イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

ランが100ヤード出ているなんて嘘だと思う

2009-10-17 22:18:00 | イーグルス
 OAK-NYG戦を見たらRichard SeymourがREでGreg EllisがLEでした、サイズを考えれば逆だと思いますがNEやDALで慣れているポジションのまま変えなかったのでしょう。SeymourとJason PetersはAFC東で毎年当たっていますしチームは変わってもお馴染みのマッチアップです、Petersも怪我が癒えて良い動きが出来ていますし互角の勝負が出来ると思います。Winston JusticeとマッチアップのEllisは練習をほとんどしないままのクエスチョナブルですし欠場の可能性も有りそうです、バックアップ相手ならば今のJusticeは心配する必要は無いでしょう。

 元々ディフェンスは悪くないと言うのが開幕前からの評価ですが、オフェンスがリーグ最下位に近いのが足を引っ張っているのでしょう、1試合382ヤードを奪われてリーグ31位の成績になっています。
 先週DeSean Jacksonに投げたボールを見るとほぼダブルチームでカバーされていました。勝てるマッチアップを見つけるとそこを狙い続けるのがAndy Reid流ですし今週はNnamdi Asomughaの居ない方を狙い続ける可能性が高そうです。Kevin Curtisは練習に参加していますがクエスチョナブルですし、スターターは今週もJeremy Maclinが入ると思われます、DeSeanと2人で縦に走らせる事になるでしょう。余程極端なブリッツを入れなければパスプロテクトが壊れる事も無いでしょうし、縦に放り込むだけの時間は貰えるはずです。

 数字上は1試合108ヤードランで獲得しているのですが、そう言う印象は全く有りません。RB2人も平均4ヤードは超えていますし悪くは無い記録を残している割にランが出ないが合言葉のようになっているのは、ワイルドキャットで数字を稼いでいて普通にセットした時に安定して3-5ヤードを取れていないからでしょう。ランディフェンス31位のOAK相手(大量リードを与えてしまう為にランを使われての数字の悪化も有るでしょう)ですしBrian WestbookとLeSean McCoyの2人で120ヤードくらいは走ってもらいたいものです。
 
 パスプロテクトが持てば安定している今シーズンでDonovan McNabbのパスにランディフェンスが弱いOAK相手ですしランも復調してくれるでしょう。大きな心配は要らないでしょうし、バックアップを上手に使って欲しい物です。

パスプロが良くなっただけでも進歩なのですが

2009-10-16 07:05:00 | イーグルス
 TB戦を見直しました、Jimmy Wilkersonに3サック奪われたWinston Justiceは今週Richard Seymourとのマッチアップになります。その3サックの内容の確認をしましたが、持ち過ぎとスクランブルの判断ミスですしJusticeの責任では無いでしょう。パスプロテクトは頑張っているのですがランで押せないのが気になります、右のオフタックルへのランがほとんどコールされていませんしJusticeのランブロックは期待されていないようです。Seymour相手に押すのは計算できませんし右側へのランを使わないで済むように準備しているはずです。

 Trevor Lawsの欠場でAntonio Dixonのプレイタイムが増えました、Hollis Thomasを思い出すような緩んだお腹を揺らしながら走るのはなんだか和みます。Hollis同様に短距離なら走れる代わりに絶対的ランストッパーでもないようですが、Lawsの穴を埋める能力は有るようです。

 TB戦で腿を痛めたDimitri PattrsonはOAK戦欠場です、Todd Herremansは練習に復帰しましたが来週のWAS戦での復帰を目指す事になりました。他の怪我人は全員練習にフル参加していますしOAK戦には出場するようです。
 Brian Westbrookがプレイ後の交代で足を気にしている場面が有りましたし完治では無いのでしょう。それでも練習に参加出来ずに試合にだけ出る調整をしないで済むだけ良いのかもしれません。LeSean McCoyをもっと使えば良いと思うのですが、勝負が付いた4Qまで出番は少なかったです。レシーブでは同等の能力が有ると思いますし、パスプロテクトかボールセキュリティーに不安があるのかもしれません。

