Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

今夏の参院選プレビュー

2016-07-06 20:48:57 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!たまには、このご挨拶で始めさせて頂こうと思います。

第24回参議院通常選挙の本投票まで後4日となった。今回は、総数242ある国会参議院の議席中、半数の121が改選となる。当選すると、任期は6年で、衆議院と異なり議会解散がない仕組みなので、逝去や重傷病などによる職務続行困難な場合を除き、任期満了まで議員であり続けるのが基本である。

今回から、公職選挙法の規定が変わり、満18歳から選挙権を保有する様になった。まだまだ、若い世代への参政の啓蒙は十分とは言えず、中には「30歳成人説」を盾に、強い非難を唱える向きもある様だが、ある欧州の若者が主張していた様に「もうすぐ死を迎える世代の為に未来があるのではない」のも事実。18歳選挙権は、世界の潮流でもある事だし、とりあえずはやらせてみるのが筋だろう。その上で何回も教育啓蒙を施し、それでも関心を喚起できないのであれば、元の20歳選挙権に戻せば良いとも愚考するのだが。

その若い世代にも分り易く「そうだ!選挙行こう」と言う気にさせる為にも、大人の我々や、選挙をされる側の政党、それに議員候補らの説明責任は重い。複数の高等学校などで模擬投票の行事なども行われ、選挙への理解を高める努力が皆無とは申さないが、もう少し有権者の側に立つ、平易な方法で選挙の仕組みとかを分らせる様にできないのか、とも思う。なぜできないか?

これはやはり、与野党間の権勢を巡る綱引きに行き過ぎがあるせいではないだろうか。本当に、不毛な足の引っ張り合いが多過ぎるのだ。例えば、経済政策不アベノミクスは確かに難渋してはいるが、全く進展がない訳ではない。進まない主な理由は、中国大陸の経済が不調な事だ。それに、先月下旬の、英国の欧州連合EU離脱が輪をかけた。つまり外的な要因が多いのだが、野党はアベノミクスを批判する時、この外的要因に殆ど触れないではないか。理由は簡単「左巻き連携」中の民進、日共、社民、小沢生活の各党が、揃って中国大陸派だからだ。どんなに中国大陸が経済失策をやらかしても、極端な話、ハイパー・インフレになったとしても、連中は黙秘黙認だろう。そしてひたすら、その責任を安倍自公連立政権になすりつけるべく狂奔するのである。

外交・安全保障政策にしても、似た様な所がある。今年、特に沖縄周辺において、我が航空自衛隊の対中国大陸軍機スクランブル発進は、昨年比70%増の由だが、野党側の反応はどうか。確かに先月、米軍関連関係者による女性暴行殺人事件が発生、遺憾極まるのは事実だが、それを弁えるとしても、対中緊張の増加に関しては、懸念する声は一切聞こえて来ない。これはつまり、野党各党上部から箝口令でも出ていると見られても仕方あるまい。つまり「中国大陸の脅威はない」事になっているとしか思えない。音頭取りをしているのは「朝鮮半島北部に脅威はない」の嘘を垂れ流し続けている同じ不良勢力、つまり日共とその一味だ。

更に申せば、憲法改正問題にしたって同じ事。「立憲制の破壊」とか尤もらしい口調で騒ぎ立てているも、結局は連中も同様の事をやっている。つまり百歩譲っても「お互い様」レベルなのだ。先日の、バングラディシュ・ダッカにての日本人襲撃殺人にしても、安倍政権の対応は大きな問題なし。菅官房長官が一時、官邸を出て新潟県下に選挙遊説に出られたが、これはあくまで「予定の行動」。留守中は、官房副長官が職務を完全代行。万一時の連絡態勢も万全だったはずだ。江田民進代表代行が「この様な場合に官房長官不在なら、不要」との暴言を発した由だが、こんな時の官房長官の外出を認めたくないなら、不要になるのは官房副長官の方だ。「出来の悪い暴発拳銃」江田無能代行は、この様なTVクイズレベルの問題も分らないらしい。まあ同じ無能な小沢・鳩山ラインや菅・枝野ラインと同レベルかそれ以下だろう。本当に、今の「オカラ民進」執行部は猿山レベルである。

低レベルな責任野党を筆頭にした「烏合野合」の粗悪ハラミ肉を辛うじて繋ぎ留めているのが、巧妙極まる日共の情宣戦術だ。聞いた話では、教職員組合を扇動したりして、安保法制は直ちに大戦争に繋がる様な情宣をぶち上げ、生徒の父兄らの不安を煽って与党に投票させない様仕向けているらしい。草の根レベルでこれをやられる恐れがある訳で、ここの所は与党も警戒を新たにした方が良いだろう。同法制の違憲疑義を理由に、全国で集団訴訟を起こしたり、農水閣僚の資金問題の告発活動をしているプロ市民勢力、それに若手政治勢力「シールズ」も日共に近いと言われる。この連中「若い世代」全体の代弁者ではなく「若い野党支持勢力」の代弁者に過ぎないのである。似て非なる所だが、そこの所を取り違えてはいけない。

事前予測の多くは、自公の与党勢力は現状安定多数では、と言う事だが、あくまで一応の話であり、「選挙は水もの」の言葉もある様に、全ては開けてみなければ分らない。無党派勢力も依然多く、予測がこうだからと言って、安倍大臣以下与党各位も、決して胡坐をかく様な事だけはしない様お願いしたい。女性与党候補と共に、遊説中に野党勢力側の暴力沙汰に遭ったとかで、大変な状況であるのは分るが、だからこそ気を引き締め直して、強い姿勢で投票日までを繋いで頂きたい。そして、若い世代を含む我々有権者が進んで「そうだ!選挙行こう」との気になれる空気の醸成に努めて下されたいものだ。

今回画像は、当地名古屋都心の名駅地区を西側から臨んだ光景。リニア中央新幹線建設も始まり、再開発が盛んに進行中。この画像内にあった、名古屋貨物ターミナルは、今はもう少し海寄りの中川区内へ引越し。通る列車は、そこへ向かう途中。先頭のEF64-1000代機が新ターミナルへ出入りする様になったのは、つい近年の事です。紹介中の、渡辺貞夫さんの楽曲。今回は「ホワッツ・ナウ(What's Now)」下記アドから視聴できます。

https://www.youtube.com/watch?v=RNWeL40dHts

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする