横から縦に上がる時の加速が衰えてしまっていますし大穴が開いた25ヤード以外は開かないラインに飛び込むだけに終わりました。
 なぜサードダウンでオープンになるのを見ずにタイミングで投げ込むディープを連発するのか、Reidが何をしたいのかが分かりません。3rd&10でBrent CelekやJason Avantへ12ヤードを投げれば良いのに、なぜかJeremy Maclinへ20ヤードを投げ続けています。しかも、ディープが通る時は抜くのを確認してから叩き込むパスなのに、1,2の3で投げるだけで抜けていないのですから通るはずがありません。パスプロが持たず、精神的に切れたMcNabbにミドルを探させるのは無理と判断したのかもしれませんが、あまりに単調で酷いコールでした。スクリーンもOLとRBの息が合わずにミスに終わる場面も多く、熟成不足が露呈しています。

 ディフェンスはTE Zach Millerにだけ気を付ければ良いとおもっていましたが、そのMillerに86ヤードTDを含む139ヤード奪われました。プレッシャーはそこそこ掛かっているのにサックまで行かず、苦し紛れに投げたレシーバーがなぜかフリーでパスを通される歯痒いプレイを何度も見せられました。プレッシャーが掛かるから浅め専門で守るのが勝ちパターンで、プレッシャーが掛からなくなると浅目が薄くなってしまうのはいつもの事なのですが、この試合はDLとDBの組み合わせが上手く行かずにプレッシャーの有無と浅め深めの調整が最後まで合いませんでした。
 
 Jeremiah Trotterですが、出るたびにTEを追いかけるだけに終わりました。MillerのTDの際もミドルゾーンをカバーしていたのですが、あっさりとMillerに抜かれて居ましたし、OAK側はTrotterが出たらパスを決めていたような印象すら有ります。こう言うだらだらした試合でチームに喝を入れる存在としての加入でしたが、サイドラインで吼えるような場面は写りませんでしたし、パスディフェンスの負担を増やすだけの存在になっています。まあ、Omar Gaitherも良くなかったのですけれど、Trotterはパスカバーが全く出来ませんし3rd&1のような場面で止められないのであればチームに置く意味がありません。

 David Akersは2度FGをミスしました、ホールドが悪かったり、2枚壁を抜けてプレッシャーが掛かったりと全てがAkersのせいでは無いとは思いますが、決めていればこう言う展開にはならなかったでしょう。蹴った後でタックルを受けた場面で反則を取ってもらえない場面は意味が分からなかったのですが、たまには審判もOAKの味方をするのでしょう。

 悪くないディフェンスとランオフェンスを持っているOAKが勝つにはこれしかないと言うロースコアで時間を潰す展開に見事にはまりました。1TD差で残り時間も有るのにパス偏重のオフェンスになってしまった硬直性は問題です、どう見てもMcNabbは切れていてやる気を失っていました。こう言う場面を打開する為にワイルドキャットを用意しているはずなのに接戦で使えないのであればMicheal Vickを用意する意味が無いです、コーチ陣が何を考えてチームを作って居るのかが見えない試合でした。OAKが良い悪いではなく、こんな試合をしたらどのチームにも勝てないと言う見本のような試合でしたし、コーチ陣、そして試合中集中を失ったMcNabbは反省をしてもらいたいです。

ここでTEにやられるのは困ります

2009-10-18 19:41:00 | イーグルス
 1時からの試合が続いていたのですが、久しぶりに現地4時からの試合です。1時からの試合を見ると寝過ごすかもしれないし寝るか起きてるかが難しいです。

 ハンデは15点有利です、先週に続いて楽な試合と見られていますし勝敗よりも勝ち方と怪我が焦点になる試合でしょう。Todd HerremansとDimitri Pattersonが欠場、Kevin Curtisは不明ですが練習にはフル参加ですから出るでしょう。バイウイークを挟んだ事も有り健康状態は表面上良くなっています。Donovan McNabbの肋骨は完治していませんがプレイには大きな影響が無いようですが、Brian Westbrookは足を引きずる場面も見られます。足を怪我しているDeSean Jacksonは先週1キャッチ1ヤードに終割りましたがPRで出ていましたし問題は無いのでしょう。

 ディフェンスですが、JaMarcus Russellのパスはどう見てもスターターとは思えません。ただ、強肩ですし時としてロングパスを成功させてきますから油断は出来ません。ディープまで引っ張られるとスピード不足が露呈するCB陣にサポート下手なVictor Harrisには時たま来る一発は怖いはずです。メインターゲットはTE Zach Millerです、TE対策と言う意味でどういう対策を練っているのかが分かるでしょうし、誰がカバーするのかに注目したいと思います。
 3枚の強力RBを擁するランオフェンスですが、OLの弱体化に加えDarren McFaddenが欠場する事になりそうです。今のDLならば中央突破は許さないでしょうし大怪我はしないで済むと予想します。

 ここからスケジュールが厳しくなりますし、10勝6敗で貯金4を確保する為に4勝1敗の貯金3で同地区対戦に向かうのは序盤の必須事項です。しっかりと勝利した上にオフェンスはランオフェンスの再建、ディフェンスはTE対策と課題を克服して欲しい物です。