Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

山の悲劇は、なぜ起きたか

2009-07-18 12:50:00 | インポート
今日はHAKASEです。昨日来久しぶりの梅雨空、そして今日はこれ又久しぶりで、まともな出だしのご挨拶となりました。苦笑
南九州や関東の一部など、我国本土でも梅雨明けした地方がある様ですが、当地東海の梅雨明けはもう少し先でしょうか。ただ、例年より降雨が少ないのは事実で、後1回位は昨日の様な調子の雨の1日があって良いと思いますね、

さて一昨日、北海道の大雪山系にて、登山中の方々が荒天のため遭難、計10名の方々が落命されたのはご存じかと思います。
夏山とは言え、想像を超える天候と気温の激変、それに対する装備の不足や登山各位の年齢の高さや登山ガイドの方の経験不足などが重なり、残念ながら最悪の結末を迎えてしまいました。まずは一言、犠牲各位のご冥福をお祈りすると共に、主催の旅行業関係各位の責任を明らかにする様願いたい所です。

北海道の夏山・・・そこは「一日の内に四季がある」程天気の変動の激しい所の様です。
大雪山系に赴かれた方々は、その多くが私より先輩格の50~60代。登山自体のご経験はそれぞれにお持ちの様で、それに見合った装備や準備も必要な事は、相当にご理解になっていた事が想像されます。そこの所は、過日も記した記憶がありますが20代の頃の夏、都市の街歩きの服装で3000m超の高山の頂に登ってしまうと言う、してはならない暴挙を犯した私よりは聡明だったと思います。あの時は中腹へ戻ってから、待機していた観光バスの車掌の方に、(暗に)「それってNGでは?」との反応をされた事からも今更の様に理解でき、天候が安定していて見通しも利いていた、正に幸運としか申し様のない状況だったからこそ無事帰れたのだと思っています。

顧みるに、一昨日の大雪山系は大荒れの天候だった様ですね。ご参加の方々の予想を超える大雨、強風、低温が重なり体温を奪う、所謂「低体温症」が多くの方々を襲い、意識や身体機能を大きく損ねた為に被害が大きくなってしまった模様。又、ガイドの方々が、この地域の案内に慣れていなかった様であるのも不運でした。
ただ、自力で動ける方々が、余りまとまらずに別個にてバラバラに行動されていたのには、やや疑問が残ります。二重遭難を防ぐ意味があったのかも知れませんが、もう少しまとまり、2つ位のグループで最後まで行動すれば、あるいは被害を軽減できたかも、とも愚考している所。それと日程が許す様であれば、1日待てば天気の状況が変わり、安全に登山できる可能性があった様です。

とまれ、各位十分と思われる準備や装備の上で行動されていた以上、登山自体を無謀と揶揄する事は許されず、見ている我々は、この事故から又一つ、山を目指す時の教訓や注意点を謙虚に学ぶ必要があるかと思います。
晴れていても、1時間もしない内に雨となったり、所謂ガスと呼ばれる濃霧の為に、視界を奪われ動けなくなる事も多い様です。交通安全や防犯防災でもそうですが、こうした事例や他の方々の経験を学び吸収して参る事が、次の悲劇を防ぐ手立てにも繋がるものと信じたいですね。

正に「前車の覆るは 後車の戒め」と言う事であろうと強く思います。*(山)*
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「真夏の厠(トイレ)」物語Ⅹ

2009-07-18 00:54:39 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!昨日はほぼ1日雨模様。ようやく梅雨らしい日になった。南九州や関東の一部は梅雨明けしたものの、当地の降水量は、まだ平年より少なめだろう。こんな調子で後1回は降ってくれないと、真夏の水がまだ不安な所ではある。

さて、今年の梅雨の低能読物「真夏の厠」物語もそろそろ終盤に向かおうかと思う。ドジな猿が、服用の薬を紛失した辺りより・・・。

猿「さてと、吉備団子を仕込んだ所で失くしたのかな。一度見て来ようかな。」

雉「エテ公が薬探しとる間に、拙者は先程行きそびれた厠へ・・・。しかし待てよ!おいエテ公!あの置き去りのウ〇コ付き褌はどうなったんや?」

猿「おお、そうだそうだ忘れていた。あれを片付けんと、特に雉助から文句が出るからなあ。」

雉「分っとるんやったら、さっさと始末をせいや!」

猿「ああ、分った分った。今からやるよ。ただその前に、吉備団子を各位にお出しせんと~・・」

青鬼「しかしエテ殿。貴方の薬が団子に混じってるなんて事はないかな?その事がはっきりしてからお出しした方が良いのでは?」

猿「するってぇと、拙者が毒見をしてからの方が良いって訳やね。」

犬「まあ、そんなとこやろう。お前の毒見じゃ、余り正確な所は期待できんだろうが。失笑」

猿「まあ良いや。それじゃ毒見はやるから、その前に厠の片をつけて来らぁ。」

厠へ向かった猿を見届けて偽!桃太郎。「お~い、ちょっとちょっと皆の衆!」

雉+犬+赤+青「はいはい、集まります。何でしょうお館。」

偽!桃「あのさあ、厠のエテ公に絡んで、ちょいと賭けをしよう思うんやが、皆乗らねえか?」

赤鬼「賭けですか。余り気は進まんが、額が小さけりゃ考えても良いですよ。」

青鬼「拙者は異議ありません。お館のご判断でって事で。それを尊重するだけです。」

犬「副頭領殿に同意です。俺も少額なら乗りますよ。」

雉「まあ多数意見に同意です。ちょっとならお付き合いしましょう。」

偽!桃「よしゃ!話は決まった。掃除を終わって厠から出たエテ公が、手を洗うか否かで決めるんや。」

赤鬼「ハハハ、又不潔ネタですな。何となく想像はついておったけど・・・。」

青鬼「まあ賭けられる方も悪いのやろうけど。所で額は?」

犬「まあ争いになるのも何やから、銅銭1個でどうですか?」

雉「拙方も資金難につき、その辺にしてくれれば・・・。」

赤鬼「それじゃ、銅銭1個って事で。」

偽!桃「よーし、これで額は決定やな。それじゃ今度は、手を洗うか否かで賭けを決めようぜ。俺は洗う方に賭けるわな。」

赤鬼「拙者は敢えて、洗わぬ方でやってみますわ。」

犬「俺も洗わぬ方に賭けますわ。」

青鬼「拙者は、洗う方に賭けてみます。」

雉「拙者、エテ公一つまみの品性に賭ける意味で、洗う方を!」

偽!桃「おK。それで決まりや。次はエテが厠から出て来るのを待つだけや。果たして、ど~うなるか?」

皆の会話が終わらない内に、ウ〇コ付褌を入れているらしい紙袋を抱えた猿が厠より出て来た。この後果たして手を洗うか、洗わないか・・・。(以下次号)

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