老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

一期一会

2017-05-29 09:32:28 | 俳句
    

讃岐の奥座敷と呼ばれている温泉場がある。
そこへ、日帰りの入浴に行ったのであるが、残念なことに、建物の改修中であった。
市内より一~二度気温が低く、冬は寒いが夏は涼しくてよい。
天然温泉とうたわれていが一度お湯を沸かさなければならぬ。
しかし別荘や温泉つきマンションなどもあり山間部の町であるけれど結構賑わっている。

     

歩いて七~八分の美術館へ行く。
小さな黒い建物の美術館があって、眼前にはもうすぐ蛍が飛び交う清流が流れている。
そこには、金子兜太、桂信子、有馬朗人 の句碑が建てられている。

      ☆   老鶯や奥座敷てふ湯治宿 

      ☆   字は体を表し兜太句碑涼し

兜太氏の堂々とした書体の直筆の句は名は体を表している。   

     

美術館では、20センチ四方に描かれた毎日の出来事、いわゆる作者の日常を絵日記風にして展示してある。
すばらしい、共感を呼ぶ毎日の記録が絵に描かれていて、楽しく鑑賞をする。   

  

猫ちゃんが腹の上に乗って遊んでいたり 犬と戯れる一コマであったり、他に楽しい作品が沢山あるのだけれど、どうしても私は、まず猫と犬に目がいってしまう。

      ☆    薫風や一期一会の絵日記展

      ☆    山椒の実喉越し悪ろき二八蕎麦

      ☆    花は葉にタイムカプセル眠りをり

      ☆    芹の花覆うせせらぎ山の影

      ☆    まなうらに河鹿の声や足湯せん

生意気だけれど、我が結社では一句も選をされないけれど、どっかの句会ではせめても二~三句抜けるんじゃない~と思いつつ、マタマタ吟行をしちゃった。

ほんとうに、ずいぶんと生意気だ!  そうであればいいのに!           

コメント
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