老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

猫ちゃん、、、、運動神経がナイニャンー

2017-05-16 13:52:08 | 俳句
    

毎日、猫ちゃんの世話で大変?お騒がせなな猫なのである。

一昨日、二階のベランダから一階のベランダの屋根の上に出ていった。

気がつくと「ミヤー ミヤアァアァー」と小さな声で鳴いている。
半透明で丸くなっている屋根を滑ったか転げたか、先端の樋の上にいる。
「ミャーァー ニャアーァー」と鳴きながら屋根を登ろうとしている。
丸い屋根は滑って爪のひっかりが無い。

「姫 じっとしてて」
気がついた夫が、下から買ったばかりの猫のハウスを持って
「ここに飛び降りろ」
火事場の何とかで、咄嗟の行動はこんなものか?と可笑しいやら、さあ困った困ったと思案をする。
猫には通じない。

夫が脚立を持ってきたが、我が家の脚立は低くて屋根まで届かない。

その間に猫が下に落ちないかと心配をする。

「鍬を持って来て。ベランダから鍬で猫の腹を掬う感じでやってみてこちらへ引き寄せるから」

         

時々、手すりの隙間から抜け出て屋根の上を歩いていたのは知っていた。
まさか滑って落ちかけるなぞと想像はしなかった。
よその猫だと、このくらい2メートル少しだと二~三回くるくると回って地面に着地ができるであろう。

         

「姫 じっといなさい。父さん早く早く」
「ニャーアァーァ -」「ウンニヤー」と鳴きながら樋の上を進む。
途中、こちらに登ってこようとするが、爪がひっかからないから、とうとう樋の端まで行った。
落ちると下には鉢植えの木や花がある。柔らかいものではない。
怪我をされたら大変だ。

端に何かひっかかるものがあった?それとも死に物狂いで跳んでみた。ジャンプがうまくいった。

ああ良かった。
抱き上げると、私の首に二本の手をまわしてしがみついている。
「姫 姫、、ああ良かった」としっかり抱きしめる。
こうなると、人間の子供も猫も同じ。私の胸の中でおお息をついている。

一件落着をしたものの、目が離せない猫ちゃんである。
コメント
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