老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

雨もよい またまた今日も 手芸日和だ~

2016-11-21 11:46:41 | 俳句
       ☆     真白なる湯気の釜揚うどんかな     草間時彦

      

昨夜読んでいた川崎展宏 の 「四季の詞」から見つけた。
展宏先生は大好き。

ウドン は 室町時代は ウンドン とも呼ばれていたそうな。
うどんは云わずと知れたように、弘法大師さまが中国から帰って、日本にひろめた。
「芭蕉七部集」の中には
> うどん打つ里のはずれの月の影     なる句もあるそうな。


展宏氏の上揚の句には優しい評が
> 湯気が白いのは当たり前ですが、この句の「真白なる湯気」には、真白な上質のウドンがまざまざと見える働きがあります。 とな。

昨日はしりとりに、うどんが出て、私も偶然うどんを繋いだ句を作った。
>  湯気もうもう乗換駅のうどん店
駅のホームにあるうどん店に、わずかの乗り換え時間を気にしながら、立ち食いをしている光景はよく見かける。

     ☆    一葉忌とはこんなにも暖かな    川崎展宏

明後日23日は 一葉がに二十四才で亡くなった日である。
昨日も今日も空を雲が覆っているが暖かな日である。

          

昨日、探しものをしていたら、慎 の玩具だった靴が出てきた。
履いてみろと足に履かせようとすると 嫌がって逃げた。
それ以後、遊ばせようとしてもこの靴には見向きもしなかった。

小さな下駄は我が街の特産品の桐下駄の ミニチュア。
これも一緒に出てきた。
両方ともパソコンのマウスに比べると小さい。可愛い。

今日はこれから買って一度も袖を通していないカシミアのセーターに刺繍でもして、蘇らすことに。
10年も前のセーターだけれどすてるのは勿体ない。

夫は2、3日前から、それこそ20年も昔のこれも真っ新のセータ-を着始めた。
アラン編みのセーターなのだけれど、今までどうして気にいらなかったのか?
10才は年齢が若くなったような気がすると褒めてあげた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする