Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

平昌五輪~「北」に造られた熱狂

2018-02-09 12:31:43 | 国際・政治

北陸地方の雪害は、本当に深甚なレベルの様だ。今朝早く、一千を超える大小の車両群が立往生(スタック)して麻痺状態だった国道8号線が 陸自などの尽力もあってようやく通じ。JR北陸線や北陸自動車道も、運行や通行が再開されるも、まだ当分は影響が残る事だろう。住居や建物に積もった雪の処理も並大抵ではないだろうし、これから気温が上昇でもすれば、今度は雪崩などの危険(リスク)が付き纏う。改めてのお見舞いを申したい。

大韓民国・平昌(ぴょんちゃん)五輪及び障碍五輪が、今日から来月にかけ 開催される。朝鮮半島南北統一チームの結成や、薬物使用疑惑に絡む ロシア国の参加停止など、後々物議を醸しかねない事共が、ちょっと多い様に感じる今大会だ。又、我国内報道メディア、特に NHK辺りは やや過熱気味の伝え方をしている様だが、これまでの冬季大会に比べると、国民的盛り上がりは 今一つ欠けると見るのは拙者だけか。

やはり、大韓民国の開催という所が大きい様な気がする。何度か触れた事だが、文(むん)現韓国政権は、先年 朴(ぱく)前政権が我国と結んだ 所謂慰安婦問題に関する日韓合意の最終性と不可逆性を事実上無視。再交渉は回避するも、同合意の誠実な実行には程遠い現状だ。この時期によく行われる、米韓合同軍事演習も、五輪及び障碍五輪期間中の見送りはやむなしとしても、北鮮に対する、過分な忖度(そんたく)と配慮ではないか?との疑念が付き纏うものだ。

この一方で、北鮮の出方は どうも「やりたい放題」の所が散見される。大型貨客船「万景峰(まんぎょんぼん)92'」で来訪の芸術団は、韓国内の宿舎に入る事なく同船をベースに滞在、燃料補給の対韓要求に出ているという。補給度合によっては、国連制裁決議に抵触する懸念もあるとかで、文政権の姿勢が注目されるが、くれぐれも甘い対応とならぬ様、釘を刺すべき所だが、どうなるか・・

陸路から入った 各競技の選手団や、韓国の男達の注目の的「美人応援団」も、韓国民らとの接触の機会は 北鮮側の都合で大きく制限されている様だ。まあ、これまでの経緯から当然かもだが。国際的話題狙いと思われる、南北統一チームにしても、どうも北鮮ペースで編成が進んでいる印象が大きくある。多少は韓国側に配慮、との所もありはするが、今回五輪を政治利用せんとする意図が、強く匂って来るのだ。加えて、昨日「北」の首都 平壌(ぴょんやん)で強行された 軍事パレード。この事からも「北」が、南北宥和を匂わせる一方で、五輪憲章無視の 力の脅しもやめるつもりのない二重基準ダブスタぶりが、強く窺えるのだ。

今日午前には、安倍総理大臣も 開会式出席に赴かれたが、前回も記した様に、外交面で大きな期待はし難い所。文大統領以下、韓国要人との会談会合は、前出の日韓合意の再確認とか、当初予定の範囲だけにされた方が良いかも知れない。出発前の、与党国会議員多数の反対意見もよく分る。この時点で訪韓しても、我国益に資さない所多いからだ。だが、それらを踏まえながらも赴かれたという事は、そうした懸念を超える意義かあるから、との動機からだろう所は、少なくとも一定は信じる方が良いのだろう。

今回の平昌五輪の熱気は、拙視点からは「北」と、それに同調しがちな我国の左傾メディアにより「造られたもの」との印象が強い。厳しい鍛錬を積み上げ 会場へと赴いた選手各位は、勿論 心より応援するものだし、メダルという 目に見える成果と、表彰式に 少しでも多くの日章旗が翻る所も、是非見たいのが本音なるも、これまでにない政治利用臭は 意識しても良いと思うがどうだろう。今回画像は、此度の大雪で 図らずも優れた耐雪性能が認められた、北陸新幹線列車の走り姿を。 

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