海岸の散歩をしていて 赤い実 を見つけた。
崖になっている場所で眼下には波が打ち寄せている。
手にとって良く見てみたいけれど、足元は軟弱そうで近寄れない。
茱萸かと最初は思った。
5メートルくらい離れて、茱萸の木がある。これは見間違うことが無い。子供の頃、我が家の庭の隅に、茱萸の木があって、ままごとをしたり、時には口にほうりこんで食べたこともある。
親しく、想い出の深い実である。
葉の裏は白くざらざらした感じになっている。表はそれよりも濃く一目で茱萸と私にはわかる。
陽だまりの赤い実は、さて何であろう。
写真で見ると、葉が少し違う。枸杞の実?これとも少し違うようであるし。
パソコンで調べたけれど今ひとつはっきりとしない。
いいじゃないか。
詩心がわいた。それで。
☆ 弄ぶ茱萸に染まりしたなごごろ 文挟夫左恵
🍒 河原茱萸子盗が来るぞ早よ帰ろ
子供の頃、近くの河原に遊びに行くと河原茱萸がたくさんあった。
母がいつまでも河原で遊んでいると、子盗がきてサーカスに売られると脅された。
その言葉をまだ子供、本気にし信じていた。日の暮れる前に河原遊びは早くきりあげて家に走って帰った記憶がある。
昨日のしりとりから
🍒 途中下車道草ありや神の旅 (神の旅)
🍒 お手玉や足袋のこはぜを入れしこと (足袋)
🍒 パラグライダー着地いづこに秋の海 (着)
🍒 月影や電池の切れた兵隊さん (電池)
しりとりでなければ思いつかないな~。
ア ハハハ オ ホホ 面白いな。満足、満足 。