Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

発砲やむを得じ

2005-07-14 00:02:55 | 日記・エッセイ・コラム


昨日未明札幌市内にて、自動車窃盗を働こうとした男が警察官ともみ合いになり、持参の包丁で切りつけて一旦逃走。
2度目の現場にて、追いついて危険を感じた警察官が男に発砲。肩に命中したに2発目の銃弾が運悪く近くの通行人にも当り、深手を負わせてしまった。
この件、弾に当った被害者にはお気の毒だが、容疑者は覚せい剤の使用歴もあり、眼前の危険に対処する為には、発砲そのものは止むを得なかったと俺は見る。
警察官が銃を使うケースは増えている。犯人との挌闘の際、相手の凶器により負傷するケースが後を絶たず、最悪殉職してしまう場合もあるからだ。2001=平成13年の内規改定により、明らかに危険な時は威嚇を伴わず発砲する事をやむを得ず認める方針が出された。
最近の凶悪犯は明らかに悪質化しており、警察側にも銃を弾力的に使える様にするなど厳しい内規になるのは当然で、
公正な秩序を守る為には、容疑者の生命が二の次にされるのは状況によっては止むを得ない事である。
勿論無関係の第三者を巻き込まない様にする工夫をするなどの課題は残るが、これは今後の技術向上できっと相当に解決できるであろう。
「正義の為に、人命が損なわれるのは仕方がない」とは確か著述家、西部 邁さんのお言葉だが、国防上の対処についてのこのコメントは、街の防犯にも形こそ違え、多分に当てはまると思う。DSCN1211


コメント
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