老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   メールで送っていただいた写真

2018-01-26 10:13:35 | 俳句

           

ベニマシコ.(紅猿子)
長めの尾、翼に白い帯。 全長:15cm 北海道で繁殖し、秋冬は本州以南に 移動。 林や周辺のやぶを好む。 尾の両側が白い。 雄の赤味は夏の方が強い。 澄んだ 声でピッまたはフィッとかピッポー、ピッポッポーと鳴く。ホオジロのさえずりを 詰まらせたような早口。
 
 野鳥の会の川股さんが、送って下さった写真。
丸亀市の土器川で撮った写真だそうだ。

                      

 一度、栗林公園で野鳥の会の会員が活動をしているのを傍観したことがある。
楽しそうだった。その日の栗林公園で観察した鳥たちを、会員が全員で最後に報告をする。
私なぞは、鳥の声を聴きながら、園内を歩くだけ。
烏や鳩しか知らぬ。同じ園を歩きながら、彼たちの見た鳥の種類の多さ。カメラに収めている人達。感心をした。
一緒に後をついて歩くだけでも楽しいに違いはないが、その願もまだかなっていない。
暖かくなったら、足が治れば 川股さん又よろしくお願いします。

 

 しりとり俳句から


     🍢   はんぺんがふはふはと浮くおでんかな   むめこ 
          (ふはふはを繋ぐ)

     🍢      おでん鍋置いて食卓 揺らぎけり    ラスカル 

     🍢   たつぷりと芥子おでんに泣きにけり    むめこ  

     🍢   おでん鍋そろそろ底の見えてし   ぴのこ

こんな具合にしりとりが、🍢で繋がれた。
何もない平凡な日もこうやって楽しめる。

        

      

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   風花   それっきり

2018-01-25 17:41:12 | 俳句

         ☃    風花や運動場に朝礼台

 「現在の学校ではなく、作者の心にある学校だろうか。教師も生徒も、句には一人も出て来ない。それが句の空間を広くしている。一句を読み終えて、改めて風花がきらきらと見え、切ない」

 「俳句も詩歌の一つだから心に訴えて来なければならない。しかし、俳句はくどくど述べて訴えるものではない。物を通して読み手が感得するといった形の詩なのである。
『風花』『運動場』『朝礼台』と二つの助詞だけからなり、一見、ぶっきらぼうな句だ。だが、そこから見えてくるのは、詠みなれ、使いなれのではない、切ないまでにきらきらした『風花』なのである。
『朝礼台』が効いている。ぽつんとある感じだ。さらに朝礼台の『朝』が風花に響いている。

 朝礼台という、やや古々しい言葉が、この場合、実に効果的なのだ。 実際は嘱目の句かもしれないが『心にある学校か』と読み手の想像力を刺激するのである」

 私の句に 川崎展宏氏 がこれだけの字数を費やした選評を書いて下さった。
想い出の深い深い句だ。
結社に属してもいない見知らぬ私の句を取り上げて下さった。
有り難うございます。。ちょっと遅すぎますか?

         

 椅子に座って窓の外に目をやると、風花が舞っていた。
今日は今年一番の寒さ。朝は気温は氷点下だった。
冬ごもりをしている。猫を膝にぼんやりと至福の時間だ。
それで窓の外の風花、思い出さずにいられない句が浮かんだ。
ほんの二~三分舞った花は、それっきり。。。。消えてしまった。
思い出すには充分な時間だった。

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     捨てたもんじゃない しりとり俳句の仲間

2018-01-24 10:42:13 | 俳句

     

 姫 も歳をとった。
2008年の写真。
まだ可愛い、、、若さが残っていて。

 まあ、小難しい猫で?飼い主の思いどおりにゆかぬからって、小難しいと云われると、姫が怒るかもな。

         

 今朝は、しりとり俳句仲間の (ラスカルさん)が、今月から、俳壇なる俳句総合誌に猫をテーマーにしたエッセイを隔月で掲載されると、しりとりのコーナーに書いていた。「あにまる歳時記」だそうな。
今井聖氏と交代だとか。

 しりとり俳句のコーナーはいくつかある。


さがせば膨大な数のコーナーがあるであろう。
私が目下、投句をやっているのは四コーナー。
玉石混交の投句者の中で最も、ヒントをもらったり、俳句の詠み方を学ばせてもらっているのがラスカルさん。
 
(俳句 DE しりとり 3)なるコーナーは最初はP子さんとラスカルさん二人の投句欄であった。そこへ何も知らずに飛び込んだのが私。最近はP子さんはめったに投句が無い。まことに淋しい。
ラスカルさんが私の拙い俳句を毎日懲りもしないで繋いでくれている。P子さん、週一とはいわず毎日お付き合をして下さいよ。これを機会に毎日、、、とお願いしたい。

 ラスカルさんは大の猫好きらしい。
めったに、ご自分の事は書かないから、余り私生活は知らぬが、猫は、まことに好きみたいだ。

飼ってる猫は 姫 と同じ ラグドール 、一度、写真を載せていた。  きっと可愛いがっている、あたりまえか。

ラスカルさんこと 金子敦氏。本名かな?そんな 一歩距離を置いた、しりとり俳句仲間であるが、私の持論のれきっとした「俳人」を名乗れる方なのだ。

「あにまる歳時記」を読んであげて下さい。
そして しりとり俳句にも参加する人が増えればいいな。

私の姫の句

     🐢    炬燵守る漬物石のやうな猫

 毎日 姫と遊んでいて、猫の句で俳誌で選をされた句はこれっきり。
月並、類想な句は我が師は選んでくれないから。孫俳句、猫俳句は難しいよ。
姫、面白いことをしてよ。

     🍒     耳聡き猫が守宮を見つけけり
  
 しりとり俳句で作った句。 

 

 

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    雪    サラリーマンはお手上げ

2018-01-23 09:43:14 | 俳句

                    

 都心は雪に脆い街だ。
北国の人は、あらあら、あらあらと思っているであろうな。

 帰宅困難者の映像をテレビで観ていて、お気の毒と、同情をする他ない。
サラリーマンは何をさておき会社へ出勤をせねば。
もし滑って転んで足を怪我をしたとしよう、、どうして休暇措置をとらなかったかと云われるのがおち。
「大変でしたね」と云うのは社交辞令だよ。
判断を間違ったのは、本人のせいとしか思われない。
しかし、大雪だからと、休暇届を出そうものなら、何のこれしきの雪で会社を休むのか?と
「どうぞ休み給え」と言ってはくれてもサラリーマンとしての査定は下がる。
この辺がサラリーマンの苦しいところ。
帰宅が困難になると判っていても、出勤をせざるをえぬサラリーマンの悲哀がテレビ画面に映し出されていた。

(かって勤め人の端くれでした)

 トンネルの中で何時間も立ち往生をした バス。
橋の上で渋滞をし、立ち往生をした車。
出発のできぬ飛行機等々。
お気の毒の様々なニュースであった。何年かに一度か二度の交通災害より優先をする課題が山積みであるから、政府も真剣には雪対策はやらない。

 

     🐢    結願寺へ一歩ごと雪深くなる

     🐢    風花や遍路が覗く農具市

 南国お四国はもうすぐ遍路のシーズンになる。

 

     

 

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押入れは宝の山

2018-01-22 16:32:29 | 俳句

   

 押入れの整理をする。
何日も前から、少しづつやっていた。今日は押入れの奧になっているダンボールの積み上げた箱を開けてみた。
ざくざくと「宝石」が出てきた。
集めていた、古布が出る、出る出てきた。
全く忘れていた代物だ。しかし失念をしていたけれど、どの古布も記憶のある大切なものばかり。

パッチワークをすれば、(和風が好き)な雑誌に掲載されている古布を使った服が何枚も作れる。
 昼食も忘れて宝の山の中に埋まって髪を振り乱し、布の山と格闘をしている私を部屋を開いた夫が見て驚いている。
嬉しくて、嬉しくてルンルン気分の私。
本当にどうかしている。健忘か認知症のはじまりか、、、、そうだよ!

美術館巡りの折りに買った記念の木綿の大判の風呂敷。
これはしっかりした生地に美術館の記念と解る柄となっている。これを使用すれば、アップリケや帽子、エプロン等々が出来る。小物入れや手提げにポシェト。
竹久夢二や正倉院の古代柄が面白くて素敵なのが多い。
現代作家のポップ系やサイケ調の物もある。色彩が良い。
もこれが数十枚以上も。

一着出来る洋服の生地がこれも何十枚か。
同じ手間をかけて手芸をするのなら、最初から流行に関係のない良いものしか買わない。今夜から眠れない。頭の中をこれら布地が占領をするに違いない。
まず手始めに藍染の生地で、何か洋服を作ろう。藍染は新品ばかり。徳島に行った折り手に入れた物ばかり。楽しいよ~明日から。

ダイヤモンドもルビーもエメラルドもこれら私の押入れで眠っていたお宝に比べれば何の値打ちがあろうか。

 

しりとり俳句から

     🍒   雪しま く片側千尋の渓の径     (雪)

     🍒   ちんちんと蓋鳴らす湯気立のぼる    (湯気)

     🍒    探しゐし手袋コートのポケットに     (ポケット)
   
     🍒    春きざすヤフオクで買 ふ旅鞄     (旅)

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