Gaitherの方が良く見えました

2009-10-14 07:55:00 | イーグルス
 Jeremiah Trotterがスターターとして出場しました、2007シーズンの最終戦を最後に引退して以来1年半ぶりに復帰して2週間でスターターに戻りました。Omar Gaitherとの併用でしたが、試合途中に流れた集計ではTrotterの方が多くプレイしていたようです。パスカバーに回ったプレイでは横へのスピードがDTレベルで全く付いていけない場面も見られましたが、ランストップでは旧来の破壊力を見せていました。1.2ダウン要員として今後も使われるのでしょうが、Trotterが入ったら2TEでパスを投げるようにすれば簡単に攻められてしまうのではないかと危惧します。Gaitherは奮起したのか縦横無尽に走り回っていました、TB戦どちらが良かったのかを判断すればGaitherの方が1枚も2枚も上だと思います。Trotterがランストップで十分に使える事が分かったのは収穫ですが、膝の怪我が治ったとしてもパスカバーが出来るようにはならないでしょうし、TE対策と言う欠陥が目立つ事になるでしょう。今後も2人併用する事になるのでしょうが、上手く使い分けるのはなかなか難しいのではないかと思います。

 Cris Gocongのサックを見ていて、さすがは(Trent)Cole凄い加速だと思ったら58ではなく57でした。サイズもGocongの方が大きくて重いですしDEへの再コンバートかブリッツ要員としてパスラッシュに参加させる機会を増やすべきです。TE相手に付いていくだけの(最後は振り切られる事が多いのですが)運動能力を活かす為に前だけでなく横や後ろにも動くLBで使っているらしいのですがNCAAシーズンサック記録を持っていたGocongをカバーで使うのは勿体無いです。シーズン終了後ルーキー時の4年契約が終わりUFAになりますが、労使交渉がまとまらなければRFAに近い状態になるようですし流出する事は無いでしょう。

 Sheldon Brownが腹筋を痛め、Dimitri Pattersonは手の骨折に加え腿の怪我を負っています。CBに2人怪我人が出た事でPSを入れ替える事になりました、LB Jeremy LemanをカットしてCB Stoney Woodsonと契約しています。すでにJack IkeguwounuがPSに居るのでもう一枚取ると言う事はIkeは信頼されていないのでしょう。
 Woodsonは今年のドラフトでNYGの7巡指名を受けていましたが足首の怪我でIR(他所と契約可能なIR)に入っていました。5-10 198ポンドのサイズでSouth Carolina大出身です。40ヤードで4,39の記録が有るようですしスピードのある選手なのでしょうしDimitriの代わりのST要員かもしれません。SheldonとDimitriがOAK戦欠場するとしても、他の3人で十分に賄えるでしょうからすぐに53人枠に昇格する事は無いと思います。

Maclinの為の試合でした

2009-10-13 07:15:00 | イーグルス
 バイウイーク明けは10連勝中のAndy ReidがTB戦を33-14で勝ち、HC100勝を達成しました。チーム史上初めての100勝HCのようです。

 試合ですが、点差ほど差の有る試合ではありませんでした。ディフェンスは3rdダウンで反則を繰り返し止め切れずにだらだらとボールをコントロールされました。前半9分対21分と倍以上ボールを持たれています。
 TBのQB Josh JohnsonはOLが守ってくれないチームのQBとしては素晴らしい素材かもしれません、ATL時代のMicheal Vickを見ているようでした。レシーバーの落球が多かった事とリードされて投げるしかなかった為にINTを多発しましたが正直Vickとトレード出来ない物かと思って見ていました。パスを投げれなくなった元QBのVickを使ってワイルドキャットをやる意味は分かりません、入った時点でダイレクトスナップをやるのが確定してしまっては奇襲でもなんでもないです。普通にQBの位置に入れないVickは取れないブロック出来ないWRでしかありません、普通のQBには無いスピードとワイルドキャットから投げる危険性を警戒させるのがVickを使う意味なのに投げれないのが露呈していますから対策を練るのは簡単でしょう。この試合ではワイルドキャットが全く進まなくなりました。

 Asante Samuelが2つ、Sheldon Brownが1つINTを記録しています、レシーバーが弾いたボールに飛びついたSamuelの反応も素晴らしかったですし、前に回りこんでダイビングキャッチをしたSheldonも成長の跡が見られます。Sheldonは何度かビックプレイも許しましたがランストップ優先のプレイコールの犠牲なので仕方がない面も有ります。
 Victor Harrisはマンマークで負ける場面が目立ちました。Kellen Winslowにはサイズとパワーで体を入れられての競り合いで負け続けました、リーグ屈指のTEなので完全に止めるのは無理ですが投げれば通る状態でした。Harrisを使うのが今のメンバーで考えられる最後の手段でしたし、TEは仕方が無いと諦めるのかTEを止める為にシステムを変更するのかの決断をWAS戦までしなければなりません。
 ランを止める為にDLは中央に壁を作りました、パスプレイでもスクランブルを警戒してか内側から抜きに行ったのでQBまで届かない場面も目立ちました。外から狙った場面ではしっかと届いていましたし3サック5ハリーは十分な記録です。

