Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「ポケモンGO」野放しにするな!

2016-07-25 20:44:44 | 社会・経済

コナサン、ミンバンワ!スマート・ホンで遊ぶゲーム「ポケモンGO」が、国境を超えた人気を博している様だ。20世紀末の平成初期に現れた子供向けアニメ「ポケット・モンスター」のキャラクター多数が実際の映像に現れ、決まった地点にある「ポケストップ」と呼ばれる拠点で「モンスター・ボール」と呼ばれるツールを入手すると、それを使いキャラクターを捕獲できる仕組みの様だ。ルールも難しくなく、多数を獲れればレベルが上がり、参加者同士の対戦も可能だとか。俺もゲーム用アプリケーション・ソフトを入手して様子を見たが、常時居所の近所に、数匹のキャラクターがたむろしたり徘徊したりしている様だ。これを追って、スマート・ホンを携えて歩く向きも何人か目撃した。「ポケストップ」の様な拠点を擁する行楽地は、集客増などの経済効果「ポケモノミクス」の期待が持たれる他、これまで引きこもっていた向きが、外へ出る様になって健康にも相当に寄与するのでは、との評価も聞こえる。が、しかし・・・。

本当に「好い事ずくめ」なのか。先行公開された欧米にては、車・バイクや自転車を運転しながらの事故も相当数に上り、又、所謂「歩きスマホ」の弊害とも言える、盗難事件被害なども聞こえて来ている。甚だしいケースでは、キャラクター探しで個人の土地に入った参加者が、住人に顔を撮られたと誤解され、銃撃され落命したケースさえあるのだ。

大変遺憾な事だが、我国にても銃声こそ聞こえないものの、同様の事件事故が全て生じ、「他所の事例」に学び、同じ間違いを犯さない、との心構えが微塵も見えて来ない。やはりこれは「民度の低い」証しではないのか。先週金曜の解禁(リリース)以来、全国で30件を超える交通事故が発生、死亡、重傷などの深刻なそれの発生も、時間の問題かも知れない。又、ゲームに気を取られての盗難被害なども複数起きている。こうした問題は、リリース当日からTV報道などで繰り返し伝えられ、インター・ネットでも広く伝わるはずなのだが、過ちを犯す者が後を絶たないのはどう言う事か。「己だけは大丈夫」などと高を括っているとしたら、言語道断である。

この社会問題は、勿論ユーザーだけの問題ではない。現状は様子見の必要もあろうが、今後の場合によっては、メーカー(任天堂)の製造物責任を問う態勢も視野に入れる必要がありはしないか。と、申すのは、キャラクターの出現地点やエリアが、我国の場合、立入厳禁の警察や自衛隊用地、水道施設や、宗教上遊戯が禁忌とされる、靖国神社や伊勢神宮、出雲大社や善光寺などの名社名刹、姫路城などの名勝、重文などが、キャラクターの対戦場所や、モンスター・ボールの補給地点などに指定される恐れが大きくあり、悪くすると、我国の機密とすべき地理などが、インター・ネット上に流出する恐れさえある様なのだ。何故か?

これは、このゲームの立地的条件をプログラミングする任天堂の関連企業が米国法人で、例えば警察用地などの立禁区域がゲームの舞台に選ばれても、その削除を個別に当該企業に申請しなければならない煩わしさがあり、立禁場所のケースでは、強硬な姿勢と物言いで臨まないと、優先的な削除がされない場合もありそうだ。これはゲーム製造の本体である任天堂も、削除対応窓口を設けて誠実に対応すべきであり、その結果、ゲームの興が減る事があってもやむを得ない事である。ゲーム画面に実際の地形が載る以上、野放しにしていては我国の機密に関する所までが一般に知られ、敵対する共産勢力や、イスラム国ISに代表される過激宗教勢力の手に落ちて、ひいては深刻なテロ攻撃に悪用される事ともなりかねないのではないか。

報道家 櫻井よし子さんによれば、我々日本の国民市民は、水源地や水道施設などに代表される、国民市民の生命に関わる一般立入厳禁のエリアを強い意思で守ろうとする意思に欠けると言う事だ。それがひいては国防安保や交通安全への取り組み意識を低下させ、外国に知られてはならない国家機密に属する所までも、ケーム・ソフトに載せてしまうと言う致命的な失態を招いているのではないか。これは早く、大きく認識を改めるべき所である。

我国政府ももう分っている事とは思うが、世界的に流通する様になった以上、メーカーにも応分の責任を負わせ、我国のゲーム・エリアにしてはならない場所は、きちんと認識と峻別をさせるべき。残念な事だが、ユーザー側に「ならぬものは、ならぬもの」との強い自覚はない。そうである以上、製造側で、そうした立地面もコントロールを求めなければならない。あくまでも「社益より国益」と言う強い姿勢で、我々ユーザーも臨まないと、放置していては後々深い禍根と後悔を残す事となりかねない。今回画像は、その「ポケモンGO」の一大人気スポットともなった、当地名古屋の鶴舞公園脇を行く、JR中央西線の様子。勿論最寄駅は「鶴舞(つるまい)」。地元読みでは「つ」を外して「つるま」と読む事もあるとか。紹介中の、渡辺貞夫さんの今回楽曲は「パソ・ドゥ・ドリア(Passo_De_Doria)下記アドより視聴できます。

https://www.youtube.com/watch?v=SX1tL6dKoxc

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