 復帰戦になったDonovan McNabbは少し怪我した方が良いのかもしれません、力一杯ショートパスを投げ込むのは相変わらずなのですが、普段よりもモーションが小さく良く見えました。スクランブルでも軽快な動きを見せましたしプレイに大きな影響は無さそうです。
 Jeremy Maclinは6キャッチで142ヤード2TDとロング2本を含めて素晴らしい働きをしました。特に難しいボールをしっかり確保した2本目のキャッチは今後に大きな期待が持てるプレイです。
 反面DeSean Jacksonは3回しかボールが飛んでこないで1キャッチ1ヤードに終わりました。マークを振り切れなかったのか、投げなかっただけなのかはもう一度見なければ分かりませんが先週3INTのAqib Talibを避けた事と怪我を考慮したのでしょう。
 Brian Westbrookも最後中央突破でTDを記録しましたが動きの悪さは気がかりです。加速が鈍くステップも小さく簡単に止められています、LeSean McCoyも走れませんでした、ドローでロスを貰った結果平均ヤードが引き下げられるのとは違い、普通に走ろうとして2人合わせて12回で32ヤードしか走れなかったのは大きな問題です。


 ゴールライン前でのINTが無ければ前半同点で終わっていた可能性も有ります、ディフェンスの無駄な反則を減らさなければなりません。反則に関してはこれまでも次の試合までに修正してきましたからOAK戦で繰り返す事は無いと期待します。問題はランが出ない事、Vickの存在意義、TEへのパスカバーの3点になります。ランディフェンスが崩壊中にOAK戦でランの再構築を狙って欲しいですし、TEも良いのが居ますからTEカバーの対策も必要になります。バイウイークで休憩しシステム修正をした試合と考えると問題の多い試合になりました、厳しい同地区対戦が始まるまでに貯金を作る事とシステム修正をする事が重要です。

怪我人の状態が気になります

2009-10-12 00:26:00 | イーグルス
 TBのディフェンスはすっかりメンバーが入れ替わってどういうものか良く分かりません。ただ、内部昇格のHCですからカバー2なのでしょう。と言うより、あの元2巡指名Matt McCoyが居る事に驚きました。リターナーが完全にサイドラインを割ってから強烈なヒットをかまして即カットされた20年に渡るEagles観戦暦でも最悪の一発と言って良い酷いプレイの記憶が蘇ります。まだNFLに居るとは思って居なかったのですが、しぶとく生き残っているようです。
 
 要注意はCB Aqib Talibです、去年の1巡指名で先週のWAS戦で3INTを記録しています、DeSean Jacksonとの1対1は2年目同士の面白いマッチアップになるでしょう。Santana MossとのマッチアップでのINTですしMossに特徴が似ているDeSeanもカモにされるかもしれません。
 そしてCato JuneやDerrick Brooksらを放出して若返りを進めているLB陣は良い動きをしています、カバー2のLBらしいと言えばそうなのですがBrian WestbrookにLeSean McCoyはスピードタイプですから嫌なマッチアップになる可能性が有ります。

 Donovan McNabbはまだ肋骨の骨折が完治していませんしサックを受ける事は厳禁です。逆にヒットする事を狙ってくるでしょうし、OLがしっかり守ってあげる必要が有ります。この試合の勝敗も重要ですが、怪我を悪化させずに治す事はそれ以上に重要です。Micheal Vickも試合勘を取り戻すでしょうからKC戦よりは良い動きをするでしょう、走るだけでなく投げれる所を見せて欲しい物です。
 Kevin Kolbが出場する時は大差が付いてセカンドチームに変わる時かMcNabbが怪我をした時になります。どちらにせよKolbの為にプレイを作っていませんしダメなKolbを見る事になるでしょう、この手のファーストターゲットを見続けるQBはカバー2とは相性最悪です・・・
 
 総合力では15点ハンデを見ても圧倒的に上回っています、負ける危険は少ないとは思いますし勝敗よりも怪我人の状態の方が気になる試合です。ただ、去年CINと引き分けた時も最悪のチーム状態だったCINに足元をすくわれましたし油断は禁物です。